「不動産はYouTubeのネタになる?」
「不動産会社の活用事例はある?」
「どのように動画を作ればいい?」
本業で不動産に関わっていたり、不動産に関する副業で稼いでいたりしていて「YouTubeで活かせないかな?」と考えたことはありませんか?
実は不動産系のYouTubeチャンネルは狙い目です!
ゲーム実況などの巨大ジャンルに比べてライバルが少なく、衣食住の1つとして必要性の高い話題を取り扱えるからです。
そこでこの記事では不動産系のYouTubeチャンネルをこれから作りたい方のために、以下の内容を解説していきます。
- 不動産ネタのアイディア
- 参考になる不動産系YouTuber
- 不動産系YouTuberになるコツ
- 物件紹介動画を撮影するコツ
不動産会社はもちろん、個人でも不動産チャンネルは作れます。
不動産業界で働いたことがある方や、物件を調べるのが好きな方はぜひ参考にしてみてください!
YouTubeで不動産ネタを取り扱う3つのアイディア
不動産ネタといっても、どのような方向性で動画を作れば良いのかピンと来ない方も多いのではないでしょうか。
こちらでは、不動産系の動画で使える4つのネタを解説します。
- 物件紹介系
- 解説系
- 投資系
自分の興味と重なるネタがないか、確認しておきましょう。
1.物件紹介系
本来は物件に足を運んで見学しますが、YouTubeを活用した紹介動画が多く投稿されています。
不動産会社によるYouTubeチャンネルではメインの投稿内容です。
テキストや写真による案内よりも、動画のほうが実物に近い感覚で内見できます。
顔出しや声入れなしで動画を作れるのも嬉しいポイント。
個人でも紹介動画を投稿している方はいますが、不動産会社との繋がりがないと取材のアポ取りがやや難しいでしょう。
2.解説系
物件探しをしている方に向けた、解説動画です。
引っ越しの経験などをもとにすれば、不動産を仕事にしていない方でもネタを作れるでしょう。
よく解説されているのは次のような内容です。
- 物件選びのポイント
- 良い不動産会社の見抜き方
- おすすめの間取り
話題さえ考えればネタは尽きません。
撮影のために外出する必要がないのもメリットです。
3.投資系
不動産投資に関する動画も多く投稿されています。
大家として稼ぎたい方に向けた発信がメイン。
- 不動産投資のはじめ方
- 稼ぐコツ
- 実績公開
などの話題がよく投稿されています。
不動産投資(大家)で結果を出している方におすすめの発信内容です。
参考になる不動産系YouTubeチャンネル6選!
こちらでは不動産ネタを取り扱うYouTubeチャンネルを6つ紹介します。
- 不動産屋ラムエイ
- ゆっくり不動産
- ウラケン不動産【浦田健公式】
- YouTube不動産
- 不動産投資の楽待 [RAKUMACHI]
- もふもふ不動産
それぞれがどのように個性を出しているのか、参考にしてみましょう。
1.不動産屋ラムエイ
不動産屋ラムエイは、不動産会社によるチャンネルです。
物件紹介系YouTuberの先駆けとなる存在。
関西周辺を中心にアパートから戸建てまで、あらゆる物件の内見動画を投稿しています。
不動産系の他チャンネルや企業とのコラボ企画も積極的に行っています。
ゆっくり実況という音声合成ソフトを使い、投稿者は一切顔出し・声出しをしていません。
Twitterでは不動産動画の裏側やYouTubeの攻略情報を発信しています。
不動産会社の内見チャンネルを立ち上げようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
2.ゆっくり不動産
ゆっくり不動産は「不動産屋ラムエイ」を参考にしたチャンネルで、2021年現在では「不動産屋ラムエイ」を抜いて不動産系のなかで最大規模のチャンネル登録者数となりました。
海外の不動産会社とタイアップして物件を紹介するなど、企画力の強さがポイント。
ゆっくり実況で物件を紹介する動画スタイルは「不動産屋ラムエイ」を似ていますが、取り上げる物件の特徴やナレーションの雰囲気がかなり違うので、両方のチャンネルに登録している視聴者も多いようです。
また、個性的な家を建てた建築家からのお宅訪問依頼も受け付けて、動画の題材にしています。
- 室内にトンネルがある物件
- 天井が高すぎる物件
- 玄関が極端に長い物件
など、おもしろ系の物件紹介を多く行っています。
3.ウラケン不動産【浦田健公式】
ウラケン不動産は、不動産投資の解説をするチャンネルです。
ベストセラーとなった「金持ち大家さん」の著者が、不動産コンサルタントの知識をもとに、不動産投資による資産作りをすすめています。
- 新築ワンルーム投資の危険性
- 儲かる激安戸建ての特徴
- 不動産の買い時
など、発信しているのは検索ではなかなか知れない具体的な内容ばかり。
大家目線で情報発信をしたい方は、ぜひ確認してみてください。
4.YouTube不動産
YouTube不動産ではこれから家を買いたい、建てたいといった一般ユーザー向けに情報を発信。
1つ前に紹介したウラケン不動産と対照的なのターゲット設定です。
1級建築士という不動産のプロの目線による、アドバイスを発信しています。
- 1級建築士が絶対に選ばない間取り
- 持ち家と賃貸どちらが良い?
