見るだけで新しい土地に訪れた気分を味わえる、旅行系YouTube。旅の記録を残せば思い出にもなり、それで稼げる可能性もあるなんて、一石二鳥ですよね!
一方で、すでにおしゃれで凝った動画も多く、いまから自分が始めても人気になれるのかなという不安も持つ方も多いはず。なんとなく動画を回してみたものの、憧れているYouTuberとは全然仕上がりが違って挫折しかけている方もいるでしょう。
旅行系YouTuberとして魅力的な動画を作るには、事前準備がかなり重要。編集時に足りないカットに気づいても、取り直しに行くことがなかなか出来ないからです。
撮りたい動画のイメージを固め、そこに合わせて情報収集や撮影をしなければいけません。
そこでこの記事では、趣味の旅行を活かしてYouTubeを始めたい方に向けて、以下の内容を解説していきます!
- 旅行系YouTuberのスタイル
- 参考になる旅系YouTuber
- 旅行系YouTuberならではの便利アイテム
- 注意点
旅行系YouTuberの投稿をたくさんみて自分の動画の方向性を決めた上で、しっかり旅と動画の準備を進めましょう。
現在、旅行系で多くの人気YouTuberが誕生しています!
この記事を読めば旅行系YouTuberになるための知識を網羅できますので、ぜひ参考にしてみてください。
旅行系YouTuberの3つのスタイル
本章では、旅行をどのようにYouTubeに落とし込めば良いのかを解説していきます。
旅行系YouTuberのスタイルは主に3つです。
- Vlog
- 解説系
- チャレンジ系
まずはこれらの特徴を知り、旅行でどのような発信を行えば良いのかイメージしましょう。
1. Vlog
最もスタンダードな投稿スタイルは、Vlogです。
Vlogはビデオブログの略で、旅行の動画日記のようなイメージです。
- 気に入った食べ物
- 印象に残った景色
- 散策する様子
このような映像を組み合わせて、旅行の様子を伝えます。
旅行の風景を、動画として形に残せたら素敵ですよね。
言葉で知るよりも「旅行 Vlog」とYouTubeで検索し、実際にいくつか見てみると分かりやすいですよ!
2. 解説系
旅行に関する解説を行う投稿スタイルです。
例えば、以下の内容がよく紹介されています。
- パッキングのコツ
- おすすめの旅行先
- 知っておくと便利な言葉
本業とのバランスや費用の問題でなかなか旅行に行けなくても、ネタ次第では継続的に動画を作れます。
3. チャレンジ系
旅行先で何かにチャレンジする企画系の動画です。
旅行に興味がない視聴者でも、企画次第で楽しんで見てくれます。
例えば、旅行系の動画を多く投稿しているフワちゃんTVが過去に行った企画は、以下の通りです。
- ニューヨークで綾部見つけるまで帰れません
- セブ島で1万円分大食い
- 友達に電話して言われた場所へ絶対行くツアー
見ていて楽しい企画や、結果が気になる企画を作り、多くのYouTuberが旅行系動画を投稿しています。
参考になる旅行系YouTuber10選
ここからは、参考になる旅行系YouTuberを10組紹介していきます!
