「YouTubeは動画を毎日更新した方がいいの?」
「毎日更新にメリットはあるの?」
と疑問を持っていませんか?
YouTube初心者に向けたハウツーでよく聞くのが「動画を毎日更新すると良い」という噂。
根拠がはっきりしない記事が多く、毎日更新すべきか迷っている方は多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、更新頻度よりも動画の質の方がチャンネルの成長には重要です。
この記事では、動画の毎日更新に関して以下の内容を解説していきます。
- 毎日更新のデメリット
- メリット
- 毎日更新以外でチャンネルを育てるコツ
- YouTuberによる毎日更新の事例
動画の更新頻度で悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください!
【結論】毎日更新よりも動画の質が重要
繰り返しになりますが、YouTubeでチャンネル登録者を増やすには、毎日更新よりも動画の質が重要です。
動画の投稿本数が増えたところで、質が伴っていないと視聴者からの支持を得られないからです。
ヒカキンさんやはじめしゃちょーさんが動画を毎日更新して結果を残せたのは、YouTuberがまだ定着していないブルーオーシャンな時期だったことが要因だと考えられます。
YouTuberが飽和している今、毎日更新だけで大きな注目を集めることは難しいでしょう。
実際に毎日投稿をしても稼げない人、不定期更新なのに再生回数を順調に伸ばす人のどちらも存在します。
更新頻度だけにとらわれず、視聴者が「ぜひこの人の新作動画を見たい」と思うような動画の質を意識して投稿してくださいね。
動画を毎日更新する3つのデメリット
動画の毎日更新は、デメリットが大きいため効率的な戦略とは言えません。
この章では動画を毎日更新するデメリットを3つお伝えします。
- 時間が足りない
- ネタ切れになる
- 目標がズレる
それぞれ確認してみましょう。
【動画を毎日更新するデメリット1】時間が足りない
動画の毎日更新するためには、時間の捻出が必要です。
撮影や編集のために時間を確保しなくてはならないので、上手くスケジュール管理ができなければ毎日更新の継続は難しいでしょう。10分の動画を完成させるのに必要な時間は4〜8時間といわれています。
副業でYouTubeをしている人は、このようにまとまった時間を作るのはかなりキツいでしょう。
仮に時間の短縮を最優先にして動画を制作しても、クオリティが下がっては意味がありません。
YouTubeに割ける時間が少ない人は、毎日更新を続けることで睡眠時間が減ったり、他の自由な行動が制限される覚悟が必要です。
▼動画編集に時間がかかる理由を解説▼
【疲れる】動画編集が大変で時間がかかる4つの原因と対処法6つ
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【動画を毎日更新するデメリット2】ネタ切れになる
動画のために毎日ネタを考えるのは大変です。
最初のうちはペース良く更新できても、いつかネタ切れになる恐れがあります。
例えば3年間の毎日更新を目標にしているなら、必要なネタの数は1,000本以上。面白いネタを1,000本以上もコンスタントに生み出せる自信がなければ、毎日更新はつとまりません。
企画を考えるのが苦手な方や発想力が豊かでない方はしばらくしてネタ出しが滞り、毎日更新を苦痛に感じる可能性があります。
▼YouTubeのネタを探す方法を伝授▼
【必見】YouTubeのネタの探し方10選!注意点も徹底解説【もう悩まない】
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【動画を毎日更新するデメリット3】目標がズレる
毎日更新にとらわれすぎると、YouTubeを続ける上での目標がズレる恐れがあります。
「チャンネル登録者数を増やそう」「視聴者に喜んでもらおう」といった毎日更新を始めた当初の目標を見失い「毎日更新すること」自体が目標にすり替わるからです。
毎日更新はあくまで投稿スタイルの1つであって、最終目標ではありません。
目標と手段が逆転し、チャンネル運営の方向性がブレるのは大きなデメリットです。
動画を毎日更新する3つのメリット
毎日更新にはメリットも存在します。
- 技術が上がる
- 視聴者の目に入るチャンスが増える
- 視聴者の満足度が高まる
ただし、先にお伝えしたように動画の質が伴ってこそ効果が生まれます。
デメリットと合わせてご確認ください。
【動画を毎日更新するメリット1】技術が上がる
動画の毎日更新により、撮影や編集の技術が上がります。
なぜなら、反復的に実践ができるからです。
量をこなすことで撮影のコツがつかめたり、最初は時間がかかっていた編集でも毎日更新を続けるうちに慣れて時短したりできます。多くのYouTuberが苦手意識を持ちやすいトークも、回数とともに成長するでしょう。
【動画を毎日更新するメリット2】視聴者の目に入るチャンスが増える
動画を投稿するほど、動画が視聴者の目に入るチャンスは増えます。
更新のたびに通知で知らせたり、チャンネルの存在を知ってもらう入口が増えるからです。
週に1本の更新と毎日更新を比較すると、露出のチャンスは単純計算で7倍。
視聴者が更新に気づいてくれたり、関連動画に掲載される機会が増えたりすれば、再生回数やチャンネル登録者数が増えるでしょう。
【動画を毎日更新するメリット3】視聴者の満足度が高まる
動画の更新頻度が高いと、視聴者の満足度が高まります。
