この記事では、こういう方がどうしたらいいのか?僕が考える方法について解説します。
不動産投資家のもふです。2014年から不動産投資を行ってきており、危険な不動産投資物件を購入する方を少しでも減らそうと、ブログやYoutubeなどで注意喚起を行ってきています。
しかし、実際にすでに購入されている方もいて、そういった方から「どうしたらいいのか?」と質問をいただくようになりました。
正直言って、簡単なことではなくかなり厳しいような状況です。なので、簡単なことではなく何とかなるというような魔法のような方法はない状態です。
ここに書いてあることを実行して何か問題が起こっても、責任はとれません。。くれぐれも、自己責任で考えてご判断ください。
もくじ
不動産投資が赤字。。やめたい場合、どうしたらいいのか?
不動産投資で赤字の物件を持っている場合、かなり苦しい戦いになります。簡単にそのマイナスの状況から抜け出せる方法はありません。
ただ、最悪の場合は自己破産すればやり直しがききます。デメリットも、そんなにありません。どうすることもできなくなったら、自己破産すればやり直しすることが可能なのは把握しておいたほうが良いでしょう。
自己破産のメリットとデメリット
自己破産するまでではないけど、何とか立て直ししたい場合にどうすればいいのかというのを解説します。
- 売却を検討する
- 利回りのUPを検討する
- 支出を減らすことを検討する
- 別の収入源を作る
これらのことを行いながら、何とかいい方向になるように努力するというのが僕の考えです。
不動産投資をやめたい場合~物件の売却を検討する
物件が売却できれば、そのまま不動産投資をやめることができるので、まずは売却を検討するべきです。
楽天のダイレクトメールの新築区分マンションの記事でも紹介したように、一般的には
借金 > 売却金額
となってしまうため、売却するのが厳しい状況だと思います。だからといって、諦めるのはもったいないです。
不動産の価格は人によってバラバラなので、もしかしたらあなたの物件をドンピシャで探してて高値で買ってくれる人が現れる可能性がほんの少しあるかもしれません。その可能性にかけるためには、まずは売却に出すことが大切です。
物件の売却は、実際に売却されるまでお金が一切かかりません。なので、借金が帳消しになるくらいの価格で物件を売却に出してみるのがお勧めです。
- 物件の売却の査定に出す
- 借金が亡くなる希望の金額で売却活動をしていただけるか確認する
- もしOKなら、売却活動を行ってもらう
という感じです。
ここで注意は、実際の市場価格と、希望価格が乖離しすぎていたら、物件の売却活動すらしてもらえない可能性があります。なので、乖離が大きい場合は、
という感じでお願いしましょう。売れる可能性が少ない物件を預かっても不動産屋さんの手間になるだけなので、なるべくご迷惑にならないように、アットホームやスーモや楽待などに乗っけてもらうのが良いです。
まずは不動産の一括売却査定サイト等を利用し、あなたの物件の市場価値を把握した上で売却が可能かどうかを調べることが初めのステップです。それで不動産屋さんに物件を預かってもらえるようだったら、借金がなくなる金額で物件の売却活動をしてもらうと僕なら思います。
不動産投資をやめたい場合~利回りのUPを狙う
赤字額を少しでも少なくするためには、不動産の収入をUPする戦法を考えることが大切です。
1棟物なら、自動販売機を置いたり、空きスペースにバイク置き場や車庫を作ったりして収入のUPができないかどうか検討して復活した大家さんがいます。
また、家賃が安すぎていないかチェックし、もし周りの物件よりも家賃が安すぎるようなら空室が出たときに家賃をUPを検討することもできます。
家具付きの部屋にして、家賃をUPされている大家さんもいます。
こういったように、何か利回りUPする方法がないか検討することが大切です。
注意点としては、自動販売機を置いても売れないとか、家具を入れても家具付きの需要がないとか、失敗する可能性もあるので、よく需要を調査して経営判断することが大切です。
不動産投資をやめたい場合~支出を減らせないか検討する
収入を増やすのと同じくらい、支出を減らすことが大切です。
自主管理に切り替える
管理会社に委託している場合、自主管理に切り替えて管理費を削減することができます。大変だと思いますが、お金がない状態なら少しでも支出を減らすのが先決だと思います。
区分マンションや戸建ての場合は、あまりやることがないのでサラリーマンをやりながらでも十分に自主管理で対応できると思います。
実際にサラリーマンをやりながら自主管理されている方もいます。
銀行に金利交渉をする
銀行に金利交渉をして、金利を下げられないのか相談するのもよいでしょう。
簡単なことではないかもしれませんが、仮に金利が1%下がったとしたら、利回りが1%上がったのと同じ効果があってインパクトが大きいです。
大家さん仲間では、結構金利交渉をしてうまく金利を下げている方がいます。僕はまだ金利交渉で下げたことがないのですが、年度の区切りなどの狙って相談してみようと思っています。
銀行によっては金利を下げてくれない銀行もあるのですが、粘り強く交渉しましょう。
借り換えを検討する
財務状況が良好で、経営もうまくいっている状態だとほかの金融機関に低金利で借り換えができる場合があります。
ダメもとで、電話して聞いてみましょう。借り換えもなかなか大変ですが、もし低金利で借り換えできればお金の手残りに対するインパクトがとても大きいです。
不動産投資をやめたい場合~別の収入源を作る
やれることはやって、ほかにやることがない。時間が余っている。。そういう場合は、不動産投資以外の収入を作るというのも手だと思います。
例えば、ブログやアフィリエイトなどで月々10万円稼げるようになったら、区分マンションの赤字くらいなら余裕でプラスにできると思います。諸費用がかからないので、簡単に始めることができます。
ただ、難易度は比較的高いので、誰でも簡単に稼げるというような感じではありません。ただ、何もすることがなくスマホゲームしたり、飲みに行ってお金を使っているようだとしたら、ブログやアフィリエイトでほかの収入源を作ってみるのもいいと思います。
不動産投資をやめたい場合~まとめ
不動産投資が赤字の状態で不動産投資をやめたい場合、簡単にすぐにやめることは難しい状況です。
ここまで、売却を検討しつつ、利回りをUPさせ、支出を減らし、他の収入源を作る方法を提案しました。
僕ならこうするということなので、あくまで自己責任でお願いいたします。
- 売却を検討する
- 利回りのUPを検討する
- 支出を減らすことを検討する
- 別の収入源を作る
どうしたらいいのかわからなくなったら、弁護士さんに相談を。。
もし、どうすることもできないとか、どうしたらいいのかわからないなどあったら、債務整理の専門の弁護士さんに相談してもいいと思います。
債務整理の専門にしている弁護士法人イストワールさんでは、無料で相談に乗っていただけるそうです。一人で悩んでいても解決しないのでしたら、法律の専門家の弁護士さんに無料で相談してみるのもよいかなと思いました。
Youtubeでも解説していますので、ぜひ見てみてください
https://youtu.be/hFMCWV_Or9Q