- スーツ 旅行 / Suit Travel
- とったび
- Ghib Ojisan
- モロケン/MorokenGo 旅のYouTuber
- おのだ/Onoda
- MAIBARU ThaiVlog まいばる
- BUCKET LIST〜死ぬまでにしたいこと〜
- らんたいむ[runtime]
- たっちゃんねる
- Robbie Lounge
投稿内容などを簡単にまとめていますので、自分のチャンネルの方向性を定めるために、ぜひ参考にしてください。
1. スーツ 旅行 / Suit Travel
登録者数 | 39.7万人 |
投稿数 | 429本 |
総再生回数 | 約8,800万回 |
初投稿 | 2018年7月4日 |
スーツさんと呼ばれるYouTuberの、鉄道旅行に特化したチャンネルです。
テロップや特殊な加工を使わないシンプルな動画が特徴です。
特急列車の歴史や座席の構造など、鉄道好きならではの視点で解説をはさみながら動画を撮影。
旅行好きからも鉄道ファンからも人気を集めています。
2. とったび
登録者数 | 18万人 |
投稿数 | 344本 |
総再生回数 | 約4,500万回 |
初投稿 | 2019年3月7日 |
軽トラを改造したキャンピングカーで日本一周をしているカップルのチャンネルです。
近藤さんは世界を旅した経験もあるカメラマンで、とったびでもこだわった動画や写真を公開。
時にはドッキリなどの企画も行いながら、楽しそうな旅の様子を伝えています。
3. Ghib Ojisan
https://www.youtube.com/watch?v=GN0mKg5EUts
登録者数 | 18.8万人 |
投稿数 | 430本 |
総再生回数 | 約5,100万回 |
初投稿 | 2017年4月6日 |
Ghib Ojisanはシンガポール在住の日本人YouTuberです。
2017年に投稿した「ベルギーで「風になる」をソロギターで弾いてみたらお金いくら入る?」という動画がバズりったことがきっかけで、知名度を上げました。
この動画は2021年時点で900万回以上再生されています。
日本語も英語も使い、世界中から見られる動画作りをしています。
4. モロケン/MorokenGo 旅のYouTuber
登録者数 | 10.5万人 |
投稿数 | 266本 |
総再生回数 | 約1,800万回 |
初投稿 | 2014年3月31日 |
モロケンさんは今回紹介している旅行系YouTuberの中でも長く動画を投稿している方です。
元公務員という経歴を持ちながら、以下のようにアクロバティックな旅行をしています。
- 20歳:バイクで日本1周
- 21歳:47都道府県制覇
- 23歳:オーストラリア1周
日本1周の経験者に話を聞きに行くインタービュー動画など、これから旅に出たい人の背中を押すような企画も行っています。
5. おのだ/Onoda
登録者数 | 29.8万人 |
投稿数 | 1,343本 |
総再生回数 | 約1億3,000万回 |
初投稿 | 2016年11月7日 |
おのださんはブログと並行して、どの旅行系YouTuberよりも多くの動画を投稿しています。
- マイルやクレジットカードの活用方法
- お金をかけずに旅行する方法
- ホテルレビュー
など、解説系の動画が中心です。
6. MAIBARU ThaiVlog まいばる
登録者数 | 19.7万人 |
投稿数 | 145本 |
総再生回数 | 約2,300万回 |
初投稿 | 2018年10月21日 |
まいばるさんは、タイでの国内旅行に特化したYouTuberです。
日本人にはあまり知られていないおすすめの観光地や料理を紹介しています。
コメント欄にはタイ語のコメントが多く寄せられていて、現地の人からも支持されているいことが分かります。
7. BUCKET LIST〜死ぬまでにしたいこと〜
登録者数 | 25.7万人 |
投稿数 | 363本 |
総再生回数 | 約5,200万回 |
初投稿 | 2019年3月31日 |
チャンネル名にもある「死ぬまでにしたいこと」をテーマに、リョースケさんが世界を旅するチャンネルです。
オンラインサロンも運営し、多面的に活動しているYouTuberです。
危険な地域に突撃取材をしに行く企画では、日本では報道されない現地の実態を解説しています。
8. らんたいむ[runtime]
登録者数 | 39.9万人 |
投稿数 | 385本 |
総再生回数 | 約1億7,600万回 |
初投稿 | 2017年1月30日 |
らんたいむさんは、岡山県から各地へ車中泊をしに行く様子を動画で投稿しています。
車中泊であると便利な道具の紹介も行っており、これから車中泊を始めたい方の参考になる動画ばかりです。
