不動産投資、株式投資、経済、税金、科学、研究開発などを初心者にわかりやすく解説することを得意としている。
もふもふ不動産のもふです。
僕は投資家でTwitterやYouTubeやブログなどで資産運用や不動産投資について解説しています。
今回は米国ETFで安定した資産形成というタイトルで、米国ETFの詳細について解説をしていきます。
米国株については、株価爆上げ米国株のはじめ方【米国株入門】も要チェック。
米国ETFについて徹底解説
米国ETFってどんなもの・・・?
ETF=上場投資信託のことです。
今日は投資信託から順を追って丁寧に解説していきます。
投資信託って何?
投資信託・・・投資家からお金を集め、代わりにファンドマネジャーが運用する
投資信託の流れとして、
- 投資家がファンドにお金を預けて
- ファンドが投資を行い
- 投資で出た利益を投資家に配当する(それか再投資する)
といったようになっています。
投資信託を買うことで、あとは勝手にファンドマネージャーが運用してくれます。
簡単に言ってしまえば投資信託とは、お金を託して投資家の代わりにプロが運用してくれるものです。
何に対して投資するのか(株券・債券など)は、投資するファンドによって異なり自分で選ぶことができます。
ETFって何?
ETFと投資信託は近いものです。
主な違いとしては
- ETF(Exchange Traded Fund)投資信託が上場している
- リアルタイムに売買可能
- 投資信託と大きな違いはない
大きく異なる点は「上場しているか・していないか」の違いになります。
投資信託、ETFについて詳しく知りたい方は別記事でも紹介しているので参考にしてみてください。
- 投資ってなに?
- 投資信託とETF、REIT違いとは?
- 自分で選ぶ投資信託とETFの特徴とおすすめ商品5選を紹介!
米国ETFの特徴
米国ETFってな~に?詳しくおしえて~
米国ETFの特徴について解説していきます。
米国ETFの特徴として大きくあげられる点が、運用コストが圧倒的に安い点です。
日本の投資信託の手数料が3%とあるのに対し、米国ETFは0.1%を切る数値となっています。
そのほか、魅力的で実績のあるETFがたくさんあり、配当がそれぞれでもらえたということも、過去の実績から証明もされています。
また、ドルコスト平均法という方法で投資をすることによって安定した資産運用が可能です。
ドルコスト平均法・・・毎月一定額を積立てていくこと。安定して配当金をもらいながら、投資信託の価値も上昇していくというのが現状みられている状況。
- 資産運用額がケタ違いの額
→手数料が安い - 魅力的で実績のあるETFがたくさんあります。
- 株価も上昇しているので、積み立てて買っていたら儲かった
- ドルコスト平均法で投資することで、安定して資産運用可能
【最新版】ETFのファンド紹介
ここまで米国ETFについて解説してきました。
これからは代表的なETFファンドを1つ1つ紹介をしていきます。
VOO(S&P500)
- アメリカの代表的な500社の株価を元に算出されたS&P500に連動
- リーマンショック以降上がり続けている銘柄
かの有名なバフェットさんもこれを買っておくといいよというお墨付きファンドです。
S&P500を購入する場合、一番代表されるのファンドがこのVOOです。
株価が上がり続けているのと、代表的企業が揃っていて今後の成長も期待できる点で人気のファンドです。
QQQ(ナスダック100指数)
- ナスダックに上場する金融を除く時価総額上位100の銘柄
テクノロジーにかける!という人はパフォーマンスが良さそうなファンドです。
GAFAM(Google、 Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)が上位35%を占めているというテクノロジー王道銘柄。
まだまだ、伸びそうなテクノロジー系。
期待してよさそうですが、暴落幅もすごいのでその点は要注意・・・
HDV
- S&P500の中から高配当株を約80社
- 配当利回り3.9%
配当を長期的にもらいたいという人にオススメです。
長い目で見てチャートを分析して決めるのが良さそうです。
VYM
- 高配当銘柄に400社分散投資
- 配当利回り4%
HDVと似ている銘柄で、チャートの様子も似ています。
そのほかの高配当系
- VIG・・・10年以上の連続増配
- SPYD・・・S&P500の高配当株80社均等分散
LQD(投資適格社債のETF)
ここからは債券を紹介するよ~~
株ではなく、債券を購入するという方法もあります。
債権のほうが安定しているため、安定志向の方にはおすすめです。
- LQD・・・1500社以上の投資適格社債
- 利回り2.8%ぐらい
社債とは・・・企業が資金を調達することを目的として発行する債券(借金)で、株式の発行や金融機関からの借り入れ以外の資金調達手段とし用いられる。
特徴としては、伸び方が株よりも緩やかになっています。
安定性を重視するなら債券一択です。
HYG ハイイールド債ETF
- HYG・・・1000社上のジャンク債
- 利回り5.2%信託報酬0.49%
利回りが高いわりに、つぶれる可能性が高い(信用度が低い)銘柄です。
1000社に分散されているので、安心できるとだろうとみることもできます。
AGG 米国総合債権
- 社債、国債などを購入
- 利回り2.5%
チャートが比較的緩やかです。
長期的に安定して購入するのに向いている銘柄です。
どれを買うべきなのか?
「どれを買ったら良いの?」とよく聞かれます。
結論から言うと、余剰資金で自分が気になるものを買うのが一番良いです。
- ハイリスクハイリターン→個別銘柄
- 安定→S&P500などのインデックス投資
- 収入欲しい→高配当株のETFへの投資
- さらに変動したくない→債権への投資
あくまでも投資の目的は人それぞれなので、どの銘柄がいいのかは一概には言い切れません。
一人ひとりに合った投資法を自ら選択することが大切なんだね。
ネット証券で買うのが楽チン
まずは証券会社に口座を開きましょう。
SBI証券をはじめとしたネット証券は手数料が安いのでオススメです。
【初心者向け】投資信託でも買える
- SBI/バンガード・S&P500インデックス・ファンド
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- 楽天VTI(全米株式インデックスファンド)
初心者には投資信託がやっぱりオススメ!
日本の投資信託は圧倒的にお手軽に購入することができます。
- 円で購入ができる
- 安定している
- 100円から購入することができる
- 基準価格が1日1回出る
税金の話や為替の話など、米国ETFは若干難易度が高めになります。
まとめ
ここまでで米国株投資の魅力について解説してきました。
- 経済成長がすさまじい米国に投資
- 1株から買えるので始めやすい
- 自分にあった投資をしよう
「投資信託・ETF・REITの基礎」ということで、1から解説しています。
下記には、今回の記事が動画で見られるように、リンクを貼っておきました。