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アルヒ(ARUHI)が住宅ローンを不動産投資に悪用。書類改ざんと報道

もふもふ不動産のもふです。2014年から不動産投資を行っています。

2019年1月と5月に住宅ローンを不動産投資に悪用していると報道がされて、いろいろと影響が広がっています。(参考記事:住宅ローンで不動産投資はダメです)

住宅ローンは住宅を供給する目的で融資されているので、低金利であり融資が出やすいなど優遇されています。それを悪用して不動産投資を行う手口が発覚しました。

フラット35のシェアNo1のアルヒが、住宅ローンで不動産投資を行っていないかどうか調査しているとプレスリリースを出しました。

この記事では、アルヒの情報について不動産投資家の目線で解説していきます。

アルヒ(ARUHI)の会社の概要

アルヒは、モーゲージバンク(証券化を資金調達手段とした住宅ローン貸出専門の金融機関)としてスタートしたのが始まりです。

前はSBIモーゲージ株式会社でしたが、アルヒ株式会社に名前を変更し東証一部上場している大企業です。

アルヒの概要

アルヒ株式会社
ARUHI Corporation
本社所在地 〒106-6008
東京都港区六本木一丁目6番1号 泉ガーデンタワー8階
主な事業内容 住宅ローンの貸し出し・取次業務、
保険代理店業務、銀行代理業務
登録番号 関東財務局長(1)第01512号
創業日 2000年6月9日
資本金 60 億円(2018年12月31日現在)
従業員数 314名(2018年12月31日現在)
代表者 代表取締役会長兼社長 CEO兼COO 浜田宏

アルヒの沿革

2001年5月 日本初のモーゲージバンク
2001年11月 ネットによる繰上返済サービスを開始。日本初
2005年5月 「SBI モーゲージ株式会社」に社名変更
2008年9月 モーゲージバンクとして日本初の銀行代理業許可を取得
2012年4月 日本初の韓国取引所有価証券市場(KOSPI)へ上場
2015年3月 住信SBIネット銀行の変動金利商品の取り扱いを開始
2015年5月 「アルヒ株式会社」に社名を変更
2017年12月 東京証券取引所市場第一部上場

アルヒの沿革より抜粋

フラット35の取扱件数では、日本一の会社ですね。

アルヒがフラット35を悪用されていないか調査中のプレスリリース

フラット35を不動産投資に悪用されているとの報道を受け、2019年5月7日アルヒがプレスリリースを出しました。

2019 年 5 月 4 日の朝日新聞で、【フラット35】※が不動産投資に悪用されているという報道がなされました。当社が主体となり不正を行った事実は確認されておりません。しかしながら、過去の融資案件につき不正な申請が持ち込まれ、当社が意図せず実行した可能性について、かねてより住宅金融支援機構様と協力し、調査を実施しております。同時に不正な申請を阻止する審査プロセスの厳格化につき住宅金融支援機構様と共に既に取り組んでおり、今後も継続して全力で強化してまいります。

アルヒのプレスリリースより

これを見ると、

「アルヒ自身が不正融資を主導していないけど、意図せずに不正融資してたから相談中」

って言っているように見えますね。。

日経新聞で「アルヒ、「フラット35」の審査厳格に 不正利用疑いで」の記事の中では、物件を持ち込む不動産会社自身を厳しくチェックしたり、投資用物件と住宅物件の営業が明確に分かれているのかどうかなども審査すると書かれています。

2020年1月27日に、日経新聞から「投資用マンションで書類改ざんと報道」

2020年1月27日に日経新聞から、「投資用マンション融資で書類改ざん」と報道されました。

日経新聞によると、

  • 年収や職業が改ざんされた例は10人以上
  • 年収300万円未満だった
  • アルヒとアプラスが提携した投資用マンション融資
  • 無職にもかかわらず、年収562万円と改ざん
  • フランチャイズ2店に集中

とのことです。

この結果を受けて、アルヒの株価は一時ストップ安付近まで下落。その後戻しましたが、前日より11%も株価が下落しました。

アルヒの株価。株探より。

アルヒはプレスリリースで、関与を否定しています。

投資用マンションローンに関する一部報道について
2020年1月27日付の日本経済新聞電子版で、投資用マンションローンの不正使用に関する報道がありました。
今回の報道にあるような、弊社のフランチャイズ店舗が主体となり不正を行った、あるいは審査書類が改ざんされたという事実は現段階で確認されておりません。
弊社が取り扱う「アプラス投資用マンションローン」に関しては、主に不動産事業者から持ち込まれた書類を取り次ぎ、株式会社アプラスへ送付する業務のみを担当しており、同ローンの審査、融資実行や債権管理等は弊社で一切行っておりません。

2020年1月27日アルヒのプレスリリースより

ワンルームマンション投資に注意しよう

残念ながら不動産投資には悪質な業者がたくさんいる状況です。

「絶対に儲かる」

などとの甘い言葉に騙されないことが注意です。

高い物件を売りつけて、そのまま逃げる業者が多数います。本当に注意しましょう。

今後住宅ローンの審査が厳しくなる可能性がある

まだ報道されたばかりなので情報が出ていませんが、住宅ローンを不動産投資に悪用するスキームは不動産投資家には知れ渡っていました。

また、2018年にスルガ銀行の不正融資問題が明るみに出て、1棟物の不動産投資物件を販売していた業者さんが区分マンション投資に流れ込み、銀行を騙して住宅ローンの不正融資進めていることは不動産投資業界ではよく知られていました。。

昨年のスルガ銀行の不正融資問題と同じくらいの影響度になると考えています。

今後、住宅ローンの融資が厳しくなる可能性があります。

そうすると、不動産を購入できる人が減ってくるので、早めに売却するというのも一つの戦略になるかもしれません。

もし住宅ローンで不動産投資をしていたら…

もし住宅ローンで銀行を騙して不動産投資物件を買われてしまっていたり、もしくは毎月赤字の状態の方は、早めに売却されるのも作戦だと思います。

売却してしまうと銀行から一括返済を求められるリスクがなくなりますし、都心の区分マンションは価格が高騰しており、思わぬ高く売れる可能性もあります。

ご自身の物件の価格がいくらくらいなのかを知るため、見積もりの査定に出すことをお勧めします。もしローンの残りよりも高く売れるのでしたら、思わぬ資産になります。逆にローンの残りの金額より高く売れないのでしたら、将来の人生設計に影響を及ぼす可能性もあります。

自分の物件の価格を知ることは、とても重要です。

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もし価格が折り合えば、そのまま売却活動もしていただけます。超大手なので、各社優良顧客リストを持っており、販売能力がとても高いと思われます。

一軒家、マンション、収益不動産などでも、売却査定してくれます!

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高く売るための方法の記事を読んでおくと、より高く物件を売却できる可能性があります。

アルヒ(ARUHI)が住宅ローンのフラット35を投資に悪用していないか調査のまとめ

アルヒのプレスリリースについて解説してきました。

アルヒの住宅ローンのフラット35が不動産投資に不正に利用されているかどうかは調査中ですが、いろいろな状況からすると既に使われていて対策を打っているところではないかと予想しています。

今後の状況に目が離せませんね。

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