- 壁紙の選び方
- 注文住宅の収納を決めるコツ
など、失敗しないための不動産選びのポイントが分かります。
不動産の本業でつちかった知識や資格を活かしてYouTuberになるなら、ぜひチェックしておきましょう。
5.不動産投資の楽待 [RAKUMACHI]
不動産投資の情報サイト「楽待」が運営するYouTubeチャンネルです。
不動産業界の裏話や大家の体験談など、幅広い話題を取り扱っています。
さらに、不動産に関するバラエティ系企画からドキュメンタリーまで幅広く投稿。
- 地面師事件の舞台取材
- あいりん地区の不動産会社に密着
- 特殊清掃に密着
- 1級建築士が「あつまれどうぶつの森」を解説
など、不動産に興味がない方でも興味深く試聴できる動画で再生回数をかなり伸ばしています。
クオリティの高い企画が多いので、動画の内容にこだわりたい方が参考にするのにおすすめのチャンネルです。
6.もふもふ不動産
もふもふ不動産は当サイトの運営もとによるYouTubeチャンネル。
登録者28万人以上のチャネルで不動産投資を始める方へアドバイスしたり、不動産業界に影響を与える時事ネタを解説したりしています。
不動産投資に関する知識の他、以下の内容も発信。
- YouTubeの攻略方法
- お金の稼ぎ方
- 投資の基礎
YouTuberとして成功したい方はぜひ参考にしてみてください。
なお公式LINEでもYouTube攻略の最新情報をお届けしています。
チャンネルをどのように運営していくべきかお悩みの方や、YouTubeに興味がある方に向けて発信していきます。
無料で登録できるので、ぜひご利用ください!
不動産系YouTuberになる4つのコツ
不動産の話題を扱ったYouTuberはそこまで多くないため、ノウハウや攻略法がなかなか見つからないのが現状です。
そこでここからは不動産系YouTuberになるコツを紹介します。
- 資格をとる
- 必ず許可を取って取材する
- 誇大広告に気をつける
- 特定に繋がる情報は伝えない
それぞれ確認しておきましょう。
1.資格をとる
資格を持っておいたほうが、他のチャンネルとの差別化になります。
専門的な知識があるというアピールになり、視聴者からの信頼性がアップするからです。
特に評価が高い不動産関連の資格として、以下のようなものがあります。
- 宅地建物取引士(宅建)
- 不動産鑑定士
- 建築士(1級・2級)
資格なしに不動産契約を仲介すると、不動産ブローカーという違法行為になる場合も。
YouTubeでの投稿からさらにビジネスを展開しようと考えていたら、必要な資格を必ず取得しましょう。
2.必ず許可を取って取材する
物件紹介を行う際は、必ず大家や管理会社の許可を取ってから取材しましょう。
街並みとして映る程度なら問題はありませんが、企画として紹介するのには権利やモラルの問題が絡むからです。
物件情報の検索サイトを確認すれば、問い合わせ先が見つかりますよ。
物件情報のサイトや雑誌に載せるのと、YouTubeの動画にまとめるのとではなかなか理解してくれない相手もいます。
そのような場合には、動画を作る目的やチャンネルのコンセプトなどを丁寧に伝えるようにしましょう。
3.誇大広告に気をつける
不動産を大袈裟な文句で紹介するのは、宅建法で禁止されている誇大広告となります。
一般の物件紹介ではあまり影響はありませんが、不動産会社から依頼されるタイアップでは、誇大広告を使わないよう配慮が必要です。
- 地域最大
- 最高級
- 格安
- この会社だけ
などのキャッチコピーは、事実確認をしてからでないと使えません。
誇大広告で視聴者に誤解を与えないよう気をつけましょう。
4.特定に繋がる情報は伝えない
不動産を紹介する際は住所の特定に繋がる情報は伝えないようにしましょう。
視聴者からのイタズラなどで住民が困る可能性があるためです。
物件紹介動画で外観や窓の外はモザイクなしで映しているYouTuberもいますが、事前に許可を得た上で撮影しています。
住所は最寄り駅までしか伝えないようにしたり「詳しくはこちらの会社まで問い合わせをと注意書きを入れると良いでしょう。
「芸能人の◯◯が住んでいる」「◯◯事件の舞台だった」など、特徴的すぎる情報は発信の程度をわきまえてくださいね。
良い物件紹介動画を撮影する4つのコツ
多くの不動産系YouTuberが物件紹介動画を投稿しています。
引っ越し先を探している人でなくても、珍しい作りの物件をオンラインで内見できるのは楽しみの1つになるでしょう。
しかし、撮影のコツをつかんでおかないと残念な物件紹介になってしまうので注意が必要。
こちらでは物件紹介動画を撮る際のコツをお伝えします。
- 明るく撮る
- 広く撮る
- 手ブレを抑える
- 音声は別撮りか後入れする
工夫して物件を魅力的に見せましょう!
1.明るく撮る
部屋を明るく見せた方が、物件の印象が良くなります。
物件を明るく撮る方法はいくつかあります。
- 照明を活用する
- 撮影日の天気や時間帯に配慮する
- 撮影後に加工する
日当たりのいい物件であれば、明るい時間帯に自然光で撮影するのがベストです。
2.広く撮る
部屋を広く感じられるよう、工夫して撮影しましょう。
広角レンズを使ったり、角度を調整したりするのがおすすめ。
角度を工夫するなら、部屋の角から対角線方向に向かって撮影するのがポイントです。
3.手ブレを抑える
物件紹介ではおすすめポイントを映すためによく動いて撮影します。
見やすいよう手ブレを抑えて動画を撮りましょう。
- 三脚でカメラを固定する
- 手振れ補正が優れたカメラを使う
- スタビライザーを使う
特に三脚は安い値段でも手に入ります。
1本持っておくと物件紹介以外の動画でも使えて便利でしょう。
4.音声は別撮りか後入れする
音声は映像と別撮りか、後入れすることがおすすめです。
家具やカーテンがない空っぽの部屋は音が吸収されずに響き、聞き取りにくくなるからです。
ピンマイクなどで映像とは別に録音するなど検討しましょう。