隼
家族との悠々自適な生活を目指して、サラリーマンとして働きながら兼業ライターとして活動中。本業の設計開発で培ったスキルを全く活かさない「資産運用」、「住宅」「採用」などさまざまなテーマで執筆中。本業の給料は住宅ローンと生活費に消えるため、ライター収益で高配当株を購入し、配当金と共に家族の時間を増やしていくのが当面の目標。webライターの活動と資産運用について綴った「悠々自適」を運営。
資産運用ブームが来て、NISAやiDeCoが始まってもブームに乗っからなかった私が、2019年になりある理由から資産運用を始めました。
当時は制度の勉強をすることもなく、何となくただ難しそうだからというだけで敬遠していましたが、今思えば早く始めておけばよかったなと思っています。
過去には戻れないし、今回が始めるためのいい機会で最良のタイミングだと思って突き進んでいくことにしました。
資産運用を始めるときには妻から反対を受けましたが、何とか説得し実際に始められたので、資産運用を始めた理由と妻を説得した方法を紹介します。
もくじ
私が資産運用を始めた理由
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私が資産運用を始めた理由は大きくわけて4つあります。
- 妻との時間を増やす
- 子供にお金のことを教える
- 好きな仕事を好きな場所で
- 将来に対する漠然とした不安
特に1,2の項目が資産運用を始める大きなきっかけになりました。それぞれ詳しく書いていきます。
妻との時間を増やす
私たちの夫婦は会社員と看護師の共働きです。私は仕事は忙しいものの調整をしやすい設計開発職のため、比較的自由に休みを取ることが可能ですが、基本的には土日休みです。
妻は入院患者さんもいる病院で正看護師として働いており、夜勤もあるシフト制であまり休みを自由にできません。お互いで示し合わせないと休みが合う日は月に2,3日しかありません。
労働収入を考えると今の共働き体制はなかなか強いのですが、やはり妻と一緒に過ごす時間が少ないのは気になります。
資産運用による収入を増やせれば、トータルで同じ収入を得るにしても労働収入の割合を少しずつ減らせますので、休みの取りやすい職場に変えるなど調整しやすくなります。
いずれは、妻は働きたいときに働きたいだけ働くような状態を作りたいですね。
子供にお金のことを教える
順調にいけば来年の春には第一子が誕生する予定です。これは私の考え方を変える大きな転機になりました。
私は特別裕福でも貧しくもありませんでしたが、それでもお金が要因で諦めたことはあります。両親に対しては、感謝しかありません。自分たちのことを我慢して、私たち子供のためにかなりの教育費を投じてくれました。
ただ、お金に関する知識は私の両親も私も持っていなかったことで、大きなチャンスを逃していたと感じています。できれば子供にはもっと上手く、多くの選択肢を持って生きて欲しいと思っています。
まずは私自身が資産運用の実践を伴ったお金に関する勉強をして、幼い頃から子供にお金に関してさまざまなことを教えてあげれば、後は上手く生きてくれるでしょう。
好きな仕事を好きな場所で
大学卒業後にそれなりの大きさの会社で技術系設計開発職として働いています。もともと今の仕事がしたかったわけではなく、消極的な選択肢でした。
今の仕事は収入も安定していますし、新しいものを開発しそれが利用者の生活を便利にしてくれているのが見れるので、楽しさはあります。
ただ、28歳まで結婚しなかったら起業しようと思っていたので、少し退屈で窮屈な感じはあります。後は、仕事に行くために住む場所が固定されてしまっているのが嫌ですね。
正直、今時点で何かこうしたいというアイディアがあるわけではないです。しかし資産を築ければ、その分収入が減ってもやっていけるので、好きな場所で好きなことを仕事にするという選択肢が取れます。
できれば気軽に少しの移動で色んな国に行ける欧州のどこかで、忙しくてもいいから楽しいと思える仕事を、妻と一緒にしたいですね。基本的に働くことは好きです。
将来に対する漠然とした不安
正直言って、私と私の妻だけであれば気合と根性でどうとでもなりますし別に将来に対しての不安はありません。
