Nikkei 225 P/E Ratio
日経平均PERの推移チャート(2004年〜)
2026年9月18日時点の日経平均PER
加重平均17.19倍
指数ベース21.60倍
月末値でみた過去22年(2004年9月〜2026年9月)の中央値は15.77倍、平均は17.54倍。いまはその中央値を1.42ポイント上回っています。
「何倍から上が高い」という決まった基準はありません。2つのPERは計算方法が違うので、比べるときは同じほうの数字でそろえてください。
日本経済新聞社が公表している日経平均株価のPER(株価収益率)を、2004年9月からの全期間でチャートにしました。加重平均と指数ベースの2種類、過去の平均・最高・最低、年末値の一覧まで数字で載せています。
データ更新日:2026/09/20(半年ごとに更新しています)
日経平均PERの長期チャート(加重平均・指数ベース)
2009年はPERが90倍を超えたため、縦軸を自動にすると直近の動きが下端に潰れてしまいます。このページは縦軸の上限を40倍で固定しています。それより上まで見たいときは、左の数字の上を上下にドラッグしてください(ダブルクリックで元に戻ります)。期間を「5年」「10年」に絞ると、縦軸は自動に戻ります。
グラフの網掛けは景気後退期(日本=内閣府の景気基準日付、米国=NBER)、縦の細い線は主な出来事で、出来事の名前と年月を線に付けた旗で添えています。画面が狭く出来事が多いときは線だけになり、線の近くに触れると名前が出ます。
日経平均PERの過去平均・中央値は何倍か
| 項目 | 時点 | 日経平均PER | 日経PER(指数ベース) |
|---|---|---|---|
| 直近 | 2026年9月18日 | 17.19倍 | 21.60倍 |
| 1年前 | 2025年9月末 | 17.98倍 | 22.89倍 |
| 5年前 | 2021年9月末 | 13.68倍 | 15.67倍 |
| 10年前 | 2016年9月末 | 13.88倍 | 17.90倍 |
| 20年前 | 2006年9月末 | 19.57倍 | 22.65倍 |
| 期間中の最高 | 2009年3月末 | 93.39倍 | 332.76倍 |
| 2009年を除く最高 | 2010年1月末 | 35.20倍 | 41.56倍 |
| 期間中の最低 | 2012年5月末 | 10.96倍 | 12.98倍 |
| 平均 | 2004年9月〜2026年9月 | 17.54倍 | 22.90倍 |
| 中央値 | 2004年9月〜2026年9月 | 15.77倍 | 19.14倍 |
最高・最低・平均・中央値は月末値(2004年9月〜、264 か月分)から計算しています。日々の値動きの中ではこれより高い日・低い日があります。いちばん新しい1か月ぶんは、まだ月が終わっていないため2026年9月18日時点の値です。
直近の日経平均PERは加重平均で17.19倍、指数ベースで21.60倍です。月末値でならした中央値は加重平均が15.77倍、指数ベースが19.14倍なので、いまは過去22年の真ん中よりやや高いところにいます。
平均値(17.54倍)のほうは2009年の異常値に強く引っ張られているので、水準の目安としては中央値のほうが素直です。2009年を除いた月末値の最高は2010年1月末の35.20倍、最低は2012年5月末の10.96倍でした。「何倍だから割高・割安」と一言で決めるより、どの時期と比べた何倍なのかをセットで見るほうが、この指標は使いやすくなります。
加重平均と指数ベース、2つのPERの違い
日経平均プロフィルは、日経平均のPERを2種類公表しています。計算式は同社の「ユーザーズ・ガイド」に定義があり、次のとおりです。
- 加重平均:採用225銘柄の時価総額の合計 ÷ 予想利益の合計。日本経済新聞の朝刊に掲載されているのはこちらの値です。
- 指数ベース:日経平均株価 ÷ 日経平均EPS。日経平均EPSは、各社の予想1株利益に株価換算係数を掛けて合計し、除数で割って求めます。
どちらも分母は日経が予想する今期の利益で、実績の利益ではありません。本決算の発表日の翌日から次の決算期の予想に切り替わるルールなので、決算発表が集中する時期をまたぐとPERは段差をつくって動きます。長期のチャートで「5月前後に急に下がっている」ように見える箇所は、これが理由のことがあります。
