もふもふ不動産もふです。
僕はYouTubeで登録者数26万人を超える「もふもふ不動産」のチャンネルを運営しており、Twitterの登録者数についても、7.5万人を超えています。
今日はめちゃくちゃお得なふるさと納税の制度について、詳しく解説していきたいと思います。
皆さん、ふるさと納税はご存知でしょうか。
知らないという方はとても損してしまっているので、ぜひこの記事を読んでいただきやってみることをお勧めします。
僕自身、ブログやYoutubeにおいて、普段は「絶対にやった方が良いです!」とは言わないのですが、ふるさと納税に関してはほぼノーリスクで色々なものがもらえる制度なので、絶対にやった方が良いと思います。
この記事では
- ふるさと納税とは何なのか?
- どうやってやるのか?
- なぜお得なのか?
などを解説していきます。
もくじ
ふるさと納税の仕組み
初めにふるさと納税の仕組みを解説します。
「ふるさと」と言うくらいなので、自分の生まれ育った土地のことを指していると思われているかもしれませんが、実は全く関係がありません。
自分の生まれ故郷や応援したい自治体を自由に選択することができます。
- 住民税の一部を好きな場所に寄付できる
- 寄付した自治体から返礼品が届く
- 寄付金は住民税から控除が可能
- 所得に応じて寄付金の上限あり
- 実質負担として手数料の2000円がかかる
例えば、1万円をふるさと納税として寄付したら、寄付した分住民税が1万円減ります。
忘れてはいけない点としては、自分の所得に応じた寄付金の上限があることです。
つまり、100万円をふるさと納税として寄付したとしても、所得に応じた寄付金の上限を上回っている場合は上回った分がそのまま寄付され、住民税から控除されなくなります。
文字通り、リターンのない寄付となってしまいますので、注意して下さい。
寄付した自治体から返礼品が届くので、それをお目当てに寄付するのが一般的な流れですね。
また、住民税を支払っている方なら全員が対象になります。
以下に挙げる方法で利益を得た方も対象になりますので、参考にしてみて下さい。
- 株式投資
- 仮想通貨
- 不動産の売却益
上記の方法については、一度に大きな利益を得やすいです。
つまり、がっつり税金を支払ったらがっつりふるさと納税をしましょうということですね。
ふるさと納税のやり方
では、ここからはふるさと納税のやり方、基本的な流れを解説します。
やり方
まず、「さとふる」や「ふるさとチョイス」など、色んなポータルサイトがあります。
そのポータルサイトに対して、クレジットカード経由で寄付することができます。
※指定口座に対して銀行やネットバンクから振り込んだり、現金書留で送ることもできます。
そして、ポータルサイトを通して各自治体に寄付されます。
実際にこの自治体に寄付すればこの返礼品がもらえるなども載っており、寄付した数か月後に返礼品が届くわけです。
寄付した後は、寄付した証明書として書類が送られてくるので、それを税務署にて確定申告することで、その分住民税から控除されるという流れです。
従って、必ず確定申告を行う必要がでてきます。
このように各自治体毎に返礼品が載っています。
美味しそうだなぁと思う返礼品を渡している自治体に寄付してみるとよいと思います。
現状、「この自治体を応援したいからここに寄付する!」という風ではなく、「この返礼品が欲しいからここに寄付する!」といった少々歪んだ形になってしまっていますが、制度上それも仕方ないと思います。
所得額に応じた上限額とは
寄付金に上限がある旨は先ほど解説しましたが、自分の上限額がいくらか気になりませんか?