なぜなら、好きなYouTuberの動画は、毎日でも新作を見たいと思う視聴者が多いからです。
「このYouTuberは毎日動画を更新している」と覚えてもらえれば、動画視聴を日課にする方も増えるはず。
YouTuber側へのメリットみならず視聴者にまで喜んでもらえるのは、嬉しい点ですね。
毎日更新以外でチャンネルを育てるコツ
毎日更新の他にも、チャンネルを育てるためのコツはたくさんあります。
- トレンド性のあるネタを選ぶ
- 編集技術を磨く
- コラボ企画を行う
- 定期更新をする
- 関連動画や急上昇への掲載を目指す
- コメントに目を向ける
更新頻度だけに頼らず、様々な施策を組み合わせて戦略的にチャンネルを成長させましょう。
【毎日更新以外のコツ1】トレンド性のあるネタを選ぶ
動画で取り扱うネタのトレンド性は重要です。
バズが起きやすくなったり、一時的な再生回数の増加が見込めたりするからです。
例えば、2021年に話題になっているアプリ「Clubhouse」に関する動画を多くのYouTuberが投稿し、注目を集めています。視聴者の関心度が高いネタを選べば、チャンネル登録者以外からも再生されるチャンスになるでしょう。
SNSやニュースアプリでトレンドを知り、活用できそうなネタを動画に落とし込んでくださいね。
【毎日更新以外のコツ2】編集技術を磨く
編集技術を常に向上しましょう。表現の幅を広げ、動画の質を上げるためです。
昔のテレビ番組のテロップが古臭く感じるように、同じ素材でも編集次第で動画は垢抜けます。
様々なチャンネルの編集をリサーチし、魅せ方を参考にしましょう。
【毎日更新以外のコツ3】コラボ企画を行う
チャンネル登録者数がある程度増えてきたら、コラボ企画を検討しましょう。
新しい視聴者の取り込みを行うためにコラボが有効だからです。
コラボ企画とは、登録者が同規模かそれ以上のYouTuberと共同で動画を制作し、お互いの視聴者に興味を持ってもらう手法のこと。
収益の配分などをよく話し合ってからコラボを行い、トラブルを防いでくださいね。
【毎日更新以外のコツ4】定期更新をする
人によっては毎日更新は難しいかもしれませんが、自分の中で定期更新日を決めておくのがおすすめです。
なぜなら、目標を決めて逆算して行動することで、動画更新の挫折を防げるからです。動画投稿を継続できるか不安な方は「月に5本は投稿する」「毎週金曜日に投稿する」など、具体的に更新ルールを決めておきましょう。
視聴者にとっても更新リズムを把握できた方が、チャンネルへのアクセスを習慣化してもらえますよ。
【毎日更新以外のコツ5】関連動画や急上昇への掲載を目指す
関連動画や急上昇へ掲載されるよう、動画を工夫しましょう。
動画がチャンネル登録者以外の目に入るきっかけになるからです。
関連動画への掲載は、適切なタグ付けが効果的。内容の近い動画のタグを参考にしましょう。
また、急上昇ランキングは視聴回数の伸び具合や話題性を元に様々な動画が掲載されています。
どちらも今までにあなたのチャンネルを知らなかったユーザーに認知を拡大できる大きなチャンスになりますよ。
▼ライバルの動画に付けられたタグを調べる方法▼
【必見】YouTubeのタグづけするコツは4つだけ!競合分析の方法も伝授>>【必見】YouTubeのタグづけするコツは4つだけ!競合分析の方法も伝授
【毎日更新以外のコツ6】コメントに目を向ける
動画に寄せられたコメントに向けることが大切です。
なぜなら、コメントを確認すれば視聴者に求められていることや率直な意見を吸い上げられるから。
YouTubeで成功するなら、動画の方針を見直しながら最適化する必要があります。
- 改善できる点はないか
- どのような点が視聴者に評価されているのか
- 視聴者が動画の内容に疑問を持っていないか
などをコメントで確認し、アナリティクスだけでは分からない視聴者の変化を分析してくださいね。
【参考】YouTuberによる毎日更新の事例
毎日更新だけで確実にチャンネル登録者を増やせる訳ではありません。しかし毎日更新はYouTubeで成功する1つの要因です。
そこで、毎日更新の事例を3つ紹介します。
- 水溜りボンド
- 東海オンエア
- スカイピース
それぞれのYouTuberがどのように毎日更新を付き合ってきたか、参考にしてみてください!
【毎日更新の事例1】水溜りボンド
水溜りボンドは2020年年末までの丸6年間、毎日更新を続けました。
毎日更新を終了する理由は、できる限り長く動画投稿を続けていくためのスタイル変更であると前向きに説明しています。
毎日更新の終了を発表する際には、親交のあるYouTuberが大勢出演するミュージックビデオを公開。終了時まで徹底してエンターテイメントを追及し話題になりました。
【毎日更新の事例2】東海オンエア
東海オンエアは月曜日以外、毎日更新を行っています。
6人いるメンバーで出演や編集を分担することで、それぞれの負担を軽減。さらに、年末年始などは長期休みを設けるなどして息抜きをしながら毎日更新と上手く付き合っています。
曜日だけでなく投稿時間も21時に固定し、視聴者がチャンネルへのアクセスを習慣化する結果となりました。
【毎日更新の事例3】スカイピース
スカイピースは結成してから約4年間、毎日更新を行いました。
音楽活動に集中するため毎日更新は終了しましたが、サブチャンネルで更新頻度を上げると発表。
メインチャンネルではコラボ動画などの大型企画やミュージックビデオを投稿していくよう使い分けています。
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