違いは重みの置き方です。加重平均は時価総額の大きい会社の利益が効き、指数ベースは日経平均そのものと同じ「値がさ株が効く」重みになります。そのため2つの数字は同じ日でもそろわず、直近でも17.19倍と21.60倍で4ポイント以上の差があります。よく言われる「PERは◯倍が目安」という話も、どちらを指しているかで意味が変わります。このページでは加重平均を主役にし、指数ベースを並べて置いています。
PERが大きく動いた局面
2008年10月|株価が落ちて一桁台まで
リーマン・ブラザーズの破綻から1か月あまりで日経平均は急落し、2008年10月27日の終値は7,162円90銭と、当時のバブル崩壊後最安値になりました。日経平均PER(加重平均)の月末値は12.24倍。日次でみると10月27日は9.53倍でした(日次の値は日本経済新聞社「日経平均プロフィル」のヒストリカルデータによる。このページのチャートは2024年9月以前は月末値だけを収録しています)。株価だけが先に落ち、利益の予想がまだ追いついていなかった局面です。
2009年|分母の利益が消えて90倍超へ
翌年、PERは逆方向に跳ねます。2009年3月末の月末値は93.39倍、指数ベースは332.76倍。日本経済新聞社の集計(金融・新興市場・決算期変更・親会社が上場している企業を除く1,594社)では、2009年3月期の連結決算は売上高が前期比7%減・経常利益が64%減で、最終損益も7年ぶりに1,880億円の赤字に転落しました(『経済の進路』2009年8月号「暴風に見舞われた企業決算」)。株が割高になったのではなく、割る側の利益が消えたのです。加重平均は2009年4月に算出されていない日があり、このチャートでも線が途切れます。PERは分母が小さくなるといくらでも大きくなる指標だ、といういちばん分かりやすい例だと思います。
2012年末〜2013年|株価が1.5倍でもPERは横ばい
2012年11月16日の衆議院解散から相場は動き出し、12月16日の総選挙を経て12月26日に第2次安倍内閣が発足しました。日経平均の大納会の終値は2012年が10,395円18銭、2013年が16,291円31銭で、1年で56.7%上がっています。それでも年末のPERは17.01倍から16.63倍とほぼ横ばいでした。株価と同じくらい、利益の予想も増えていたということです。
2020年|株価が戻る前に利益が減った
コロナ・ショックで2020年3月19日の日経平均は16,552円83銭まで下げ、その月末のPERは12.48倍でした。ところが同じ年の12月末には25.26倍まで上がっています。株価が戻った以上に、今期の利益予想が下がっていたためです。下がったPERが「割安」とは限らず、上がったPERが「人気化」とも限らない、という典型例です。
2023年以降|株価も利益も伸びている
年末値は2023年が14.74倍、2024年が16.14倍、2025年が18.99倍。この間に日経平均は2023年末の33,464円から2026年6月25日の72,366円(終値の最高値)まで上がりましたが、PERは14倍台から19倍手前の範囲にとどまっています。直近は17.19倍です。
長期金利や株価と重ねて見る
PERは「株価 ÷ 利益」なので、この数字だけを見ても株価と利益のどちらが動いたのかは分かりません。金利と並べるのは、一般に金利が上がると株式に求められる利回りも上がり、同じ利益に対して許容されるPERは下がりやすいと説明されるからです。実際にそうなっているかは、重ねて見て確かめるのがいちばん早いと思います。下のリンクを開くと、その組み合わせのチャートがそのまま出ます。
- 日経平均PER × 日本の長期金利金利が上がった局面でPERがどう動いたか
- 日経平均株価 × 日経平均PER株価の上昇が利益の増加を伴っていたか
- 米国株のCAPE(シラーPER) × 米国の長期金利同じ見方を米国株で。CAPEは1881年から
- ほかの指標と自由に組み合わせる(経済指標チャート)日米の金利・為替・株価・PERを2本の軸で重ねられます
年末の日経平均PER一覧
