この記事ではリボルビング払いの仕組みと危険性について解説していきます。
僕は不動産投資や株式投資など様々な投資や、会社の経営をしており、お金の増やし方についてよく調べています。
そんな僕が断言しますが、リボルビング払いは100%やってはいけません。。超危険な支払方法で、消費者が損をする購入方法です。
クレジットカード会社は、莫大な利益が出るのでリボルビング払いを勧めてきますが、その手法にハマってしまうとかなり危険なので要注意です。。
この記事では、リボルビング払いの仕組みや危険性について、投資家がわかりやすく仮設していきます。
もくじ
リボルビング払いの仕組みは？
リボルビング払いとは、クレジットカードの利用金額や利用件数にかかわらず、あらかじめ設定した一定の金額を毎月返済していく返済方法です。
分割払いの場合、商品ごとに分割して支払っていきます。
一方でリボルビング払いは、商品など関係なく、残金に対して一定の金額を返済していく支払い方式です。
リボルビング払いの支払い方式
リボルビング払いの支払い方式は2種類あり、
- 定額方式
- 残高スライド方式
があります。定額方式は、常に一定の金額を返済していく返済方法です。
残高スライド方式は、残高が多いと返済額が多くなり、残高が少ないと返済額も少なくする仕組みとなっています。こちらの返済方法のほうが多いイメージがあります。
リボルビング払いのメリットとデメリット
リボルビング払いのメリット
リボルビング払いのメリットとしては、毎月一定の金額を返済する仕組みであることから、計画しやすいというメリットがあります。
分割払いだと、各商品の返済額を把握して管理しないいけないため、支払いの金額が大きくなってしまう可能性があります。
分割払いでたくさん商品を買っている人にとっては、管理が簡単になるというメリットがあるかもしれません。
リボルビング払いのデメリット
デメリットとしては、借金を定額でしか返済しないので、なかなか残金がなかなか減らないという問題があります。
残金が減らないということは、金利を長期間にわたって支払い続けないといけません。
そのため、合計の返済金額が、とても多くなってしまいます。
また、定額でしか返済しないので、どんどん商品を買っていってしまうと、借金がどんどん膨れ上がっていってしまいます。
これはかなり恐ろしいことで、知らぬ間にリボ払いになっていて、気が付いたら100万円の借金を抱えていたというケースもあるくらいです。
リボ払いの実際の返済例
リボ払いした時に、実際にどのようになるのかシミュレーションツールがあるので調べることができます。
例えば、楽天カードのリボルビング払いだと、以下のような仕組みになっています。
- 20万円までなら、元金返済は最小3000円
- 20万円超えると、元金返済は最小4000円(以降5万円増すごとに1000円増加)
- 利息は15%
という仕組みです。
リボ払いで20万円を返済した時のシミュレーション
リボルビング払いシミュレーションで、20万円を3000円ずつ返済していった場合を求めてみました。
20万円借りたのが、5.5年もかけて返済する見積もりとなっています。
月々の返済額は約5500円。3000円返済で、手数料(利息)が2500円となっていますね。
合計の返済額は、284571円！
84571円も利息を取られることになっています。
金利15%なので、かなりの利息を返済することとなってしまいます。
リボ払いで100万円返済した場合のシミュレーション
100万円を最低金額で返済した場合のシミュレーションは、さらに恐ろしいこととなっています。。
返済期間は12.5年！
合計の支払い総額は約161万円！61万円も利息を取られます
かなりの負担になりますね。。12年間以上も金利15%で返済し続けると、このように恐ろしい結果となってきています。
クレジットカード会社が儲かる仕組み
クレジットカード会社は、あの手この手でリボルビング払いを勧めてこようとしています。
その理由をご存知でしょうか？
それは簡単です。儲かるからです。
沢山借金を抱えさせて、15%の金利をじわじわと稼げると、とても儲かるからです。
なので、様々なキャンペーンをしてリボ払いを勧めてきています。
この図は、クレジットカードで決済した場合の手数料のイメージです。
ペンギンさんがお店で1000円のクレジットカードを買った場合、クレジットカード会社に1000円支払い1%くらいのポイントが還元されます。
クレジットカード会社は、決済手数料を3%くらい引いてお店にお金を振り込みます。
この手数料がクレジットカード会社の利益となるのです。1回払いだとすると、決済の時しか利益を出すことができません。
しかし、リボ払いですと借金の残債に対して15%の金利を毎年もらうことができるため、安定した収益を上げることができます。
そのため、カード会社はリボ払いを勧めてきます。
これは楽天カードのリボルビング払いのサイトですが、
「月々の支払いが一定だから安心」
とアピールしています。
月々の支払いが一定なのは、借金を先送りしているから一定なだけです。
そしてその先送りした借金には、年間15%物金利がかかることを、すごく小さな字で書いていてわかりにくくしています。
このように、クレジットカード会社はリボ払いを勧めてくるので要注意です。
クレジットカード契約当初からリボルビング払いになっているケースが
さらに注意が必要なのは、クレジットカードの契約時にリボルビング払いになっているケースがあります。
僕も経験したのですが、クレジットカードを申し込む時点でリボルビング払いしか選択できず、あとから自分で解約しないといけない仕組みになっているケースがあります。
これはもろにリボ払いにして荒稼ぎしようというクレジットカード会社の狙いが現れています。。
また、意図せずにリボ払いになっており、どんどん借金が積み上がり、カード上限金額まで行ったところでカードの上限になり支払いできなくなり、そこで初めて気が付いたという方がブログでまとめられていました。。
こういったケースを防ぐ方法としては、毎月しっかりクレジットカードの返済明細を確認し、一括で返済されているか確認することが大切です。
リボ払い設定になっていると、「一括返済で」といってクレジットカードを使っても、リボ払いになってしまうので注意が必要です。
カードの明細は必ず確認するようにしましょう。
Youtubeでも解説しています
リボルビング払いに注意！投資家は絶対に使いません…
ここまでリボルビング払いの仕組みや注意点や危険性について解説してきました。
リボルビング払いはクレジットカード会社を儲けさせるための仕組みなので、お金に詳しい人や投資家は絶対にリボ払いを使いません(ポイント獲得して、すぐに一括返済とかはあり)。
クレジットカード会社はあの手この手を使ってリボルビング払いを勧めてきますが、その手に載らずに普通の支払いにするようにしましょう。
また、知らぬ間にリボ払いになっているケースもかなりあるので、自分のクレジットカードがリボ払いになっていないかどうかいま一度確認することが大切です。
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