初心者が最初に覚えるべきFX用語17選

  • FXの用語ってカタカナばかりで分かりづらい…
  • FXを始める前に覚えておくべき用語って結局どれなの

たしかにFXには独特な用語が多いので、その中でも何が重要なのか分かりにくいですよね。

そこで、今回の記事ではFXの初心者が最低限知っておきたい基本用語をまとめて解説します。

もんご

実際に取引をやってみないと理解しづらい点もあるけど、トレーダーデビューする前にチェックしておけばスムーズに取引を進められるはずですよ♪

FXのチャートに関する3つの用語

チャートとは為替相場をグラフにして表したもので、ローソク足、バーチャート、ラインチャートなど、さまざまな表示形式で通貨の値動きをチェックすることができます。

トレーダーにとってチャートの確認(分析)は避けられないので、しっかり押さえておく必要があります。

1.ローソク足

日本でほとんどのトレーダーが参考にするのがローソク足。ローソク足とはFXチャートで最も利用されている表示でローソクの形が由来になっています。

ローソク足は始値、高値、安値、終値の4つの価格レートを見やすく表示してくれます。また、赤や白、青などで色分けされているので為替相場のトレンドが読み取りやすいのが特徴です。

詳しくローソク足チャートを知りたい人はコチラの記事も参考にしてみて下さいね。

>>【初心者向け】FXチャートの見方を解説します

2.トレンド

トレンド(trend)とは為替相場の流行や傾向を意味します。ある通貨の傾向を示すときにトレンドというワードが使われます。

  • 相場が上がっている状態:上昇トレンド
  • 相場が下がっている状態:下降トレンド

また相場の状態が横ばいで安定している状態のことをレンジといいます。

3.テクニカル

テクニカルとは値動きの傾向をチャートから分析する「テクニカル分析」のことを意味します。

過去の相場の変動状態から未来の値動きを予測する分析方法で、FXで利益を出すためにはテクニカル分析は欠かせません。

対をなす言葉の「ファンダメンタルズ分析」は、国の経済状況などの経済的な指標を参考に為替相場を考えていく分析方法です。

FXトレード時に出てくる7つの用語

FXの取引時によく登場するワードがあるのでいくつか紹介します。

  1. スプレッド
  2. ポジション
  3. 決済
  4. スワップポイント
  5. レバレッジ
  6. 証拠金
  7. ロスカット

いずれもかなり大事なワードばかりなので要チェックです!

1.スプレッド(取引手数料)

スプレッドとは取引で発生するときの手数料を意味します。

たとえばドル/円のペアを1通貨買うときのスプレッドが0.2銭で、1,000通貨を取引すると以下の計算式になります。

0.2銭×1,000通貨=200銭=2円

※1銭は0.01円を意味します。

この2円がFX会社に支払われる手数料(スプレッド)になります。

スプレッドの「狭さ」をアピールするFX会社が多いのは「狭い=スプレッドが安い」という意味になるからです。

「スプレッドが広い=手数料が高い」ことになるので、スプレッドは狭い方がトレーダーにとってはお得なわけですね。

2.ポジション(買いポジション/売りポジションがある)

ポジションとは決済する前の取引中の状態を意味し、主に買いポジションと売りポジションがあります。

通貨を買っている状態は買いポジション、またはロングポジションといいます。1万円で100ドルを購入した場合は「100ドルの買いポジションを持っている」といいます。

逆に外貨を売っている状態のことを売りポジション、またはショートポジションと呼びます。

3.決済(取引を完了すること)

決済とは通貨の売買取引を完了させることを指します。

FXのトレードでは、ポジションを持っているだけでは利益はまだ確定されません。含み損や含み益が出ているだけで、リアルな利益や損失にはなっていないわけです。最終的に決済を行うことで、利益や損失が確定します。

今の保有しているポジションを決済させることをポジションクローズといいます。

4.スワップポイント(金利差で生まれる利益)

スワップポイントとは2つの通貨の金利差から生まれる利益のことです。

要するに低金利の通貨を売って高金利の通貨を買うことで、大きな金利差(スワップポイント)を得ることができます。

低金利の通貨を売って、高金利の通貨を買って保有すればするほどコツコツとポイントが溜まっていくので銀行預金をして金利を狙うようなイメージと似ています。

5.レバレッジ(資金の何倍もの金額で取引すること)

レバレッジ(leverage)とは「てこの原理」を意味し、自分が持つ資産以上の金額で取引を行うことができる仕組みのことです。

FXの資金が1,000円でも2万円、10万円として取引ができるので少ない資金で大きな利益を出せるチャンスがあります。

ただ、トレードで上手くいかないとが損失も大きくなるリスクを背負ってしまうので、レバレッジのコントロールには注意が必要です。

6.証拠金(FX会社に預ける資金)

証拠金はFXの口座に預けているお金のことで、FXのトレードを行うときの担保として扱われます。

証拠金にもいくつか種類があり、大まかに分けると以下の3つです。

  • 取引証拠金:FX会社に預けている資金
  • 必要証拠金:実際のトレードで必要となる証拠金
  • 有効証拠金:トレードした後に残った証拠金

FXをするときに最初に預ける資金のことを「取引証拠金」といいます。

たとえば、米ドル/円を2万通貨取引するときに必要な金額が8万円だと仮定します。取引証拠金が10万円あるとすれば、必要証拠金を8万円として取引を行います。

つまり、FX会社に預けている証拠金10万円から8万円を使うので残高は2万円になります。

もちろん、このトレードで3万円の利益を出すことに成功すれば残高は5万円、10万円の利益を出せば12万円になりますね。この取引後に残った証拠金のことを「有効証拠金」と呼びます。

