自分の投資スタンスを決めよう
株式投資を始めるにあたり、まずどういうスタンスで株を始めるのかを決めておいたほうが良いでしょう。
例えば下記の2パターンがあります。
- 安定志向:10万円を1年後に11万円にする
- 成長志向:10万円を1年後に100万円にする
1年後に100万円にするのは極端かもしれませんが、安定的に年間10%の成長を期待する方と、1年後に2倍以上にしたい人では買う株もスタンスも大きく異なってきます。
まずは、どういうスタンスで株式投資をはじめ、どれくらいの利益を得たいのかを決めましょう。
実は、年に5%でも安定的に増やせ続ければ、すごい投資家となります。
いきなり10倍を狙って大きな投資をすると、すべてを失う可能性があります。リターンが大きい投資ほど、損を出す可能性も高くなりますので注意してください。
安定投資なら大企業に投資し、大きく伸ばしたいのならベンチャー企業に投資
もし安定して資産を増やしたい場合は大企業が安定している傾向にあります。
しかしデメリットとしては大きな成長をあまり見込めないかもしれません。
一方で、大きく資産の増やしたい場合はベンチャー企業や中小企業など時価総額が大きくない企業が成長の余地が残されています。
その反面、うまく成長できる保証はなく、事業がうまくいかずに縮小してしまう可能性もあります。
大企業かどうかを見分ける基準として、時価総額というものがあります。
時価総額 = 発行株数×株価
のことです。
時価総額1兆円を超えるような大企業なら、比較的安定な会社が多いです。
一方で時価総額が100億円を下回るような会社は、まだまだこれからの会社なので大きく成長する可能性もあります。一方で小さな会社なので、業績は不安定なリスクもあります。
安定して増やしたいのか?大きく増やしたいのか(どちらもリスクはあり)それらを見極めて投資しましょう。
- 安定志向:10万円を1年後に11万円に狙う
- 成長志向:10万円を1年後に100万円に狙う
選ぶ投資スタンスは人それぞれですが、どちらもメリットとデメリットがあるので、あなた自身の株のスタンスをきめて、その目的に合った株を探して投資していくことになります。