先日、ブログ運営やアフィリエイトについて発信しているマナブ@バンコク(@manabubannai)(以下、マナブさん)さんが、彼のYouTubeチャンネル内で
「サラリーマンだと、成長ができない」
という発言をしていました。
僕自身、サラリーマンをやりつつ、
- 不動産投資
- ブログ
- YouTube
をやってきた背景があります。
いわば、サラリーマンとフリーランス、二つの働き方を経験してきたということです。
そんな僕の見解とマナブさんの見解を比較してみたら「面白そうだな」と思ったので、この記事では、僕とマナブさんの考え方とを比較した記事をお送りしようと思います。
あくまで僕個人の考え方という点は、頭に入れておいてくださいね!
もくじ
サラリーマンだと成長できないって、本当のところどうなの?
「サラリーマンだと成長できない」
というのは、本当のところどうなのでしょうか。
結論から言うと、僕の考えは
「人による」
です。
一方で、フリーランスだと成長できるのかというと、それも
「人による」
と言えます。
そのため、僕は、サラリーマンだと成長できないというのはないと思っています。
サラリーマンとフリーランスを比較してみよう
サラリーマンとフリーランス、どちらにも共通して言えることがあります。
それは、「言われたことしかやれないと成長しない」ということです。
上司(サラリーマンの場合)や顧客(フリーランスの場合)から言われたことしかやれないと、成長は見込めません。
当然ですが、簡単な仕事しかやっていないと、責任のある仕事がまわってこないからです。
また、僕はサラリーマンの方がフリーランスと比べて裁量権が大きいと思っています。
会社に勤めていると、社長しか決定権がないように思っている方が多いように感じます。
しかし、一定の役職にいると、部下を10-20人ほど抱えていることも珍しくありません。
すると、部下をいかにコントロールするか(裁量権)というのが出てくるんですね。
その裁量によって、プロジェクトの進み具合をコントロールできるということです。
一方で、10-20人レベルの事業をフリーランス個人でやるのは難しいと言えます。
どちらが規模や責任が大きいかという点で考えると、僕はサラリーマンの方が大きいのではないかと思っています。
サラリーマンをやろうとフリーランスになろうと、結局はその人のマインドが重要です。
なので、僕は、どっちが成長できるできないというのは、どっちでもいいです。
結局は、マインド次第!
成功者の体験談に注意!甘い汁に引き寄せられるな
ネット上には、人生がうまくいった人の体験談がたんまりと落ちています。
その体験談に引っ張られ、人生を踏み外す人もいるのが現状です。
この章では、よくネットに落ちている成功者の体験談について、僕の考えを交えて考察していこうと思います。
「大学はコスパが悪い。行く必要ない」って、うそ?ほんと?
ブロガーやアフィリエイターの方のツイッターを見ていると、
「大学は行く必要ない」
という文言を見る機会がよくあると思います。
一般論で言えば、良い大学へ行けば年収が高くなる傾向にあります。
そのため、僕は良い大学へ行くのはコスパが良いと思っています。
ただ、偏差値の高くない(誰でも入れる)大学へ行くと、学費がもったいないとも思います。
偏差値が高い大学へ入ったからといって、将来が保証されるわけではありません。
- 学費
- 良い会社への入社
という、双方のトレードをよく考えてみてください。
大学へ行った方がコスパが良い!
学べることの幅が広いので、社会に出てからも役に立つ!
「サラリーマンをやめた方が成長できる」ってほんと?うそ?
「大学をやめたほうが成長できる」というのと同じくらい語られているのが、「サラリーマンをやめた方が成長できる」ということです。
サラリーマンをやめて伸びた人もいます。
ただ、僕の立場から見ると、サラリーマンをやめたことで苦戦している人の方が多いと感じています。
サラリーマンをやめるならやめるで良いのですが、やめる際は相当の覚悟を持つ必要があります。
成功する人より、失敗する人の方が多いことを把握しておこう!
