もふもふ不動産のもふです。
僕は投資家でTwitterやYouTubeやブログなどで資産運用や不動産投資について解説しています。
突然ですが、株での失敗経験はありますか?
これを知らないとのちに大混乱!?
今日はリーマンショック時のやばかった話をお伝えします。
今の自分へと繋がるきっかけのエピソードや当時の大混乱について赤裸々に紹介
あわせて株式投資初心者は必見!失敗談や株の始めた経緯を解説しますの記事も要チェックです!
2008年にリーマンショックで不景気に
2008年、リーマンショックが起こりました。
当時の時代背景として、どのようなものであったのでしょうか?
株価好調!2008年のリーマンショックに似てきている?!
過去の株価大暴落の歴史、リーマンショックについて見ていきます。
- 近年、株式投資は絶好調!
- 少しバブル感も出てきた?・・・・
- 暴落時を想定していつでも備えることが大切
株はいつ暴落するかわからないため、そのときに備えて過去の暴落の歴史を振り返ることが大切です。
今日はリーマンショック当時の状況とその時に経験した自身のエピソードを共有します!
当時はものすごく好景気であった
当時の株式市場をよく知る人からすると、ものすごく好景気であったそうです。
「カネ・ヒト・モノ」全てに需要があり、株式市場も盛り上がりを見せていました。
- 業績が好調な企業が多い
- 人員も不足しつつあった
- 中国株バブルの絶頂期
- 「オススメの中国株」の本を買ってよくわからない会社の株を買ってみた
世間が絶好調の中で、特に「中国株」がアツい時代でした。
それに伴い僕も書店で本を買い、わからないままに中国株投資を始めました。
適当に買った中国株も最初は好調であった
書店で適当な本を買い、よくわからないままに始めた株式投資。
バブル絶頂期に中国株をどう運用していたのでしょう?
- よくわからない状況だけれど、株価はぐんぐん上がっていった
- 上がるから、もっと欲しくなり買い増しした
- 数百万円相当を中国株に突っ込んだ
- 当時はわかっているつもりでいたが振り返ると素人であった
わけもわからず株価が上がっていく状況を見て、どんどん買い増しをしていました。
おおよそ数百万は突っ込んでいたのでは・・?
分かった気で投資をしていたが、今振り返ると完全にド素人でした・・・
サブプライムローンと破綻
ノリノリで中国株を買い続けていた自分。
この後、まんまと転げ落ちることとなります。
そのきっかけにもなった「サブプライムローン」について解説します。
アメリカでは住宅バブルに
アメリカでは、住宅の価値が上がっていました。
住宅バブルを抑えるため、融資を出せないよう金利が上昇・・・。
その結果、日本円をドルに変えてアメリカで運用しようという流れが起こり日本は円安に陥ります。
キャリートレードでさらに円安に
日本で借り、米ドルに両替をして運用。
低金利だったためほぼタダで円をドルに変えられて、両替したドルをアメリカの高金利で運用するという手法が流行っていました。
もっと儲けようと悪巧みをする人たち
- プライム層(返済に問題がない)
- サブプライム層(返済がやばい層)
- なんとかしてサブプライム層に家を売れないか?
- 住宅の価格が上がっているから最初は返済を少なくし、売却して返済する
プライム層の他にサブプライム層と呼ばれる少し返済が危ぶまれる層が存在します。
住宅バブル・高金利の真っ只中で目をつけられたのがこのサブプライム層。
細切れにしてリスクを減らす
返済を考えたとき、サブプライム層にお金を貸すのはリスクが高いです。
ではどうやってリスクは回避できるのでしょう・・・
- やばい人に一人貸したとすると、全額が吹っ飛ぶ
- 一人の借金を分割しよう(E.X:1000万円を10分割)
- それをさらにゴチャ混ぜにしてしまおう
- 一人が返済できなくても、100人の返済を混ぜればリスクは小さくなる
100人の借金を混ぜれば1人が返済できなくても残りの99人がいるからきっと大丈夫。混ぜれば混ぜるほど暴落のリスクは下がる仕組みです。
なんとかしてサブプライム層に家を売れないかとここで恐ろしい商品が誕生しました。
ゴミを混ぜて魔法の商品が・・
- 確率上は破綻リスクは小さい
- でも金利が高いので儲かる商品
- ってことで、世界中の金融機関が買い占めた
破綻リスクが少なく、金利が高いので儲かる商品。
格付けは上ランクになり、飛ぶようにこのゴミとも呼べる商品が売れていきました。
サブプライムローンの中身はゴミみたいな商品なのに・・
これが次々に買われ世界中に広がっていきました
アメリカの住宅価格が下がり始める
- 住宅の価格が下がり始めた
- サブプライムローンは価格が上がり続けないとだめな設計
- サブプライムローンで破綻が増えてきた・・
- 世界中のゴミが悲鳴を上げ始める
一人が飛んでも大丈夫な商品としてリスクが低いと格付け高くされていたサブプライムローン・・
住宅の価値が下がり始めるとそうはいきません。
当初の格付け高かった商品がどんどん崩れていきます。
世界中が大混乱
少しずつ世界は混乱していきます。
- 誰がどれだけゴミを持っているのか?
