「弊社もYouTubeを活用すべき…?」
「企業もYouTubeに参入するメリットはあるの?」
「ライバル企業が動画をはじめたみたいだけど、うちはどうしよう?」
YouTube運用を運用している企業は増えてきています。そのため、自社に活かす手段はないかと気になっている担当者の方も多いでしょう。しかし、具体的な活用方法や戦略が固まらないままになっていませんか?
企業がYouTubeを活用するのは、非常に効果的です。テレビCMより低コストで、狙ったターゲット層にアプローチしやすいという特性があるので、うまく利用すれば事業やサービスの知名度をぐんとあげることができます。
ライバル企業が導入する前に、うまく活用するのがおすすめです。
そこで、この記事では企業のYouTube活用について以下のことを解説していきます。
- 企業がYouTubeを活用する目的
- 活用のパターン
- メリット
- 活用のポイント
初心者の方でもわかりやすいように、基礎からしっかりと解説しています!ぜひご覧ください!
企業がYouTubeを活用する目的
YouTubeは、今やほとんどの企業でマーケティングに活用されています。
企業がYouTubeを活用する1番の目的は、知名度を向上させること。そして認知があがると以下のようなメリットがあります。
- 商品やサービスに興味を持つ人が増える
- 動画を通じて自社サイトへのアクセスが増える
- メルマガやLINEへの登録誘導でリスト獲得できる
YouTubeの動画をきっかけに、最終的には売上がアップするのが企業の理想なのです。
企業による YouTube活用の3パターン
企業がYouTubeを活用する方法は大きく分けて3つあります。
- 動画投稿
- 広告運用
- YouTuberにPR依頼
紹介したい内容に合わせて、相性の良いパターンを選んでみてくださいね。
【 YouTubeのパターン1】動画投稿
YouTubeを一番シンプルに使うパターンが、動画投稿です。
投稿動画の中で自社の商品やサービス、会社名を紹介することで、視聴者へのアピールをしていく戦略です。
これは、サービス系の企業では非常に有効ですね。
- ジムトレーナーによる筋トレ講座
- 英語講師による5分間英文法
- 美容師によるヘアケアの方法紹介
自社に関係のある内容で動画発信を続けることで、ファンを掴むことができます。内容が魅力的であればその人が提供するサービスにも興味を持ってもらえるので、結果として集客につながるのです。
企画力、編集力、宣伝力など様々な力が問われますが、動画の制作を自社で行えばコストをかけずにYouTubeの活用ができます。
【 YouTubeのパターン2】広告運用
YouTubeでは広告を配信する機能があります。
動画の冒頭に流れる十数秒程度のCM部分に、自社の動画を出稿するのも一つの手。具体的な商品や新サービスを、多くの人に認知させたいときに有効な方法です。
ユーザーが動画を見たときにのみ掲載料金が発生するシステムで、支払った金額に応じてCMを流してもらえます。見て欲しい年代や性別を設定し、相性のいい動画のCMとして流れるようにできるので、限られた金額でしっかりターゲットにアプローチできます。
【 YouTubeのパターン3】YouTuberにPR依頼
YouTubeで活動している動画投稿者(YouTuber)にPRの依頼をするパターンもあります。
依頼料を払った上で、商品やサービスをYouTuberで紹介してもらうのです。
企業のチャンネルがまだ大きく育っていない場合や、出演者や編集への人員が足りない時でも依頼は可能です。
商品やサービスのイメージに合うYouTuberや、視聴者層が商品ターゲットと重なるYouTuberを選んで事務所と交渉してみましょう。
普段のターゲットと違う層にアプローチしたいときはピッタリの方法です。
企業がYouTubeを活用すべき理由4選
YouTubeを活用すべき理由は、大きく分けると4つあります。
- YouTubeの利用者が増加しているから
- 効果測定が可能だから
- 検索行動が YouTubeに移っているから
- ファン化が重要な時代だから
【活用すべき理由1】YouTubeの利用者が増加しているから
YouTubeの利用者は年々増加しています。
YouTube公式の発表によると、月間アクティブユーザー数は世界で20億人以上。これは、インターネット利用者の3分の1がYouTubeを毎月利用している計算になります。
なるべく母数の大きな団体に向けて発信することで、より企業を知ってもらう機会が増えますよ。
【活用すべき理由2】効果測定が可能だから
YouTubeでは、他の動画投稿サイトよりもかなり詳しい効果測定ができます。
