もふ社長
「もふもふ不動産」の運営者。投資家、ブロガー、YouTuberとして活動。「もふもふ不動産」のYouTubeのチャンネル登録者数15万人を超え、Twitterは4万人を超える。2019年3月末にサラリーマンを辞め独立。詳しい自己紹介はこちら。もふもふしたものをこよなく愛し、不動産投資、株式投資、経済、税金、科学、研究開発などを初心者にわかりやすく解説することを得意としている。
もふもふ不動産のもふです。
僕は投資家でTwitterやYouTubeやブログなどで資産運用や不動産投資について解説しています。
コロナウィルスが世界的に広がっており、2020年2月に世界的に株価が暴落しました。
今後、どれくらいコロナウィルスの影響が経済活動に影響しそうなのか予想します。
もくじ
コロナショックは来ると予想…
景気や経済の予想は非常に難しく、今後どうなるのかを確実に言い当てることは不可能です。
僕自身の予想ももちろん外れる可能性があるのでご了承ください。
10年以上株式投資を行ってきている投資家の目から見て、今回のコロナウイルスによる影響は、世界的な経済を一時的に停滞させると予想しています。
そのため、今まで好調だったダウ平均、S&P500、日経平均株価などは下落トレンドに移行すると推測。
僕個人としては、景気減速に備えて個別株を売却しました。S&P500などのインデックス投資は、長期的に見ると成長すると考えているので、つみたてNISAなどを継続して積立てています。
コロナウイルスの状況
コロナウイルスの感染者数の状況は、Yahooによるまとめと、BCCのまとめがわかりやすかったので引用しています。
この推移を見ると、2020年2月28日時点では、国外の感染者数はピークを迎えています。これは主に中国での感染者数の増加がピークを越えたことによるでしょう。
一方で、国内の感染者は増加しています。このまま増加してしまうと、武漢のように都市を閉鎖にまでなってしまう可能性があり、本当に恐ろしいです。
そして、中国以外の国でコロナウイルスの感染者が増加しています。
韓国では1000人以上の感染者がおり、かなり広がってしまっています。イランやイタリアでも発生してしまっており、アメリカでも感染者が出始めました。
日本国内でインバウンド需要が無くなる
日本は2020年10月に消費税が増税され、日本は一気に消費が冷え込んだ状況です。
GDPも年率換算で6.3%の減少となり、想定よりも消費が冷え込んでいます。日経平均株価も下落しました。
そんな状況にコロナウイルスでさらに消費が冷え込むことになりそうです。
日本国内では、中国人の観光客が一気に途絶えたと報道されています。
中国人観光客がいなくなり、観光業界が大打撃を受けています。
ホテルでは廃業するホテルも出てました。ツアーバスを運営する会社も経営が厳しくバスを売ると報道されていたり、これからますます影響が広がっていきそうです。
買い物をする人も減るので、物がさらに売れなくなるでしょう…。
これからどれだけ消費に影響するのか?2020年1月~3月のGDPがどうなるのか?さらに悪化しないのか?非常に不安がある状況です。
京都、ほんとうに空いています
— 火垂 (@Hotaru_Daily) February 22, 2020
こんなに人のいない祇園をみたことがない…… pic.twitter.com/TkBozEsUyW
京都の観光地
— まや (@mocamochi_) February 5, 2020
修学旅行ぶりに行ったから
普段どれくらいか分からないけど
お店の人もいつもは歩けないくらいこのとおり混むのよ〜っていってた(´O`)
一人旅次はどこ行こうかな。 pic.twitter.com/hqiBSwYmxP
コロナウイルスでAppleが下方修正
2020年2月17日、iPhoneを販売しているAppleが下方修正のプレスリリースを出しました(英語のリリース)。
内容的には、
- コロナウイルスの影響で、iPhoneの販売予想が未達になる
- どれくらい売り上げが下がるのかはまだ未定
- 理由は、工場の再開が遅れていること、中国国内でiPhoneが売れない事
です。Appleがいち早くコロナウイルスによる影響を下方修正しました。
iPhoneが売れなくなると、iPhoneに部品を出荷している企業や、iPhoneを製造している会社(鴻海)などの売り上げが下がってしまいます。
日本企業もCMOSイメージセンサーを出荷しているSONYなど、ディスプレイを供給しているジャパンディスプレイなど、様々な部品メーカーがiPhoneに部品を供給しています。
これからかなりの影響が見込まれます。
YouTubeで解説しているので、こちらもご参考。
コロナウイルスにより世界的に景気が後退しそう
まだAppleのiPhoneが下方修正しただけですが、他の企業からはまだ大きな発表はありません。
他の企業は大丈夫なのでしょうか?そんなわけはないと思います。
Appleの情報収集能力が高く、いち早く影響をキャッチして発表できたのだと思います。
AppleのiPhoneが売れないのなら、ファーウェイや三星などのスマホも同じような影響があると予想できます。
建築部材も不足している模様
さらに最近では不動産投資家の間で、建築部材が届かないという話も聞こえてきています。
「部材が届かないから今年は新築アパートが建築できないかも」といった声も聞こえてきています。
あくまでまだウワサ段階なので、どれくらい影響があるのか未知数です。
予想ですが、中国の生産がストップしているので部材がない可能性があります。
そうなると、日本の建物の建築ができなくなり、建築業界や住宅業界にも波及酢するかもしれません。
自動車などにも影響が出るかも
まだ情報は出ていませんが、iPhoneが作れずに売れない状況だとすると、自動車も売れなくなる可能性があります。
中国は世界最大手の市場です。中国で車が売れなくなったとすると、経済影響は計り知れないものがあります。また、日本国内でも車が作れなくなってしまうと、自動車業界も一気に赤字転落になる可能性もあります。
今後どれだけ影響が広がるのかわからない状況です。常に情報を仕入れていたほうが良いでしょう。。
コロナショックで不景気になる準備はしておこう
これからどれだけ不景気になるのかわからない状況です。
私は12年前にリーマンショックを経験していますが、本当に会社が大赤字を出してつぶれかけました。給料も賞与も削減され、仕事がないから会社に来るなといわれた時期もありました。
今回、リーマンショックまで影響が出るのかどうかわかりませんが、万が一に備えておくことは大切だと思いました。
住宅や高級車などを買う計画がある方は、もしかしたら計画をいったん保留にして様子を見たほうがいいかもしれません。リーマンショックの時は、住宅ローンが返せない方も出てきましたし、住宅価格や地価が大きく下落しました。
同じことが起こる可能性は少しあると思います。
株価が暴落した時にやってはいけない行動を解説しています。
どうなるかの予想は難しいのですが、最悪のケースを想定していて、「こんなはずではなかった…」というのを少しでもなくなればよいなと思っています。
YouTubeでも解説しています。