SBI FXトレードは超少額取引も可能｜口座開設する前に知っておくべき5つの特徴

SBI FXトレードは東証一部上場のSBIグループが提供しているFXサービス。

2020年のオリコン顧客満足度ランキングでは1位、最低取引通貨は1ドル～の超少額トレードが可能なFX業者です。

さらに気になるのは以下のポイント。

• SBI FXトレードはFX初心者でも取引しやすいのか
• SBI FXトレードを利用する場合のメリットやデメリットは何か
• SBI FXトレードのFX口座開設はどうやって行うのか
• SBI FXトレードを使った人の評価や口コミはどうなのか

今回は「SBI FXトレードがあなたに合っているFX業者なのか」「本当にFX初心者でも使いやすい環境なのか」など、特徴やデメリットも含めて解説をしていきます。

SBI FXトレードが気になっている人へ、特徴を踏まえて口座開設の参考になれば嬉しいです♪

SBI FXトレードで注目すべき9つの特徴※口座開設前にチェック！

まず、口座開設の前にSBI FXトレードで注目すべき9つの特徴をまとめておきます。

では、SBI FXトレードが向いている人はどんな人か確認していきます。

【初心者にも安心】SBI FXトレードが向いている人

SBI FXトレードが向いている人はこんなタイプの人です。

SBI FXトレードは1通貨からの取引も可能なので、最小限にリスクを抑えてFXをしたい人には最適な業者といえます。

まずは少ない資金から始めてトレードに慣れてきたら取引通貨量を増やしていく方法にも向いています。また、東証一部上場の大手ネット証券SBIグループの信頼性の高さは安心感を与えてくれます。

【デモ環境なし】SBI FXが向いていない人

SBI FXトレードの取引環境が向いていない人はこういった人です。

SBI FXトレードの取引環境では、デモトレードやシステムトレードが利用できません。

それに、新規口座開設ボーナスやキャッシュバックなどのプロモーションを行う頻度は少ないので、他社に比べるとちょっと物足りなく感じるかもしれません。

＞＞【システムトレードあり】FXブロードネット

＞＞デモトレードできるおすすめの国内FX会社まとめ

SBI FXトレードには4つのメリットがある

SBI FXには以下4つの特長があります。

それぞれ確認していきます。

1.超少額トレードが可能※1通貨からOK

SBI FXトレードでは1通貨単位のトレードが可能です。

他のFX業者では、最低取引通貨単位が10,000通貨のところが多く、少ないブローカーを探してもせいぜい1,000通貨レベルですが、SBI FXトレードは驚異の1通貨を実現しています。

これを必要証拠金として考えると

最低取引通貨10,000：40,000円

最低取引通貨1,000：4,000円

最低取引通貨1：4円

※1ドル100円で換算

10,000通貨の場合は40,000円、1,000通貨の場合は4,000円の証拠金がないとトレードできません。それに対して1通貨は4円になるので驚異的な数字だといえます。

他社を探してもSBI FXトレードだけです。

2.SBIグループの信頼感※自己資本規制比率も高い

運営会社の信頼性はやはり重要視するべき。

親会社のSBIホールディングスは東証一部上場のネームバリューだけではなく、自己資本規制比率が高く、さらに数値も定期的に更新されているので、とても安心感のあるFX業者だといえます。

自己資本規制比率とは「全ての資本の中で自己資本の割合がどれくらいか」を示すもので、FX業者や証券会社の財務面での健全性を判断するための大事な指標です。

その自己資本規制比率がFX業界の中でも非常に高いため、健全性があり安心して使えるFX業者だと判断できます。

3.投資信託よりもお手軽な積立FXという制度がある

積立FXとはSBIFXトレードが提供している独自サービスです。

これは購入通貨、1ヶ月の購入額、購入頻度、レバレッジの4項目を前もって自分のトレード方針を定めて申し込めば、あなたが定めた条件に合わせて通貨を自動で購入してくれるシステムです。

• 積立FXでも1通貨からの積み立てが可能
• 最大レバレッジは3倍
• 決済は好きなタイミングでできる

ルールさえ決めてしまえば自分で取引する必要はないので、ある意味便利なのですがトレード感が鈍ってしまう側面も。

FXのイメージとはちょっとかけ離れていますが、SBIオリジナルの面白い制度だといえます。

4.取引ツールが高性能

SBI FXトレードの取引ツールは高性能で、自由にカスタマイズできるのでとても便利です。もちろん、必要な指標はすべて揃っているので初心者～上級者まで幅広く活用できるようになっています。