分析できる数値は以下の通りです。
- 視聴回数
- ユーザー層
- 視聴維持率
- 再生場所
- 再生端末
- トラフィックソース
これらの機能は全て無料で使えます。
動画の長所や短所を詳しく分析することで、次からの動画制作をさらに良いものにしていくことができます。
▼YouTubeの分析ツール「アナリティクス」の読み方▼
【必見】YouTubeのアナリティクスは最低限4つのポイントを押さえよ【読み方丸わかり】
>>【必見】YouTubeのアナリティクスは最低限4つのポイントを押さえよ【読み方丸わかり】
【活用すべき理由3】検索行動がYouTubeに移っているから
検索エンジンといえばGoogleやYahooが真っ先に思い浮かぶ方も多いはず。
しかし、最近ではYouTubeも検索エンジンとして機能しているんです。
例えば「クレジットカード」の検索ボリュームを、YouTubeとGoogleで比較してみましょう。(参考:https://note.com/takupon0523/n/n4fde3af19ffa)
- YouTube:約323万
- Google:約80万
このように、キーワードによってはすでにYouTubeのボリュームのほうが多いのです。
検索行動の場となっているYouTubeを活用しない手はありません。
【活用すべき理由4】ファン化が重要な時代だから
現代ではSNSを通じて個人にもファンがつく時代となりました。
企業も負けてはいられません。
正しくYouTubeでマーケティングができていれば、中小企業でもファンを獲得している例があるのです。
具体例は「企業のYouYube活用成功事例4選」の章で紹介していきます。
企業が YouTubeを活用するメリット5選
ただ流行りに乗ってチャンネルを開設するよりも、メリットを意識して運営した方が効果は大きくなるはずです。
ここでは5つに絞って、メリットをお伝えします。
- ローリスクハイリターン
- 掲載できる情報量が多い
- 広告で細かなターゲティングができる
- コアなファンを作れる
- 広告収入という新しい売上
【活用のメリット1】ローリスクハイリターン
YouTubeは上手に活用すれば、ローリスクハイリターンで売り上げにつなげることができます。
自社で動画制作をできれば、初期費用は0で抑えられるのです。
さらには動画による収益を狙うだけでなく、自社サイトへのアクセスを促すこともできます。
- リスト獲得
- 商品の購買
- 内容シェアによる新たな顧客候補の獲得
など、YouTubeのファンが自社サイトに流れる利点は多いです。
【活用のメリット2】掲載できる情報量が多い
YouTubeは掲載できる情報量に制限がありません。
動画の長さ、本数ともに自由に制作することができるのです。他の宣伝手段であるテレビCMや雑誌には、秒数やページ数など掲載できる情報量に限りがあります。
しかしYouTubeなら納得いくまで自社商品の良さをアピールできます。
【活用のメリット3】広告で細かなターゲティングができる
前述した通りYouTubeで広告を流すと、他のチャンネルの動画の節々で宣伝できます。このYouTubeの広告では以下のような項目で細かなセグメント設定が可能です。
- 年代
- 性別
- 検索行動
- 興味分野
あなたの企業に合ったターゲットに限定できるので、省コストで効率的な広告運用ができます。
【活用のメリット4】コアなファンを作れる
YouTubeには、視聴者と密なコミュニケーションを取れる機能も備わっています。例えばコメント返信やメンバーシップの機能です。
メンバーシップとはザックリ言うと、チャンネルごとに月額制のスポンサーを募ってクローズドな交流をするサービスを指します。
これらを上手に活用してYouTubeの利用者層をファンに取り込めます。
コメントの内容が次のサービスの種になったり、改善のヒントになったりする可能性もありますね!
【活用のメリット5】広告収入という新しい売上
YouTubeでは広告収入によって新しい売上の柱が期待できます。
簡単に言うと、投稿した動画の再生に応じてYouTubeから広告インセンティブを受け取れるのです。自社の商品やサービスの販売と掛け合わせてさらに大きな売上を作りましょう。
また、YouTubeから集客することでメインの事業の売上を伸ばすことも可能です。
当メディアの運営元「もふもふ不動産」では、YouTubeを活用した売上UPの方法に悩んでいる方に向けて、コンサルティングもおこなっています。
個別の問題点をヒアリングした上でアドバイスをしたり、動画編集を代行したりできるので、活用方法に悩んでいる方は一度ご相談ください!
