不動産投資、株式投資、経済、税金、科学、研究開発などを初心者にわかりやすく解説することを得意としている。
もふもふ不動産のもふです。
僕は投資家でTwitterやYouTubeやブログなどで資産運用や不動産投資について解説しています。
今回は米国株の始め方ということで、米国株のメリットデメリットについて解説をしていきます。
合わせて、米国ETFへの積立で安定した資産形成【米国ETF】の記事も読んでいただくのがオススメです。
米国株投資を始めたくなる4つの魅力
米国株投資ってどういうもの・・・?
ここでは米国株の魅力についてお伝えしていきます。
1. 右型あがり!アメリカの経済成長
近年アメリカの経済は飛躍的に伸び続けています。
上のグラフを見ると赤色がアメリカを指していて、ズバ抜けて伸びているのがわかります。
一方の日本はバブル崩壊後、経済成長が停滞・・・(グラフは青色)
こうして比較してみると、アメリカの経済がいかに成長しているのかが分かります。
このほか、人口の面でもアメリカは増加し続けており今後も若い人材が増え続ける予定です。
日本は「少子高齢化」の現状があるよう、今後の成長が人口的側面からも見込みにくい背景にあります。
- 近年、経済が成長し続けている
- 人口も増加中
- 日本の経済は停滞している
- 少子高齢化も進んでおり、今後の経済成長が見込みにくい
これらをふまえて、日本以外の国で株式を持っておくことも選択肢の1つに入れておくと良いかもしれないというのが今回のお話です。
2. 株価も軒並み絶好調
GDPの向上に伴いアメリカの株価も伸び続けています。
GAFAM(Google、 Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)を始めとした強い企業がそろっているため、今後も上昇する可能性が高いと予想されています。
- 株価が上昇中
- 今後も上昇する可能性が高い
- 強い経済・強い企業・強い人材に期待ができる
- GAFAMの時価総額が東証を抜いた・・
GAFAM5つの時価総額が東証一部の時価総額をぬいた・・・
つまりは、日本の株価はこの5社の株価に負けてしまったという事実です。
このことからも日本の経済とアメリカの経済の規模感がいかに違うかわかります。
株価の面でも経済規模の面でも、アメリカの経済は今後も期待できる!そういった声をよく耳にします。
アメリカの今後の経済発展に絶対は約束できない。日本の過去の「Japan as NO.1」にみられるように、安定・安心といわれていた国でも今の日本のように経済が縮小・停滞する可能性も考えられる
このほか人口増加も含めて強い人材・強い経済がある現状、今後の成長にも大きく期待が持たれています。
上のグラフはS&P500の指数です。
結果論として買っておけば良かったと言われるくらい2010年頃からドカンと株価が上がっていることがわかります。
日本の指標としてTopixのグラフが上記です。
1989年をピークに株価は下がり続けていて、今後は人口減少の面から下がる傾向にあるといわれています。
日本株だけでなく、米国株の購入も選択肢の1つとして見ておくのはよいことだと言えるでしょう。
3. 一株から購入することができる
米国株は1株あたりから購入することができます。
- 少額から購入ができる
- 1株からの購入ができる
GAFAMの株価もそこまで割高ではないので初心者の人でも挑戦しやすいです。
Microsoftの株が195ドルで買えるのね~思ってたよりも安い!
4. まだまだある米国株の魅力
- ETFが豊富にある
- 連続増配企業がたくさんある
- 株主還元の意識が高い
ETF(上場投資信託)の種類が豊富にあるのはうれしいですね。
銘柄も株券から債券、自分の希望に合った投資スタイルを確立することができます。
また、アメリカの企業は株主に還元してくれる企業が多い印象です。
連続増配企業が多いことや株式配当金など日本と比較して見ると、株価を上げる施策をしていることが分かります。
米国株のデメリットは?
米国株の魅力について解説してきました。
ここまでで聞くと、成長し続けている米国株をやらない手はないようですが・・・
デメリットもあるのが米国株をはじめとした外国株です。
- 為替の影響がある
- 情報が英語になるので詳細がわかりにくい
- 二重に課税がされる(アメリカ10%、日本20%)
為替の問題で、円高・円安に米国株は影響されます。
買ったときから円高になると、円の価値のほうが高くなるわけですから損が発生します。
逆に円安に振れると円の価値が低くなりドル建てでもっている資産のほうが得になります。
日本以外の資産をもつ=為替の問題は避けられません。
このほか、米国株の情報を収集するのに「英語」を使わなければならない点で、ハードルが高い人もいるでしょう。
今は翻訳を使えば問題なさそうですが、英語にかなり抵抗がある人は難しいかもしれません。
さらには、日本と米国で二重に課税が行われることも課題の1つです。
申請をすれば戻ってくるという話なので、ここはよく調べてから始めるようにしましょう。
米国株なんだか難しそうだな・・いい面もあればデメリットもあるんだね!
米国株を購入してみよう
米国株取り引きのメリット・デメリットがわかったところで、購入するにはどうしたらよいでしょう。
下記を参照すると、取引が簡単にできること分かります。
ネット証券で口座を開けばOK
取り引きが簡単に行えるネット証券(SBI証券など)で口座を開くことがオススメです。
銀行などの窓口取り引きでは手数料が高めなので、手数料は抑えたいところです。
米国株の買い方
SBI証券での買い方を紹介します。
ここでは「マイクロソフト」を買うことを例にして紹介しています。
注文入力の項目の「ティッカー」の欄に「Msft」と入れます。
日本語で「マイクロソフト」と入力してもヒットしないのでティッカーに入力のする際に要注意です。
※入れるべき正しい名称は株価を検索する際など調べたらでてきます。
マイクロソフトを選択後、詳細事項を入力する注文画面に移ります。
「株数」「価格」「期間」「預かり区分」「決済方法」をそれぞれ選択することが可能です。
- 預かり区分・・「特定預かり」にする➡源泉徴収されない
- 「決済方法」・・円貨決済を選択しても自動でドルに換えてくれる
【株式投資初心者向け】投資信託でも購入できる
初心者には投資信託がオススメです。
分散投資の目的でも、投資信託で十分でしょう。
- SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- 楽天VTI(全米インデックスファンド)
上記の銘柄はめちゃくちゃ有名・人気な銘柄になります。
手数料も安いので初心者にはお手軽で特におすすめです。
初心者は投資信託でも十分なんだね~
まとめ
ここまでで米国株投資の魅力について解説してきました。
- 経済成長がすさまじい米国に投資
- 1株から買えるので始めやすい
- 税金などはちょっと複雑(中級者向け)
- 無理に米国株でした買わなくとも、S&Pなどの投資信託でも十分OK
「株式投資の基礎」ということで、1から解説しています。
下記には、今回の記事が動画で見られるように、リンクを貼っておきました。