- 複雑に細切れになっていたため把握が困難
- 信用不安を起こす
- サブプライムローンを大量保有していたリーマン・ブラザーズ(64兆円の負債を抱え破綻→大混乱)
決定的だったのが、大手企業のリーマン・ブラザーズが当時64兆の負債を抱えて破綻したことです。
これをきっかけに世界中は混乱の渦に陥りました。(リーマンショック)
その後、どうなった・・・?
ここまで、サブプライムローンについて解説をしてきました。
次にリーマン・ショックが起きてからの状況を紹介します。
株価が下がりまくる
世界中にばら撒かれたゴミという名の金融商品、サブプライムローン。
- どの会社がやばいか?誰もわからない
- 株を売ってしまおう→暴落
- 世界中の会社が投資を控える→物が売れなくなる
- 世界中で不景気が。→さらに株価が下がる
ゴミのような商品であったので、どの会社がどれくらいやばい状況なのか把握がし難くかった。
その結果、一斉に株が売りに出される動きが広がります。
会社は投資を控え、物も売れにくくなります。
最終的にはデフレが起こり、不況を招く結果となってしまいました。
超円高になる
- ドルを売って円を買う動きに
- キャリートレードの巻き戻し状態
アメリカで高金利で運用されていたドルが日本円に変えられる動きが高まります。(キャリートレードの巻き戻し)
その結果、円高に。
もふ社長の株はどうなった?
- 中国株もバブルも崩壊!
- 株価は大暴落
- さらに円高で中国株の価値も下がる
株価も下がり、さらには円高で元の価値も下がってしまう。
なんとかギリギリのところで逃げ切りましたが、損失を出してしまいました。
これが海外株の恐ろしいところ!!
1万ドルを持っていたとして
- 1万ドル分の株を保有(1ドル100円)
- S&P500の株が約50%くらい下落
- さらに30%円高になると・・・
例えば、S&P500のような米国株を100万円保有していたとして、
もともと100万円だったのが、35万くらいに下がってしまう可能性があることを覚えておいて欲しいです。
ポイントは、米国株の暴落と合わせて、円高・為替の影響で大きく損をする可能性があるということです。
会社も壮絶な赤字に転落
- 会社も超絶な赤字に転落
- 週休2日→3日。会社に来るなと・・・
- まじで?!こんな状態で会社が潰れたらどうなるんだ?食っていけないぞ
自分が勤めていた会社も壮絶な赤字に陥りました。
当時、週休2日から3日へ。
新しい法律が定められ、会社に来るな!という動きがあり、自分は本当に驚きました。
この出来事をきっかけに「会社に依存したらヤバいかも」と人生で初めて危機感を覚えるようになりました。
儲かった人もいることは事実
一方で儲けた人もいます。
リーマンショック時に儲けた人たちの話はそれぞれ書籍化・映画化されています。
アツい本でした。
会社が潰れた時に大きく儲けが出る商品に大きく投資をしていた人たちのお話
映画版
【教訓】暴落の対処法
暴落した時にはどうしたらよいでしょうか暴落時にはどう対処するのか?
- いつ暴落するかわからない
- いつか暴落すると思って生活をする
- 生活資金は残しておこう(目安:半年分〜1年分)
- ドルコスト平均法で、定期積立。暴落してやめては勿体無い
株はいつ暴落するかは予想ができません。
「株は暴落するもの」の認識を持って扱うことが大切です。
人間、生活をしていれば災害や入院など予期せぬ事態に陥ることもあります。
生活資金として半年分〜1年分は現金で確保するようにしましょう。
初心者にオススメの投資方法は「ドルコスト平均法」です。
毎月一定額を買い続けることが確実・暴落に備えられるためオススメです。
まとめ
ここまで、リーマンショック時のについて赤裸々エピソードをお伝えしてきました。
- 一気に景気悪化を経験
- 株価暴落+円高を食らう
- 自分で稼ぐ力が大切だと気づく
- いつ来るかわからないので、暴落時に備えておく
投資はあくまでも自己責任で。正しい知識と小さく投資経験を積み上げていくことがオススメです。
下記には、今回の記事が動画で見られるように、リンクを貼っておきました。
知らない会社の株を儲かるからと、バンバン買っていただとか・・
今考えると恐ろしいですね・・