「ふるさとチョイス」などの各サイトでシミュレーションすることができるので、そこで調べてみましょう。
※楽天の場合は、マイページにログインする必要があります。
自分の年収・家族構成(独身or既婚者)・扶養家族の有無などを入力することで、上限額の大体の目安を調べることができます。
あくまで目安なので、正確な数字は税理士さんに聞いた方が確実ですね。
上図の場合は、年収400万円くらいの独身で扶養家族なしの例なのですが、この場合は4万円ほどが寄付できるようです。
つまり、4万円の住民税を控除することができるということです。
ワンストップ特例制度について
これは、寄付先の自治体から寄付者の住んでいる自治体に控除情報を通知することによって、寄付者自身の確定申告なしで住民税を控除してくれる制度です。
つまり、普段確定申告をしない人にとっては楽に住民税を控除してくれるというわけです。
ただ、この制度を申請するためには3つ条件があります。
- 元々確定申告をする必要のない給与所得者などであること
- 1年間の寄付先が5自治体以内であること
- 申し込みのたびに自治体へ申請書を郵送していること
この制度については、ふるさと納税の各サイトに載っているので、必ずご自身でも確認してみて下さいね。
以上のように、実質負担が2000円の手数料で返礼品をもらえるので、税金が高い人にとってはとてもお勧めです。
ふるさと納税では楽天がおすすめ
次に、お勧めのポータルサイトをご紹介します。
やはり一番いいなと感じるのは「楽天」になります。
「楽天」のおすすめポイントを解説しましょう。
おすすめポイント
- ポイントが付く
- SPU(スーパーポイントアッププラグラム)にも対応
- お買い物マラソンにも対応
・SPU(スーパーポイントアッププログラム)とは・・・SPU対象サービスの条件を達成すると楽天市場でのお買い物がポイントアップするプログラム
引用元:楽天市場トップ>SPU(スーパーポイントアッププログラム)・お買い物マラソンとは・・・買えば買うほどにポイントがアップする楽天のキャンペーン
引用元:楽天市場トップ>お買い物マラソン
SPUに対応しているので、楽天が設定している条件を満たせば満たすほど、ポイントとして還元される倍率が上がっていきます。
そのため、ポイントも10倍などで還ってきたりします。
例えば1万円寄付すれば1000円分のポイントが還ってきたりするので、楽天が一番キャッシュバックが良いのではないかと思います。
他にもお勧めがあればぜひ教えて下さい。
また、お買い物マラソンにも対応しているので、複数の自治体に寄付をすることでポイントバックがどんどんついていきます。
以前は「さとふる」を使っていたのですが、上記の点から2年前ほどから楽天に切り替えました。
購入例
これまで楽天で購入した経験から、おすすめの返礼品をご紹介します。
- 冷凍などの保存できるものがよい
- 普段食べないものを買ってみる
- 霜降り肉は脂っこいので、いくらやうに、うなぎなどがおすすめ
人によっては冷蔵庫が満タンになるくらいに返礼品が届く人もいらっしゃるので 、長期保存ができるものがよいですね。
ちょっと特別感を味わうためにも普段買わないようなものを選択してみるのもありです。
また、肉類は頼む人が多いと思うのですが、霜降り肉は脂っこいですw
なので、意外かもしれませんがいくらやうに、うなぎやカニなどの海産物をお勧めします。
他には、定期便で頼むこともできたりします。
2~3カ月に1度定期便で送ってきてくれるので、楽しみが増えます。
こちらは僕が頼んだお肉です。
外でうなぎを食べるととても高いのですが、こうした形で頼んで家で食べれば、とてもコスパが良いです。
毎年頼んでいるんですが肉汁たっぷりでとってもジューシー、これは本当におすすめです!
以上、僕がふるさと納税で頼んだものを以下のURLに載せておくので、よかったら召し上がってみてください。
とてもおいしかったですよ。
ふるさと納税の闇
ここまでふるさと納税の魅力についてたっぷりと語ってきたのですが、良い点ばかりではなく暗い部分も存在します。
その点もしっかりと解説していきたいと思いますので、ぜひご覧ください。
上図のように、普段は自分が住んでいる自治体に住民税を納めていますよね。
仮に金額を6万円としましょう。
ポータルサイトを通じて寄付することによって寄付金の一部が広告代理店に入るため、自治体には全額が入りません。
さらに、その自治体とは関係のない商品を返礼品として送付した場合、その送付代金が引かれます。
結果として、寄付先の自治体には6万円のうち2万円しか残らないといった風になってしまいます。
なので、従来は6万円が自分の自治体に住民税として納められるはずが、ポータルサイトなどを経由するうちにお金が引かれていき、最終的には2万円しか残らないといったことになります。
こういった仕組みのため、一昨年泉佐野市が「100億円還元キャンペーン」と称して、Amazonギフト券をつけたふるさと納税を行ったことで問題となりました。
このキャンペーンがやり過ぎだということでふるさと納税の対象自治体から除外されたのですが、これを泉佐野市は違法とし、訴訟を起こしておりました。
結果として、泉佐野市は逆転勝訴しております。
引用元:日本経済新聞
このように、ふるさと納税の寄付金の奪い合いのような形になっており、結局税金が本来あるべき姿として納められていないのですね。
個人的な考えとしては以下を挙げます。
- 税金の納め方としては効率が悪い
- 合法的な節税として仕組みがあるため、活用する
- 税金を支払っているので、使えるものは使っておこう
税金を多く支払っている人にとってはメリットは大きいのは事実ですが、日本という国で考えた場合は、この制度はやめた方が良いと思っています。
まとめ
ふるさと納税の魅力や裏側についてたっぷりと解説してきたわけですが、ここでまとめてみます。
- やらないと損なレベルの仕組み
- 寄付すると返礼品が貰える
- 寄付は住民税から控除(上限あり)
- 確定申告が必要
- ワンストップ特例制度なら不要
僕がここまで言うのも珍しいですが、本当にやらないと損です。
節税とまでは言わないですが、きちんと税金は支払っているのでその分を還元してもらえたらいいなと考えています。
また、重要な点は寄付金には上限額があるということです。
上限額を上回ってしまうと、本当に単純な寄付になってしまいます。
そして、確定申告が必要です。
ワンストップ特例制度の申請条件を満たす方に関しては不要になりますが、そこは必ずご自身で確認してみて下さいね。
最後に、今回の記事の内容はコチラから動画でもご視聴頂けますので、よろしければご覧ください。