意気込みは良いけれど、現実は厳しい
「ブログを毎日書き続ける」
「YouTubeを毎日投稿する」
のような意気込みでサラリーマンをやめても、現実は厳しい面があります。
もし、ブログやYouTubeをやり続けられたとしても、稼げない場合も多々あるからです。
サラリーマンをやめる際は、「何としても稼ぐ」という覚悟を、嫌というほど決める必要があります。
マナブさんは「ブログを毎日書き続ければ世界が変わる」とおっしゃってますが、成功する人は一握りです。
トライ&エラーを繰り返し、さまざまな試行錯誤を行おうと、稼げない場合もあるんです。
なので、サラリーマンをやめてお金を稼げる人は、ほんの一握りだと思っておいた方がいいです。
ブログやYouTubeで成功する人はいる。しかし、その何十倍も失敗者がいる。
その覚悟を持っていれば、脱サラしてもいいのではと思っています。
「誰でも成功はできない」ということを認識しておこう
もし、あなたがサラリーマンをやめようとしているなら、
「みんながみんな、ハッピーエンドは迎えられない」
ということを、より強く認識しておいてください。
成功する人がいるということは、失敗する人もいるということ。
努力に比例して、幸せになれるわけではありません。
具体的な側面で見ていきましょう。
何故、失敗する人がいるのか。
それは、
- 企業の広告費は決まっている
からです。
企業の広告費は、一定の枠が決まっています。
- A社は1,000億円
- B社は100億円
というように、企業によって広告にかけられるお金は違います。
その決まった広告費を、何万人もの人間が取り合っているため、当然、敗れる人も。
ブログやYouTubeには大企業もどんどん参戦しているので、競争はより熾烈です。
しかも、ネット業界は「上位の人間が広告費を独り占めする」という構造が顕著です。
そうなると、ますます争いは熾烈を極めます。
ブログで言えば、「検索順位が上位の人はアクセスがかなり多く、検索順位が低い人はアクセスがほとんどない」ということですね。
「当たったらラッキー」くらいに考えておきましょう。
また、僕自身も今は稼げていますが、いつ稼げなくなるかわかりません。
そのため、稼げなくなるということをリスクとして把握しながら、毎日を過ごしています。
全員が月に100万円を稼ぐことはできない。
厳しい現実をわかった上で挑むならOK
結局、サラリーマンとフリーランス、どっちが安定なの?
上記でお伝えしてきたことから考えると、あくまで僕は、
- サラリーマンの方が安定している
と考えています。
なので、まずはサラリーマンとして生きていくべきだと思います。
ただ、「フリーランスになって一発当てたい」という考えを、否定はしません。
それはそれで、全然良いと思います。
もちろん、先ほどからお伝えしているように、リスクに対して覚悟はしておいてくださいね。
もふはどうだったの?もふ自身の体験談を語ってみようと思う
ここからは、僕がどうやってスキルを磨いてきたかなどについて語っていこうと思います。
参考になることもあると思うので、会社内でよりよいポジションに就きたい人やフリーランスを目指している人は真似してみてください。
プレゼンテーションが上達した背景とは?
よく、
「もふさんはプレゼン上手ですね」
「プレゼンの才能があって羨ましいです」
と言われます。
しかし、僕が最初から今のようにプレゼンをできていたわけではありません。
猛勉強しました。
今までの積み重ねに加え、例えば、今でもセミナー前などには複数回の練習を行います。
プレゼンが上手い人は少ないと思っているので、少しでもやれば上手になれて(抜き出て)しまうんです。
ダメダメな上司をコーチングした
僕が会社員2年目か3年目に、ダメダメな上司がいたんです。
普通なら、上司に対して諦めてしまう場面ですが、上司がダメだからといって僕は諦めませんでした。
コーチングの本を買って、上司をコーチングしだしたんです(笑)
本を見ながら、上司を導くことに力を入れていました。
今考えれば、コーチングスキルを体得する良いきっかけになったと思います。
普通は上司が部下をコーチングするものですが、それは関係ないです。
上司だろうが、上手くいっていない人を導くスキルはとても大切です。
独学でVBAを習得!さまざまな可能性を生み出した
プレゼンやコーチングに加え、独学でVBAを習得しました。
そのおかげで、VBA習得から何年か経って、僕が作ったものは会社の人間みんなが使う基幹ツールにもなったんです。
遊びでやっていたものですが、少しづつ勉強することで、スキルとして表に出せるまでになりました。
業務とは関係ない新組織を0から設立した
自分の業務とは関係のない組織を0から作りました。
その組織の中では、全員が素人にも関わらず、
- ツール開発
- RPA
- 人工知能習得
などを行いました。
ジムでやる筋トレのように、そこでは、さまざまなスキルを磨くトレーニングをしたんです。
鍛えまくりました。
もし、本業が雑務全般しかやることがないなら、本業をしっかりやった上で副業に活かせるスキルを磨いてみてください。
ガチでやることで、副業にも活かせます。
事実、ここで語ったスキルはYouTubeをやる上でどれも役に立っています。
時代はサラリーマンよりもフリーランス?のまとめ
この記事では、マナブさん(@manabubannai)の
「サラリーマンだと、成長ができない」
という考え方について、僕の考えを交えて見解を比較してきました。
最初にも言いましたが、僕の考えは「人による」です。
どちらの生き方を選んでも、頑張れなければ上へは登れません。
その人がどうやって考えて行動するかによって、未来は違ってきます。
そのため、「フリーランスだから成長ができる。サラリーマンだから成長できない」というのはないと思います。
僕は、サラリーマンはフリーランスより大きな決定権を持っていると考えています。
そうやって組織の中でスキルを磨いていけば、
- ブログ
- YouTube
- 不動産投資
などに活かせるスキルを身に付けることができます。
成功した人が発信しているから、「フリーランスの方が成長できる」という考え方が主だって見えているかもしれません。
失敗した人は、誰にもみられずに消えていってしまいますからね。
なので、フリーランスになる場合は、失敗のリスクをしっかりと把握しておいてくださいね。
下記の記事では、この記事内容についてさらに詳しく話しています。
よかったら動画の方も参考にしてみてください。