各年12月の月末値です。いちばん下の年はまだ途中なので、データのある最終日の値を「時点」欄に日付つきで載せています。
ほとんどの月は指数ベースのほうが高く出ますが、2004年9月〜2005年4月は指数ベースが加重平均を下回っています(2009年5〜7月と2012年4月も同じです)。日経平均プロフィルの公表値がそのままこの並びで、取り込みの誤りではありません。
| 年 | 時点 | 日経平均PER | 日経PER(指数ベース) |
|---|---|---|---|
| 2004年 | 12月末 | 18.98倍 | 14.27倍 |
| 2005年 | 12月末 | 22.91倍 | 26.31倍 |
| 2006年 | 12月末 | 20.01倍 | 23.78倍 |
| 2007年 | 12月末 | 16.44倍 | 17.68倍 |
| 2008年 | 12月末 | 16.64倍 | 17.09倍 |
| 2009年 | 12月末 | 35.82倍 | 44.48倍 |
| 2010年 | 12月末 | 15.92倍 | 18.55倍 |
| 2011年 | 12月末 | 14.76倍 | 16.41倍 |
| 2012年 | 12月末 | 17.01倍 | 19.42倍 |
| 2013年 | 12月末 | 16.63倍 | 22.71倍 |
| 2014年 | 12月末 | 15.96倍 | 21.23倍 |
| 2015年 | 12月末 | 15.57倍 | 19.25倍 |
| 2016年 | 12月末 | 16.18倍 | 20.39倍 |
| 2017年 | 12月末 | 15.06倍 | 19.14倍 |
| 2018年 | 12月末 | 11.22倍 | 14.83倍 |
| 2019年 | 12月末 | 14.36倍 | 19.15倍 |
| 2020年 | 12月末 | 25.26倍 | 28.22倍 |
| 2021年 | 12月末 | 13.80倍 | 17.19倍 |
| 2022年 | 12月末 | 12.15倍 | 15.17倍 |
| 2023年 | 12月末 | 14.74倍 | 20.04倍 |
| 2024年 | 12月末 | 16.14倍 | 21.11倍 |
| 2025年 | 12月末 | 18.99倍 | 23.53倍 |
| 2026年 | 9月18日時点 | 17.19倍 | 21.60倍 |
データの出典と更新日
数値は日本経済新聞社「日経平均プロフィル」のヒストリカルデータから取り込んでいます。日経平均株価およびその関連指標に関する知的財産権その他一切の権利は日本経済新聞社(© Nikkei Inc.)に帰属します。計算式は同社のユーザーズ・ガイドによります。
2024年9月以前は月末値のみを保存しているため、このページの最高・最低・平均・中央値はすべて月末値ベースです。日々の値動きの中では、これより高い日・低い日があります。
- 日経平均PER(加重平均):日本経済新聞社 日経平均プロフィル
時価総額の合計÷予想利益の合計。日本経済新聞の朝刊に載るのはこちら。2004年9月〜。2024年9月以前は月末値、2024年10月以降は日次。利益は日経の予想値で、本決算の発表日翌日から次の決算期の予想に切り替わる。2009年は企業利益の急減で数値が極端に大きい(一部算出不能)。日経平均株価とその関連指標は日本経済新聞社の知的財産。 - 日経平均PER(指数ベース):日本経済新聞社 日経平均プロフィル
日経平均株価÷日経平均EPS(予想1株利益×株価換算係数の合計÷除数)。2004年9月〜。2024年9月以前は月末値、2024年10月以降は日次。利益は日経の予想値で、本決算の発表日翌日から次の決算期の予想に切り替わる。2009年は企業利益の急減で数値が極端に大きい(一部算出不能)。日経平均株価とその関連指標は日本経済新聞社の知的財産。 - データ更新日:2026/09/20(半年に1回、手作業で更新しています)
このページは公表されている統計データを見やすく並べたものです。特定の銘柄や取引を推奨するものではなく、投資助言ではありません。投資の判断はご自身の責任でお願いします。データは出典元の公表値をもとにしていますが、加工の過程で誤りが含まれる可能性があります。正確な数値は各出典元をご確認ください。