そして、実際のトレードに対して取引証拠金が占める割合のことを「証拠金維持率」といったりします。

ちなみに証拠金維持率を算出する式は以下の通りです。

証拠金維持率=有効証拠金÷必要証拠金×100

※この式に当てはめて維持率が100%以下の場合はロスカットが発動される可能性があります。

7.ロスカット(自動で発動する強制決済)

ロスカットは証拠金維持率が一定の水準を下回ってしまうと自動的に発動される決済のことです。ロスカットが強制発動される基準は、各FX会社が設定しています。

基本的に証拠金の維持率が100%以下、50%以下で設けているところが多いです。

維持率を考えずに無理なトレードをすると、ロスカットの基準に引っ掛かってしまい強制的に損切りされるわけです。

そもそもロスカットはトレーダーが大損しないようにする仕組みですが、相場の急変が起こりロスカットが発動されずに大損して借金を背負うリスクもあります。

※ロスカット自体はどのFX会社にも設定されていますが、上記のように入金金額以上の補填が必要になる場合は追証(おいしょう)と呼ばれておりこちらの規定に関してはFX会社ごとに違っています。

FXの注文に関する2つの用語

FXにおける注文とは「現在の為替価格で買います!売ります!」という注文のことを意味します。

注文方法にはいくつかの種類がありますが、大事な2つだけを紹介しておきます。

1.成行注文(今すぐ取引できる)

成行注文(なりゆき注文)とは「今のレートで買いたい/売りたい」と判断したときに行う注文方法です。

取引画面を見て値動きをチェックしながら「売り」と「買い」を確定させるだけなので、初心者にとって最も分かりやすい注文方法といえます。

※注文して売買が成立することを「約定する」といいます。

2.指値注文(指定した価格で取引できる)

指値注文(さしね注文)とは「この金額になったら売りたい/買いたい」とあらかじめ指定しておく注文方法です。

決まった価格を設定しておけば自動的に売買を行ってくれるので、昼間は忙しくて相場を確認できないサラリーマンなどに向いています。ただし、価格をどのラインに設定するべきか判断が難しい面はあります。

FXのトレードスタイルに関する4つの用語

FXの代表的なトレードスタイルはこの4つが挙げられます。

  1. スキャルピングトレード
  2. デイトレード
  3. スイングトレード
  4. 中長期トレード

あなたのライフスタイルやFXをする目的によってもスタイルは変わりますが、それぞれ特徴を確認しておきます。

1.スキャルピングトレード

スキャルピングトレードとは数秒、数分単位で行う超短期取引のことです。1回の取引の利益が小さくなりやすいので、小さな利益をコツコツ狙うのが特徴です。

チャートに張り付いて相場の動きを見る必要があるので、日中仕事をしているサラリーマンや家事育児で忙しい主婦などにはあまり向かない手法です。

2.デイトレード

デイトレードは1日単位で相場の値動きを見定めて取引を行うスタイルです。数時間おきにトレードをするイメージです。

初めにFXをスタートする人は、デイトレードで取引に慣れていくのが最も経験値が溜まるのでオススメです。

3.スイングトレード

スイングトレードは数日から数週間ぐらいの間隔でトレードを行うスタイルです。数日単位での取引なので、サラリーマンや副業として片手間でやりたい人には向いている手法です。

1日のちょっとした隙間時間を利用して相場を確認するぐらいなので、画面に張り付いて相場を観察するスキャルピングやデイトレードに比べて大きなプレッシャーも感じづらいです。

4.キャリートレード(中長期トレード)

キャリートレードは数ヶ月~1年以上かけて中長期的な視点で行うスタイルです。主にスワップポイントを使って長期的に運用を行う手法が当てはまります。

4つのトレードの中でも堅実な手法ですが、各国の政策金利は変動しやすいのでもらえるスワップポイントも変化する可能性が常にあります。

その他の重要用語:デモトレード

デモトレードとは、実際のお金ではなく仮想通貨を利用した取引のことです。リアルトレードをする前のシミュレーションのようなイメージですね。

まるでゲーム感覚でFXができるのですが、本番並みのプレッシャーやストレスはまったくないので、あくまで練習として割り切って行うことが大事です。

あまりにデモトレードに慣れてしまうと「本番でも上手くいくに違いない」と考え、同じようにトレードすると大きな損失に繋がりかねません。

まとめ:FX用語を覚えたら次のステップへ

FXで登場する用語はまだまだありますが、今回は特に大事なワードに絞って紹介してみました。

用語や仕組みを覚えることも大事ですが、FXで利益を出すには地道にトレードを重ねて感覚を掴んでいくことがさらに重要です。相場を100%正確に予測することはできないですし、どれだけ勉強をしても本番はイメージ通りにはいかないものです。

最低限FXの知識を覚えたら、次のステップとして「FXの口座を開設して実際にトレードを経験する」あるいは「デモトレードで取引の感覚を身につける」ことをオススメします。

>>【仮想のお金でシミュレーション】デモトレードとは

>>【初心者向け】オススメのFX会社と口座の開設方法

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