この記事ではリスクとリターン考え方を解説します。
人生において、いろいろなことに挑戦すると失敗したらどうしようとか考えることがあると思います。資産運用、投資、受験などなどです。そういった大きな決断をするときは、リスクとリターンを詳しく調べ、評価することでより良い決断ができる可能性が高まります。
という考えもあると思いますが、決断をしないで問題を先送りにすることのほうが問題が拡大することが多いです。
私は株式投資、不動産投資、ブログやYouTubeで成功してきた経営者です。これまでに純資産1億円以上築くことができました。何か挑戦するときは、常にこのリスクとリターンの考えを元に、勝つ方法が高い選択をしてきて人生が変わりました。
この記事では、リスクとリターンの考え方について、経営者の目線で解説してきます。
YouTubeでも解説しています!
もくじ
まずはリスクとリターンをよく知ろう
投資やビジネスなどのの決断をするとき、まずはリスクとリターンの正しい評価が必要です。
リスクとリターンを正しく評価できていないと、トラブルに巻き込まれたり、実際にやってみて「こんなはずではなかった。。」ということになってしまう可能性が高くなります。
リスクとは?
リスクとは、危険とか危機とかいう意味です。その決断をしたことによる危険なことやデメリットや危機のことをリスクと呼んでいます。
何かの決断や決定をするとき、必ずリスクを伴います。
例えば、
- 株価が下がる
- 会社が破綻する
- 転職先で仕事がうまくいかにあ
- 転職先の給料が下がる
- 転職先でなじむことができない
- 転職先がブラック企業
などなど。
このように、何か決断をするときにその決断によっておこる危険度のことをリスクといいます。
何かの決断をする前にリスクを正しく判断することは、とっても大事なことです。知らないことが最大のリスクともいえます。
リターンとは?
リターンとは、その決断や決定をする時に得られる利益やメリットのことリターンと呼びます。
何かを決定するとき、やはり自分にとってプラスの決断をすることが多いでしょう。なるべく小さいリスクで大きなリターンを得ることが成功の近道になります。
具体的なリターンで言えば、
- 株価が上がる
- 配当をもらえる
- やりがいのある仕事に就ける
- 給料が上がる
- ホワイト企業で働ける
買った株の株価が下がることがリスクになります
よい決断するためには、まずリスクとリターンを正しく調査しよう
投資の神様といわれる米国のウォーレン・バフェット氏は、自分自身で理解できないものに投資してはいけないとおっしゃっています。
「何に投資すればよいかと絶えず質問を受ける。それに対する答えは、誰の言うことも信じてはいけない。あなた自身がよく知っているものだけに投資するのが、成功への道である」
まず、自分自身デメリットやデメリットなど、わかる限りの情報を調べてみましょう。
この時、一人の人の意見をうのみにしないで自分の頭でかみ砕いて理解することが大切です。
また、様々な情報源から情報を仕入れて、総合的に判断することも大切となります。(とても難しいのですが)
決断をする前に、リスクとリターンを徹底的に調査しておきましょう。
リスクよりリターンが大きい決断を続ける事が、成功の秘訣
リスクよりリターンが大きい決断をすることが、成功への近道になります。
勝率50%でリスクとリターンが同じ勝負はしない
たとえば、
- コインを投げて表が出たら100円をもらう
- 裏が出たら100円を払う
- 表が出る確率は50%
というゲームがあったとします。表が出る確率は50%ですから、勝率は50%です。買った場合も負けた場合も100円なので、期待値は0円。
期待値は0なので、何度も繰り返してこの勝負をやっていった場合、0円の収益になる確率が一番高いです。
こういう勝負を続けていても、確実に勝つことはできずに運任せになってしまいます。
リスクよりリターンが大きい勝負をすれば勝てる
リスクよりもリターンが大きいゲームであったらどうでしょうか?