また、車の整備や釣りに関する動画で旅行好き以外からも人気を集めています。
9. たっちゃんねる
登録者数 | 27.6万人 |
投稿数 | 258本 |
総再生回数 | 約1億回 |
初投稿 | 2009年4月5日 |
本格的な動画投稿は2017年からスタート。
自信を「冴えないおっさん」と表現し、各地でグルメを味わったり1人飲みをしたりする様子を投稿しています。
- 顔出しなし
- ほぼ声出しなし
- 食べ物以外の撮影ほぼなし
という動画スタイルながらファンを集める、面白いチャンネルです。
10. Robbie Lounge
登録者数 | 5.27万人 |
投稿数 | 259本 |
総再生回数 | 約680万回 |
初投稿 | 2017年6月7日 |
ロビーさんが国内旅行で宿泊したホテルのレビューを行うチャンネルです。
部屋の間取りや設備などを英語を交えながら詳しく解説しています。
動画を見るとホテルのラグジュアリーな雰囲気を楽しんだり、ホテル選びの参考にしたりできます。
旅行系YouTuberならではの便利アイテム
旅行系YouTuberは、動きながらや天気の悪い中で撮影する可能性があります。
そのため道具選びを工夫すると、快適な撮影ができるようになりますよ。
この章では、旅行系YouTuberならではのアイテムを紹介します。
- 持ち運びしやすいカメラ
- スタビライザー
- マイク
- 自撮り棒
絶対に必要というわけではありませんが、あると便利な物ばかりです。
カメラ以外はそこまで高価ではありませんので、導入を検討してくださいね。
1. 持ち運びしやすいカメラ
持ち運びしやすいカメラがあると、撮影が快適になります。
旅行中に大きなカメラで撮影するのは大変な上、アクティビティに向いていないからです。
アクションカメラ(GoProなど)やコンパクトデジタルカメラなど、軽くて丈夫な機種がおすすめ。
また、iPhoneのカメラでも旅行の様子を撮影できます。
2. スタビライザー
スタビライザーとは、衝撃を吸収して手振れを最小限に抑えるためのアイテムです。
旅行は歩きながら撮影することが多いので、手振れ補正のためにあると便利でしょう。
スタビライザーの有無で変わる動画の仕上がりを以下のYouTuberが詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
3. マイク
マイクがあると、音質の良い旅行系動画が撮影できます。
旅行中は屋外撮影が増えるため、風や車などの環境音が入りがち。
トークを入れる場合は、マイクがあった方がクリアで聞きやすい動画になりますよ。
4. 自撮り棒
自撮り棒とは、カメラやiPhoneに取り付けることで自由な角度で撮影できるようになる棒状のアイテムのこと。
腕の長さを延長するようなイメージで、1人でも自然なアングルで自分を映せます。100円ショップなどでも安く手に入りますので、ぜひ試してみてください。
旅行系YouTuberの4つの注意点
この章では旅行系YouTuberが失敗しがちなことを、注意点として紹介します。
- 事前に行動計画を立てる
- 旅行の行動歴をとる
- 動きのある映像を撮る
- 撮影許可について調べる
それぞれ確認し、スムーズな動画制作を行いましょう。
1. 事前に行動計画を立てる
事前に行動計画を立てた上で旅行に出かけましょう。
行き当たりばったりな旅行では「あの場所でもっと映像を取っておけばよかった…」と後で困る可能性があるからです。
欲しいシチュエーションや訪問先の見所を事前にピックアップするのがおすすめです。どの場所でどのような素材を集めるべきか、ざっくりとでも決めておきましょう。
2. 旅行の行動歴をとる
旅の行動歴を意識的にとりましょう。
編集時に映像を確認した際「この食べ物何?」「どこの映像?」と分からなくなることがあるからです。
旅行中の行動を記録したメモは思い出になりますし、動画のネタにできるかもしれません。
最低限、映像の見分けがつかなくなるのは避けましょう。
3. 動きのある映像を撮る
動きのある映像を撮影するようにしましょう。
動きが少ない映像では写真と差別化できないからです。インスタの旅行アカウントに視聴者を奪われる可能性があります。
1点だけをじっと映すのは避け、動画としての見応えを意識してくださいね。
編集技術が高い方は、映像のつなぎ目まで考慮して撮影しておくと表現の幅が広がります。
4. 撮影許可について調べる
撮影を考えている場所の撮影許可について下調べしましょう。
博物館や飲食店などは撮影不可な場合があるからです。また、事前に申請が必要な場所もあります。
知らずに動画を投稿して炎上するようなことは避けてくださいね。
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