投資家がメタプラネットに投資をしない理由とは?

もふもふ不動産のもふです。投資歴20年以上で株式投資や不動産投資で数億円の資産を築きました。

皆さん、メタプラネットってご存知でしょうか?資金調達をしてビットコインと買いまくっている会社で、株価が大暴騰した後に大暴落しており、投資家の中でとても話題になっています。

今回は、投資家がメタプラネットの株を買わない理由について解説していきます。投資は自己責任ですので、買うも買わないもご自身で判断してください。

メタプラネットのチャート。30円くらいから1930円まで暴騰し、今は500円くらいまで暴落している。
メタプラネットのチャート。30円くらいから1930円まで暴騰し、今は500円くらいまで暴落している。

メタプラネットはどんな会社なのか?

株を発行して得たお金でビットコインを買い集める
株を発行して得たお金でビットコインを買い集める

一言でいうと、

株を発行して得た資金で、ひたすらビットコインを買い集める会社

です。非常に単純ですね。

これまでに購入してきたビットコインは25555コイン。金額にして4173億円にもなります。よくここまで資金調達してきたのがすごいです。

メタプラネットのサイトに財務諸表がまとめられている
メタプラネットのサイトに財務諸表がまとめられている

mNAVという指標が注目されている

ビットコインに投資している上場企業が割りあだ化か割安かを表す指標として、mNAVという指標があります。

これは、企業価値が保有ビットコインの何倍なのか?を表す指標で、1を超えると割高と言われているそうです。個人的にはPBRでいいのでは?と思っているのですが、ビットコイン保有上場企業の評価はmNAVでやっているそうです。

2025年9月25日時点では、mNAVが1.15まで下がってきました。

私がメタプラネットに投資しない理由

メタプラネットは投資対象かどうか?を一言でいうと、、

投資対象としては論外!
投機・ギャンブルとしてなら自由に買えばいいのでは?

です。なぜ投資家の僕がメタプラネットに投資しないのかですが、まとめると以下になります。

  1. 割高なので買う理由がない

  2. 税金が優遇といっても、普通の人は税制面での恩恵を受けられない

  3. 将来ビットコインの分離課税のリスクがある

  4. 値動きが激しいから買っているのは投機目的でギャンブル

1)割高なので買う理由がない

投資家は今は評価されていなく本来の価値よりも割安なものを買い、将来の適正な水準に値上がりして株価が戻ったり、長期的に企業が成長して売り上げや利益が上がるものを買うべきだと思います。

メタプラネットは、そもそも時価総額が保有資産以上に評価されており割高なので買うメリットはありません。

2)税金が優遇といっても、ほとんどの人に関係がない

よくビットコインの税金が最大55%で高いという人がいますが、55%になるのは利益が4000万円以上の部分に対してのみが55%になります。

給与と合算した課税所得が320万円だったら、株と同じ20%です。

なので、たいしてもうかってない初心者が税金が高いというのは稼いでもない税金を心配しているようで滑稽でしかありません…

3)ビットコインが分離課税になる可能性もあり

現在、ビットコインは給与などと合算されて課税されていますが、将来的に株やFXのように分離課税になる可能性も議論されています。

もしそうなったら、メタプラネットの株を買うメリットは全くなくなります。

4)値動きが激しいので買っている

まさにこれは投機目的で買っていることになり、投資対象としてはボラティリティが高すぎて向いていません。ギャンブル的な要素が激しく、安定した資産を築くのにはメタプラネットの株は投資対象外としたほうがいいでしょう。

メタプラネットの株の本質的な問題点とは?

長期保有のための投資先としてメタプラネットが向いていない本質的な問題点として、

ディスカウントされた株を発行して資金調達をすることで、既存株主の利益が既存される。またビットコインを買い増ししていくことで、平均買い付け単価が上がっていくので、どんどん含み益が薄まっていく構造をしている

があります。

ディスカウントした金額での第三者割当増資やMSワラントで資金調達することで、既存株主の保有割合も下がりますし、普通にビットコインを買うよりもコストが高くなります。

そして、そのお金でビットコインを買ったところで、どんどん平均買い付け単価が上がっていくので株主として長期保有するメリットがどんどんなくなってしまいます。

保有株の株価が上がっていくので、もっと欲しいと思い買い増しした経験がある方は多いと思います。その時、平均取得単価がどんどん上がっていきませんでしたか?そして少し株価が下がったら、マイナスになって買い増ししなければよかった・・・という思いは、何度かやってしまっています。

メタプラネットが資金調達をして株を買い進めるのも同じことで、どんどん平均取得単価が上がっていくので相対的な含み益がどんどん削られて行きます。

そんなわけで、個人的にはメタプラネットを投資対象としては見れないのでした。

YouTubeでも解説していますので、良かったら見てみてください。

あわせて読みたい

企業分析の一覧へ 投資・テクノロジー解説TOPへ