いろんな株の購入パターンを覚えよう(ドルコスト平均法・分割注文・一点買い)

どのタイミングで買うのが良いのか悩んじゃうなぁ・・・。

リスクを押さえて株を買うにはどうしたらいいんだろう?

買うタイミングは非常に悩みますよね。

そこで今回は様々な買い方の紹介とできるだけリスクを減らせる株の買い方を解説します。

株の買い方は、主に3パターンあります。

  1. ドルコスト平均法
  2. 何回かに分けて購入する
  3. 1点買い

結論から書くと、初心者にはドルコスト平均法がお勧めです。

ドルコスト平均法

ドルコスト平均法とは、毎月同じ金額の株を買い続ける手法です。

たとえば、毎月1000円ずつ株を買うようなイメージです。

こんな例を考えてみましょう。

  • 毎月1000円ずつ株を買う
  • 1月株価が200円⇒5株購入
  • 2月株価が100円⇒10株購入
  • 3月株価が50円⇒20株購入

とします。4月に株価が200円に戻ったとしたら、どうなるでしょうか?

3ヶ月で3000円を支払って35株を買ったことになります。

1株200円になったので、7000円の評価になります。

株価が下がった時にたくさんの株を買ったので、株価が200円に戻った時に利益が出るんです。

ドルコスト平均法で購入すると、仮に株価が下がった場合は多くの株を購入することができるので、購入の平均単価を下げることができます。

積み立てNISAなど、この手法で買われています。5年10年と安定して増やしたい方向けの手法です。

長期目線でリスクを抑えて安定的に資産を作りたい時に役立つ買い方になります。

投資予定の資金を分割して、毎月同じ金額を同じ時期に淡々と買っていく手法です。

株が割安なのか割高なのかシビアに判断する必要がないので初心者から上級者まで人気の購入方法になっています。

参考記事:つみたてNISAの解説

もふ

ドルコスト平均法は、初心者に超おすすめの投資方法です!

何回かに分けて買う(分割注文)

ドルコスト平均法と似てますが、未来の株価はどうなるかを正確に予想するのは困難ですので一回でベストな位置での購入というのは非常に難しいのが現実です。

そこでリスクを分散する為の工夫として、ある株を100万円分買いたい場合に、1週間ごとに20万円ずつ5回に分けて購入するようなイメージです。

こうすることで、株価の変動があっても平均的な価格で購入することができます。

1回でたくさんの株を購入してしまうと株価変動のリスクは大きくなってしまう側面があります。

分割して購入するのは平均的な価格で購入するのに役立ち、精神的にも負荷が下がるので非常にオススメできます。

ただ分けて買おうと思ったときに、1回買った後に株価が上がると残念な気持ちになってしまうのですが、それは仕方ないですね。僕もよくあります(笑)

1点買い

一気に100万円分の株を買うようなイメージです。

買うタイミングがかなり重要になり、ハイリスクハイリターンな投資手法です。

買った後に下がってしまうリスクがありますが、買った後に一気に上がった場合にも利益が大きく出ます。

初心者にはあまりお勧めしません。

例えば1株5000円で100万円分買った後に、株価が4000円に下がったら、いっきにマイナスになります。

もともと100万円しか使う予定なかったとしても、下がってしまった損失をカバーするために更に突っ込んで買いたくなってしまう欲求に襲われます。

もしそこから、更に買ってしまうとに悲惨な事になってしまう場合があり、さらに株価が下がった場合に被害が大きくなってしまいます。

投資はギャンブルではないので、想定外の下げに対して買い増ししていくことは初心者の内は避けたほうが良いです。

どの買い方を選ぶにしても意識したいポイント

投資をする上で一番重要な点は冷静な判断をキープできる状態を保ち無理をしない事です。

どんな買い方であれ自分が冷静に判断できる範囲を見極めながら自分の投資方針に沿った作戦を立てて運用していきましょう。

自分の性格や方針などと相談しながら取り組みましょう。