企業のYouYube活用成功事例4選
ここからは実際にYouTubeで成功している企業の実例を紹介します。自社がYouTubeに進出するときの戦略のお手本にしてみてくださいね。
【事例1】有限会社佐藤葬祭
葬祭という少し特殊なジャンルながらも、登録者を増やし続ける中小企業のチャンネルです。
葬祭ディレクターのオーナーが自ら葬儀の疑問や豆知識など、時事ネタを交えながら発信しています。2015年のチャンネル開設依頼、毎日投稿を続けています。
結果、現在では約9万人の登録者に指示される巨大チャンネルとなりました。
【事例2】ポケモンカード
ポケモンのカードゲーム事業でもYouTube公式チャンネルを運営しています。
カードの購入層である子供を上手に取り込むため、ライブ配信などを通じてゲストを呼びながらカードバトルの番組を制作しています。
本格的に動画を制作すればテレビ番組のようにも作れるはずの運営元ですが、あえてYouTubeらしい子供向けの編集を取り入れています。
【事例3】トヨタ
俳優の香川照之を起用した取材企画は、テレビCMでも見たことがあるのではないでしょうか。
その取材のフルバージョンをYouTubeに公開し150万回以上の再生を記録しています。
さらにはミュージックビデオやスポーツ選手への密着など、発信の内容は多岐に渡ります。
【事例4】カレイドスコープ
カレイドスコープは東京にある耳かきサロンです。
耳の中を映す特殊なカメラを使って耳かきの様子を投稿しています。以外にも隠れ耳かきファンがいるようで、投稿のたびに大ヒットを連発。
最近ではYouTuberとのコラボ耳かきも積極的に行い、さらにファン層を広げています。
企業が YouTubeを活用するための5つのポイント
紹介した企業のように、YouTubeで成功をおさめるにはコツがあります。
ここではすぐに取り入れられる5つのポイントを紹介していきます。
- コンセプトを明確にする
- 動画のクオリティを重視する
- 視聴維持率を意識する
- SNSと連動する
- SEO効果を意識する
【ポイント1】コンセプトを明確にする
動画のコンセプトは明確にしましょう。
伝えたい内容を明確にしないと、迷走しがち。具体的なコンセプトがあれば、社内での方向性のズレを防ぐことができます。
そうすることで、より視聴者視点での動画を作成しつつ、伝えたい内容をしっかり届けることが可能です。
【ポイント2】動画のクオリティを重視する
動画には、編集で手を加えてクオリティを意識して制作しましょう。特に広告出稿する場合は、再生されているチャンネル同等のレベルが必要。
クオリティの目安としては、登録者が数万人以上のYouTuberに負けない程度の編集スキルを考えておきましょう。
動画を編集できる人材が確保できなければ、外注も一つの手段です。
【ポイント3】視聴維持率を意識する
YouTubeを分析するときは登録者数や再生回数に目が行きがちですが、実は視聴維持率も重要です。
視聴維持率とは、視聴者が動画をどの時点まで再生してくれているかの平均を出した数値です。どのあたりで視聴者が動画から離脱してしまったのか知ることで、次の投稿動画への改善点を見つけることができます。
▼YouTubeの視聴維持率の読み方や改善ポイントを解説▼
YouTubeの視聴維持率の目安は50%!4つのグラフパターン別に取るべき対策を伝授
>>YouTubeの視聴維持率の目安は50%!4つのグラフパターン別に取るべき対策を伝授
【ポイント4】SNSと連動する
企業がYouTube以外のSNSを利用していれば、積極的に連動させましょう。
YouTubeへのアクセスが見込めるだけに止まらず、各SNSへの逆流入も期待できます。YouTubeとSNSの相乗的な拡散を狙ってくださいね。
【ポイント5】SEO効果を意識する
Webサイトと同じようにYouTubeにもSEOは存在します。SEOとは、検索エンジン最適化のこと。簡単に言えば、YouTubeで動画検索をしたときに、上位に表示させる施策のことです。
- キーワードの意識
- YouTubeに最適化した動画作成
- 説明文の工夫
- タグを有効活用
など、視聴満足度をあげた上でテクニックを理解することが大切。単に動画を投稿するだけで終わらず、検索からの流入も狙っていきましょう。
▼YouTubeのSEOに関する最新情報をお届け▼
YouTube内SEOの極意は視聴者満足度!資産化される動画の作り方を徹底取材
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企業も YouTube活用の波に乗るべき!
今や娯楽においてYouTubeは欠かせない存在になりました。企業でも新しい宣伝の場としてYouTubeに進出すればたくさんのメリットが得られます。
他の企業に遅れを取らないよう、YouTubeのノウハウをさらに学んで活用のアイディアを固めていきましょう!
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