この記事では、こんな疑問に投資家の僕がお答えします。僕は2005年から株式投資を行っており、今まで数1000万円を稼ぐことができました。そのお金を元に不動産投資を始めることができたので、株式投資はとても好きな投資です。
株式投資や投資信託は、危ないイメージや危険な印象があるかもしれませんが、しっかり勉強してリスクを把握して投資すれば、安定的に複利でお金を増やすことも可能となっています。
この記事では、投資信託ってなに?という基礎から、どういう投資信託の商品を購入すればいいのかをまとめています。
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もくじ
投資信託とは何か?初心者にわかりやすく投資家が解説~積立に最適!
投資信託とは、お金を託し投資家の代わりに運用してくれるものです。
図のように、投資家からお金を預かり、そのお金を投資家の代わりにプロが運用してくれる仕組みです。投資先は、主に株式、債券、外貨、金など、不動産となっています。何にどれくらいの割合で投資をするかは、投資信託の種類によって様々です。
例えば、日経平均に投資する投資信託もありますし、日本の上場企業の銀行の株にだけ投資するような商品や、アメリカの株や新興国の株を買ったり、様々な投資信託の商品が出ています。
投資家は、これらのたくさんある商品から、どこに投資するか選ぶことができます。
メリットとしては、投資家の代わりに運用してくれるので管理をしなくてよいことと、少額のお金で100円から開始可能。少額でも分散投資ができるメリットがあります。一方でデメリットとしては、手数料が高い場合があるので注意が必要です。
- 投資家からお金を集め、代わりに投資してくれる
- 投資先は、株、債券、不動産など。投資信託の種類によって異なる
- 投資家の代わりにプロが投資してくれるので楽に運用可能。
- 少額の資金で始めることができ、分散投資可能
投資信託とは?投資信託の手数料に注意しないと損します
投資信託には、2種類の手数料がかかります。
- 販売手数料~販売時にかかる手数料
- 信託報酬~ファンドを運営するための運営報酬
の2種類になります。販売手数料は販売時にだけかかる手数料で、信託報酬は毎年かかります。途中で解約した場合は、月割りでの手数料がかかります。
投資信託を購入する場合、この手数料が高い商品を買わないようにすることが大切です。販売手数料の高い投資信託があり、それを購入してしまうと利益を出せる確率が著しく下がってしまうからです。
販売手数料
銀行の窓口や証券会社の担当者から買う場合は、販売手数料が高い傾向にあるので注意が必要です。
ネット証券で買うのが安いのでお勧めです。
信託報酬
信託報酬は、投資信託の仕組みが複雑であればあるほど手間がかかるので信託報酬が高い傾向にあります。
例えば、この日興GAMエマージングストラテジーファンドという商品は、
- 販売手数料 4.32%
- 信託報酬 2.18%
と、購入して1年保有するだけで6.5%物手数料がとられてしまいます。
年間5%で運用できれば良い成績なレベルなのに、購入して保有しているだけで6.5%も取られてしまいます。。こういう商品を買ってしまうと、手数料が高いだけで資産を増やすことは難しいでしょう。
購入時には手数料に気を付けることが大切です。
投資信託とは?投資信託の種類は?
投資信託にはたくさんの種類がありますが、大きく分けて3種類あります。
- インデックス型
- アクティブ型
- バランス型
インデックス型
日経平均などの指標に連動した商品です。ファンドの運用が楽なので、手数料が安いメリットがあります。積み立てるのにおすすめです。また、アメリカ企業の代表500社の株のS&P 500は投資の神様のバフェットさんが、自分が死んだらこれに投資するようにと遺言でおっしゃっていることで有名です。
アクティブ型
ファンドマネージャーがいろいろ考えて投資してくれる商品です。しかし、一般的には平均的にインデックス型よりも運用成績が良くない傾向にあるので、あえてアクティブ型を購入するメリットはなさそうです。ファンドマネージャーがいろいろ考えて投資しているのに、何も考えないインデックス型のほうが運用成績がいいというのは不思議なものです。
バランス型
日本、先進国、新興国の株、債券などをバランスよくミックスした商品です。たとえば、eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)は、8つの投資先に均等に分散されています。
どの投資先に投資していいかわからない…という場合は、バランス型を購入してバランスよくリスクを分散するのがお勧めです。
投資信託のメリット~複利で積立が強い
投資信託は、定額で積み立てることができ、複利で増やすことができるのが強みです。
ドカンといきなり全額を買うのではなく、毎月同じ金額を買い続ける(ドルコスト平均法という)がお勧めです。また、中長期で投資することで、安定したリターンを出しやすくなります。
積立NISAは、利益に対する税金を控除できますし、iDeCoは購入代金を控除することができるメリットがあります。コツコツ積立てて運用したい場合は、これらの制度を活用するとより利益を出しやすくなります。
投資信託の始め方~証券会社に口座を開設しよう
ここまで、投資信託の仕組みについて解説してきました。
投資信託を買うには、証券会社に口座を開設すれば購入できます。口座を作る費用は無料で、維持費も無料です。
口座を開設するのに時間がかかります。投資信託や株は購入するタイミングが大事で、いい時に購入できないとどんどん株価が上がって悔しい思いをすることもあります。欲しい株がすぐ買えるように口座の開設だけはしておいたほうが良いです。
SBI証券がおすすめ
色々な証券会社があるのですが、業界最大手のSBI証券がお勧めです。
僕も10年以上SBI証券を使っていますが、何の不満もありません。いろんな証券会社があるのでそれぞれ特色があるのですが、まずは一番有名で最大手の証券会社で口座開設して株になれるのがいいでしょう。その後、詳しくなってきたら他の口座も開いてみるのがいいと思います(ぶっちゃけ、どこの証券会社が圧倒的にいいというのはないので、どこでもいいと思います)
- 業界最大手
- 手数料が安い
- 投資信託も豊富で100円から投資可能
- 夜間取引(PTS)があり、なんかあっても夜に売買できる可能性がある
- 外国株も豊富にあり
- IPOの取り扱いも豊富
- 2018年度のオリコン満足度ランキングで1位
特定口座については迷われるかもしれませんが、自分で確定申告をしないですむので、「特定口座を開設し、源泉徴収を選択する」が便利でよいです。(頻繁に売買して源泉徴収されるのが嫌な上級者は、源泉徴収しないほうが良いかもしれませんが確定申告が必要になります)。
投資信託とは何か?まとめ!
投資信託は、投資家のお金を集め、投資家の代わりにいろいろなものに投資してくれる仕組みのことです。
投資家の代わりに運用してくれるメリットがあり、複利の効果を生かして積み立てをするのがお勧めです。
- 投資家からお金を集め、代わりに投資してくれる
- 投資先は、株、債券、不動産など。投資信託の種類によって異なる
- 投資家の代わりにプロが投資してくれるので楽に運用可能。
- 少額の資金で始めることができ、分散投資可能
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