ただ、見づらくて使いづらいという意見もあるので、FX初心者は慣れるまでに多少の時間はかかると思った方がいいでしょう。

SBI FXトレードの口座開設前に知っておくべき4つのデメリット

次にSBI FXトレードを使う前に注意するべきポイントをまとめておきます。

1つずつ確認していきます。

1.スキャルピングが禁止されている

SBI FXトレードではスキャルピングトレード（超短期売買）はNG。

お取引注意事項

外国為替証拠金取引約款第8条第5項に基づき、当社では以下の注文を検知した場合に一時的に取引条件を変更し、あるいは制限を加える場合がございます。

（2）短時間に、頻繁に行われる注文および取引であって、他のお客さままたは当社のシステムもしくはカバー取引等に著しい悪影響を及ぼすと認められる注文。

引用：SBI FXトレード公式HP

上記のように、頻繁な注文や取引を繰り返すと何らかのペナルティが課されることが記載されています。

どれくらいの頻度でトレードを繰り返すのがNGなのかは明記されていませんが、頻繁なトレードはリスクがあるといえます。

2.デモトレード用の口座がない

SBI FXトレードにはデモトレード用の口座がありません。

FXをこれから始める人は、いったんデモ口座も開設して慣れてきたらリアル口座の開設を考える人も多いのですが、SBI FXトレードで用意されているのは本番取引の環境のみです。

もし、いきなりリアルトレードするのが不安な人は、他社でデモ口座を作って仮想トレードしてからSBI FXでの口座開設を考えた方が良いでしょう。

＞＞デモトレード用の口座がある国内FX業者

3.システムトレード（自動売買）ができない

SBI FXトレードでは自動売買プログラムを利用することができません。

他のFX業者では自動売買プログラムを導入しています。

システムトレードには、

• 24時間自動でトレードを行ってくれる
• 専門知識、分析能力があまり必要ない

などのメリットがあるので、はじめからシステムトレード（自動売買プログラム）を導入しているFX業者を選ぶユーザーも多いです。

＞＞【自動売買あり】FXブロードネット

＞＞システムトレード（自動売買）について詳しく知りたい

4.キャンペーンボーナスが不定期

SBI FXトレードはプロモーションが不定期でやや少ない傾向にあります。

口座開設で500円（時期によって金額変動あり）もらえるボーナスはありますが、ちょっと物足りなく感じますね。しかし「いくら入金しなければいけない」などの条件がないので、口座開設さえすれば誰でも500円分の資金を獲得することはできます。

たしかにあまり魅力的には思えないかもしれませんが、1通貨からの取引が可能なので軍資金の足しにはなるはずです。

※時期によっては30,000円の口座開設ボーナスを実施しているときもあるので、その都度公式HPは確認しておく必要があります。

＞＞SBI FXの公式サイトを確認してみる

SBI FXを使ってみた人の評価や口コミ

SBI FXトレードを使ってみたトレーダーの声を集めてみました。

良い評価だけではなく悪い評価も含めて参考にしてみてくださいね。

良い評価や口コミ

まずはSBI FXトレードを使ったトレーダーの満足度の高い口コミです。

• 1通貨から保有できるのでまるでデモトレードのように使えます。ツールは慣れるまで見にくいかもしれませんが、すぐ慣れます。デモ取引だと覚える気もなくなりますが、これは多少なりともお金がかかっているので、少しずつFXに慣れてきます。
• SBI FXの最大の魅力は、1通貨単位～の取引ができること。試してみたい手法があるときに、わざわざデモ口座を作って練習するくらいならSBIで口座を作って100円でも入れておけば十分です。
• スマホのアプリが充実していて、いちいちパソコンで利用する必要はないかなと思います。私の場合はスマホでのみ利用しています。機能も充実しているので、初心者でも使えるレベルだと思います。
• スプレッドが非常に狭いのでスペキュレーションにぴったり。ただ、スワップはそれほどつかないので、スワップポイント目的の取引にはおすすめできません。また、有名な企業が運営しているので信頼できるの点は大きいです。