ただ、だんだんと生きにくくなっている日本にこれから生まれてくる私たちの子供は、将来安定して楽しく生活していけるのかわかりません。ここに漠然とした不安があります。
お金のことを教え、自分で上手くマネジメントできるようになってもらうのはもちろんですが、きちんと資産を残してあげたいなと考えています。
その為には、長期的に安定してインカムを得られるような資産を築き上げなければいけません。
反対する妻を説得した方法
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資産運用を始めたいということを妻に伝えましたが、保守的で頑固な妻はなかなか合意してくれませんでした。
ただ、これは諦めるわけにはいかなかったので、いろいろな手段で説得し、最終的には協力してくれています。
- なぜ投資したいかを共有
- 妻のメリットを明確に
- 本気の努力を見せる
具体的にどのように説得していったのか、紹介します。
なぜ投資したいかを繰り返し共有
前半の資産運用を始めた理由を、何度も何度も繰り返し妻と共有しました。これは完全に相手が面倒になって折れてくれるのを狙っています。
資産運用をすること以外は妻も同じような考え方を持ってくれていて、それを実現する具体的な手段を考えていなかっただけなので、言いたいことを理解してくれるのは早かったです。
ただ、しつこく話すので機嫌が悪いときに話をすると逆効果になります。いかに妻の機嫌がいい時を狙って、時には作り出して話をできるか?という点が重要です。
反対されたからといって諦めずに、時にはお土産ご機嫌取り作戦も使いながら作戦を遂行しました。妻の特性を熟知しているからこそ上手くいったと思います。
妻のメリットを明確に
人は変化を嫌い生き物なので、自分がやりたいことでなければ新しいことを始めるのに抵抗を示します。それならば、やりたいことにしてしまえばいいのです。
資産運用を始めることでの、妻のメリットを明確にしていきました。さまざまなシミュレーションをすることで、何年後にどんな状態になっているのか?を伝えることで妻のモチベーションを上げていきます。
私の妻に特に効いたのは2つで、一緒に旅行に行ける機会を増やせる可能性があることと、子供がお金に困らないような生活をおくれることでした。
このあたりは、夫婦・家族構成によってどこを訴求していくのか大きく変わると思います。配偶者の特性や好みをリサーチし、綿密な作戦を立て、動きながら戦略を変えることで成功につなげていくのがよいでしょう。
本気の努力を見せる
適当な気持ちで言っているわけではないことを、行動で見せました。妻から明確に言われたわけではないですが、最後の決め手になったのはこの項目だったと思っています。
具体的には、本業であるサラリーマンとしてしっかり働きつつも、副業で細々と始めていたwebライターに本格的に取り組み始めました。
一緒にいるときにはなるべくコミュニケーションを取り、妻が仕事で私が休みのときにはひたすら記事を書き収益を積み上げていく。残業があって遅く帰ってきても、少しでもパソコンを開いて記事を書く。ひたすらこの積み重ねを1ヶ月程度続けました。
正直、自分でもよく頑張ったなと思うし今でもほぼ同じペースで続けているが、段々と妻の対応が軟化していき、最終的には資産運用を始めることを許可してくれました。
まとめ
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資産運用を始めるかどうか、また始めるとしてもその理由は人それぞれ様々です。どちらがいいという訳ではなく、自分たちでしっかりと考えて結論を出せばその結論は大きく間違った決断ではないでしょう。
もし家族がいる状態で資産運用を始めるならば、一人で頑張るのではなく家族の協力をしっかりと取り付けてから取り組んでいくことをおすすめします。
夫婦や家族とはいえ、お金に関する考え方がまったく一致しているというのは珍しいでしょう。そのずれを戦略的なコミュニケーションを頻繁に取ることで埋め、時には賄賂を贈ることで自分の側に引き寄せていきます。
家族で理想とする未来を実現するために、資産運用を始めました。