例えば、
- コインを投げて表が出たら1100円をもらう
- 裏が出たら100円を払う
- 表が出る確率は50%
もらえる金額が100円から1100円にUPしました。この時、期待値は500円です。
50%の確率で裏が出るので、100円を損するかもしれません。しかし、勝ったら1100円ももらえるので、何度も繰り返し挑戦していけば、勝つ確率が高くなることが直観的にわかるでしょう。
このような勝負を続けていくことが、負けないような決断方法なのです。
リスク=リターンでも、勝つ確率が50%より大きい決断
今度は、表が出る確率が50%より大きい場合も勝てる可能性が高まります。
例えば、
- コインを投げて表が出たら100円をもらう
- 裏が出たら100円を払う
- 表が出る確率は70%
のようにリスクとリターンが同じ金額だとしても、表が出る確率が70%のコインを使って勝負したとした場合、何度も繰り返していけば勝つ確率が上がっていくことわかるでしょう。
このように、決断や決定をするときは
- リスク<リターンとなる勝負を選ぶ
- リスク=リターンでも、勝つ確率が50%よりも高い勝負をする
ということがとても大切になります。
そして、リスク<リターンだったとしても、1回だけやると負ける可能性があるので、その勝負を何回も地道見繰り返すことが成功するための秘訣だと考えています。
リスク<リターンはあり得るのか?
と思われるかもしれません。
しかし、このようなリスク<リターンとなるケースはたくさんありますし、日常的にリスクよりもリターンが大きい決断を繰り返すことが大切なのです。
運動に対するリスクとリターン
例えば、家でごろごろするのと運動する決断では、リスクとリターンはどのようになるでしょうか?
家でごろごろすることによって、疲れが取れるメリットがあるかもしれません。一方で運動不足になると思います。
運動することによって、健康になることは間違いないでしょう。しかし怪我をしたり、疲れてしまうリスクがあります。
この時、どっちの決断をするのが自分の人生においてメリットがあるのか?とても小さな決断ですが、この小さなリスクとリターンを考えて決断していく積み重ねが、人生の質と結果を大きく変える可能性を秘めているのです。
このケースでは、疲れていないで時間があるのなら適度に運動したほうが健康にも体力的にも自分の人生を豊かにすることになるでしょう。
不動産投資におけるリスクとリターン
不動産投資において、リスクとリターンを調べることはとてもとても大切になります。
不動産投資には、部屋が空室になるリスク、修繕費が必要なリスク、天災のリスクなどなど、たくさんのリスクがあります。そしてリターンは、家賃収入と売却利益があります。
このリスクとリターンを総合的に判断して、
リスク<リターン
となるような物件を購入していけば、安定して利益を出し続けることができます。
と思われる方もいるでしょう。。その通り、リスクよりリターンが大きい物件というのはめったにありません。だから、不動産投資家は常に物件を探しまくっているのです。探しまくっていても、そう簡単には見つからないのです。
不動産投資のいいところとして、市場のゆがみが大きく、まれに「リスク<リターン」となっている物件が出てくるのです。
- 不動産投資におけるリスクと対処法
リスク=リターンでも、運で勝っている人がいるので注意。統計学の二項分布
先ほど、
- コインを投げて表が出たら100円をもらう
- 裏が出たら100円を払う
- 表が出る確率は50%
というケースを考えました。これは統計学で二項分布という統計に従います。
二項分布とは、コインの表と裏のように、ある確率で2つだけ状態を取る場合に、コインを10回振った時、何回表になるか?というような確率を示す分布になります。
例えば表が出る確率が50%のコインを10回振った時、
- 5回表になる確率は約25%
- 7回表になる確率は約12%
- 8回表になる確率は約4%
- 9回表になる確率は約1%
- 10回表になる確率は約0.1%
のようになります。
つまり、12%の人は7勝3敗になり、1%の人は9勝1敗になります。
短期的な為替の動きは予想できないので、FXとかバイナリーオプションの勝率は一般的には50%になります。
何も考えずに100人が10回トレードした時、7勝3敗の人は12%も出てしまうということです。そして、こういう方が、自分の実力でFXを買ったと思い込んでしまい、どんどん金額を大きくつぎ込んで破綻するケースをたくさん見てきました。
このような丁半ゲームは、初めはうまくいったとしても勝ち続けることが困難でいつか大きく負ける可能性があり、注意が必要です。
リスクよりリターンが大きい決断を続ける事が、成功の秘訣!まとめ
ここまで、何か決断や決定をするときはリスクとリターンをよく調べ、そしてリスク<リターンとなる決断を繰り返していくことで成功する確率が高まるという解説をしてきました。
人生において、さまざまな決断のタイミングが来ると思います。
そういったときにリスクとリターンを考えて決断していくことで、より良い方向に勧める確率が高いと考えています。
この記事で少しでもお役に立てればうれしいです。
この「もふもふ不動産」のブログでは、不労所得や資産収入を得る方法を解説しています。月に250万円以上の収益を上げられるようになった方法を【保存版】不労所得を築くためのロードマップで解説しています。
YouTubeでも解説しています!