ユーザーからの評価はそれなりに高いのがわかります。やはり1通貨からの取引ができるので、リスクを抑えられるメリットがありますね。

参考：価格.com

悪い評価や口コミ

満足度の低い評価や口コミもチェックしておきます。

• 他の通貨を含めてスプレッドがパカパカ広がるようになった（特に朝）。以前は1秒もすれば、約定できていたのに最近は約定するまで3秒かかったりスリッページに引っかかって約定されないことも。
• PCやタブレットは使わずに基本的にスマホ取引していますが、スマホのアプリが残念で通信エラーが起きます。スキャルピングとか短期売買で利益を狙う人には向いていないと思います。
• パソコン版のツールが使いづらい。スマホ版での取引は問題なくスムーズなので、パソコン版がもう少し初心者向けならわかりやすいと思います。

参考：価格.com

「トレード初心者の人にとってはツールが使いづらい」という意見がいくつか見つかります。やはり使い勝手は人それぞれなので、ある程度慣れるまでに時間がかかると考えておいた方が良さそうですね。

SBI FXで口座開設をする方法※トレード開始までの流れ

SBI FXトレードのFX口座申し込みだけなら5分もあれば完了します。

申し込み後に登録内容の審査が入るので、実際にFX口座へ証拠金を入金してトレードを開始するまでには3日～5日営業日ほどかかります。（登録内容に不備があると、さらに口座開設に時間が必要）

SBI FXトレードの口座が開設されるまでの流れは以下の5ステップです。

それぞれ確認していきます。

①SBI FXトレードの公式サイトから申込フォームへアクセスする

まずはSBI FXの公式サイトから【新規口座開設】へ進みます。

②申込フォームに個人情報を入力して申請する

お客様情報として以下の内容を登録します。

• 性別
• 氏名
• 生年月日
• 居住地
• 住所
• 電話番号
• メールアドレス

次に職業情報として、【職業】を選択します。勤務先名などの登録項目がありますが、必須ではありません。

さらに財務情報・投資経験を登録していきます。

• 年収
• 自己資金
• 投資目的
• 申込経緯
• 投資経験

次に本人確認時に必要な秘密の質問を設定します。

あとは、案内に従って申請を行えばOKです。

③必要書類（2種類）を提出する

次に以下の2種の書類をSBI FXトレードへ提出します。

1. 本人確認書類
2. マイナンバー確認書類

それぞれ組み合わせには色々なパターンがあります。

書類の組み合わせパターン

マイナンバーと本人確認書類の組み合わせは以下の通りです。

本人確認書類は7種類ほどあります。

• 運転免許証
• 健康保険証
• 住民基本台帳カード
• 住民票の写し
• 印鑑登録証明書
• 在留カード
• 特別永住者証明書

準備しやすい書類を用意しておきましょう。

書類の提出方法は3パターン

2種類の書類が準備できたらいよいよSBI FXトレードの運営へ提出を行います。

• アップロード
• メール
• 郵送

いずれの形式でも構いませんが、スマートフォンで自分を撮影し画像をアップロード、あるいはメールで送る方法が最も手軽です。

④登録内容の審査が行われる

SBI FXトレードで申し込み内容の審査が行われます。

早ければ即日で審査が完了します。

口座開設が無事に完了した後、【口座開設完了メール】が登録したメールアドレスへ送られてきます。

⑤口座開設書類を郵送で受け取る

審査から数日後、本人確認のため簡易書留郵便（転送不要）で、口座開設書類が送られてきます。

中にはログインID、パスワード、指定の振込先銀行口座が記載された書類が入っています。

SBI FXトレードの会社概要

2011年に設立し、FXサービスを展開しているSBI FXトレード。SBIグループ傘下であり、さらに自己資本規制比率の高さは、SBI FXトレードが信頼できるFX業者であることを示しています。

まとめ：SBI FXトレードとの有効な付き合い方

最後にもう一度SBI FXトレードで特に押さえておくべきポイントをまとめておきます。

たしかにSBI FXトレードにはデモトレード用の口座はありませんが、それを補う業界トップクラスの少額トレード（1通貨～の取引）があります。

できるだけ早くFXトレードをして経験を積みたい、でも準備できる証拠金（資金）が少ない…という人にもかなり向いているFX業者だといえますね。

もちろん取引環境の使い心地は業者ごとにそれぞれ違うので、1～2つ口座を開設してみて比較するのもありです。

＞＞SBI FXトレードの公式サイトを確認してみる