iDeCoって実際にどれくらい利益が出るのか、実際にどれくらい節税効果が出るのかわかりにくいところがありますよね。。
今回、そんな方のために、実際に僕が2015年からサラリーマンを退職する2019年3月までiDeCoをやっていた結果を紹介したいと思います!
また、どういう考えで何に投資して運用したのか、結果どれくらい増えたのか?など、これからiDeCoを始める方にとっても役立つ内容となっているのでぜひ最後まで見てみてください。
Youtubeでも解説しています。
もくじ
iDeCoのメリットとデメリット
iDeCoの特徴として簡単にまとめると、
- 60歳まで引き出すことができない
- 積み立てたお金が所得から控除される(節税の効果が大きい)
- 証券会社で口座を開けばiDeCoが可能
- サラリーマンなど、一部できない人もいる
などが特徴としてあります。
メリットも大きいのですが、やはり60歳まで全く使うことができなく資金が拘束されるデメリットがあるので注意が必要です。詳しく勉強したい方は、下記の記事を見てみてください。
マッチング拠出でiDeCoに加入!月に9000円!
僕は会社で厚生年金に入っている状態だったので、個人型のiDeCoは入れませんでした。
会社でマッチング拠出という仕組みに入ることができたので、マッチング拠出にしました。
これは、自分で月々9000円投資したら、会社が9000円投資してくれるという仕組みで、会社と自分が半分ずつ出し合う制度です。
iDeCoで何を運用したのか?
と、悩まれる方も多いと思います。何に投資するのかはかなり大きな決断になるので、慎重になるのも当然だと思います。
2015年当時、僕はどう考えたかというと…日本に資産が集中しているので、日本を除いた世界に分散させたいなと思っていました。
月々9000円と、比較的少額の投資になるので、リスクは大きくとって海外株式で運用することにしました。
三井住友・DC外国株式インデックスファンドS
僕が1つ目に選んだ投資先は、三井住友・DC外国株式インデックスファンドSでした。このファンドは日本を除く世界株式に投資している投資信託で、これに70%を振り分けました。MSCIコクサイインデックスファンドに連動した運用になっているそうです。
日本に十分資産を持っているため、日本を除外したものに投資したいという考えがあったんですよね。
僕は不動産投資家なので、不動産をたくさん保有していますし、日本円で現金をたくさん保有しているので、日本に資産が集中しているんです。
なので、もっと海外に資産を分散させたほうがいいかなと思い、日本を除外した投資先にしました。
金額が9000円と少額なので、リスクをやや取って株に投資することにし、このファンドにしました。
DIAM新興国株式インデックスファンド
のこりの30%をDIAM新興国株式インデックスファンドを購入しました。こちらのファンドは、日本を除く新興国の株式インデックスファンドです。MSCIエマージングマーケットインデックスに連動した数値となるようです。
コクサイインデックスのほうで、アメリカなど先進国の割合がほとんどだったので、残り30%くらいは新興国に投資しておくか。。くらいの軽い気持ちで投資しています。
2015年当時、インデックスファンドの知識があまりなかったので、どれを選ぶべきかなどそこまで真剣に考えていなく、気楽に買っておけばいいやくらいの感覚で始めたのでした。
4年間のiDeCoの運用結果は?
4年間の運用結果は、
4年間運用した結果は、
- 投資金額 738000円
- 資産総額 847197円(+109197円)
- 約15%も資産が増えたことになる
でした。4年間で運用した割には、安定して増えていてよかったです!
4年間iDeCoを運用した結果の詳細のデータ
iDeCoを4年間運用した時の節税効果は?
iDeCoの強力なメリットの一つとして、節税効果があります!
iDeCoに積み立てたお金が所得から控除されるので、所得税と住民税が安くなるメリットがあります。
仮に年収700万円で独身だったとした場合、所得税が20%,住民税が10%の30%がかかる計算になります。
iDeCoに投資したお金が369000円なので、この30%が節税されるため、4年間で約11万円もの節税効果が出ていることになります。
けっこう大きいですよね!
サラリーマンの税金について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご参照。
iDeCoを4年間運用した結果のまとめ
ここまでiDeCoに月9000円を4年間投資した結果と、節税の効果がどうだったのかについて解説してきました。
運用益は10.9万円となり、節税効果が約11万円なので、合計すると約22万円の効果があることになりました。
もちろん、今後株価が下落すると資産が減る可能性も十分あります。またiDeCoのデメリットで年金として受け取るときに課税されるので、そこも考慮する必要があります。
ただ、それを差し引いても十分メリットがある結果となったなという印象です!
株式投資、資産形成についてさらに勉強したい方は、以下の記事をぜひ参考にしてみてください。
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