CNY / JPY Exchange Rate

人民元・円の長期チャート(1994年〜の推移)

2026年9月11日時点の人民元・円のレート

1元は何円か(クロスレート)22.91

30年前(1996年9月末)は13.40円でした。いまはそれを9.51円上回っています。月末値でみた過去約32年の最高は23.97円(2026年6月末)、最低は9.97円(1995年4月末)です。

この数字はドル円 ÷ ドル人民元で計算したクロスレートです。人民元と円を直接売買した市場の値ではありません。数字が上がるほど円安(元高)、下がるほど円高(元安)です。日々の値でいちばん円安だったのは2026年7月29日の24.22円、いちばん円高だったのは1995年4月19日の9.61円でした。

1元=何円かを、中国が為替レートを一本化した1994年1月から約32年分まとめてチャートにしました。1995年につけた9.61円から、2005年・2015年に為替制度が変わった日の動き、直近の水準まで、過去最高・最低、年代別の平均、年末値の一覧を数字で載せています。

データ更新日:2026/09/20(半年ごとに更新しています)

人民元と円の30年チャート(1元は何円か)

期間

この線はドル円 ÷ ドル人民元で計算したクロスレートです。どちらも米連邦準備制度理事会(FRB)が公表するニューヨーク市場の正午買相場(H.10)で、人民元と円を直接売買した値ではありません。そのため、ドル円が動いただけでもこの線は動きます。1994年より前は公定レートと市場レートが併存していて1本の線にならないため、収録は1994年1月3日からです。数字が上がるほど円安(元高)、下がるほど円高(元安)です。

グラフの網掛けは景気後退期(日本=内閣府の景気基準日付、米国=NBER)、縦の細い線は主な出来事で、出来事の名前と年月を線に付けた旗で添えています。画面が狭く出来事が多いときは線だけになり、線の近くに触れると名前が出ます。

その他の経済指標のチャート

すべての指標を重ねて比較する(比較チャート) 金利と為替、株価とPERなど、2種類の指標を1枚のグラフに重ねて見られます。

人民元・円の過去最高・最低は何円か

項目時点元円
直近2026年9月11日22.91円
1年前2025年9月末20.79円
5年前2021年9月末17.31円
10年前2016年9月末15.18円
20年前2006年9月末14.93円
30年前1996年9月末13.40円
期間中の最高2026年6月末23.97円
期間中の最低1995年4月末9.97円
平均1994年1月〜2026年9月15.56円
中央値1994年1月〜2026年9月15.11円

最高・最低・平均・中央値は月末値(1994年1月〜、393 か月分)から計算しています。日々の値動きの中では、これより高い日・低い日があります。いちばん新しい1か月ぶんは、まだ月が終わっていないため2026年9月11日時点の値です。

直近は1元=22.91円(2026年9月11日)です。月末値でいちばん円安(元高)なのは2026年6月末の23.97円、いちばん円高(元安)なのは1995年4月末の9.97円でした。約32年分の月末値を平均すると15.56円、中央値は15.11円です。

日々の値で見ると、いちばん円高だったのは1995年4月19日の9.61円です。この日はドル円も81.12円と、当時の戦後最高値圏にありました。人民元がドルにほぼ固定されていた時期は、元円の動きの大半がドル円の動きだったということです。

この数字はどうやって計算しているか(クロスレートという作り方)

「1元=何円」というレートは、人民元と円を直接売買する市場の厚みが限られるため、実務でもドルを経由して計算するのが一般的です。このチャートも同じで、米連邦準備制度理事会(FRB)が公表する外国為替レート統計(H.10)のドル円ドル人民元を割り算しています。H.10は「ニューヨーク市場の電信買相場の正午値」で、ニューヨーク連邦準備銀行が関税目的で証明しているレートです(FRB「About the H.10」)。

ここから出てくる性質が2つあります。ひとつは、ドル円が動いただけで元円も動くこと。もうひとつは、元がドルに対して動いた分と、円がドルに対して動いた分が打ち消し合うことがあることです。実際、2021年12月末から直近までにドル円は115.17円から153.71円へ3割ほど上がりましたが、元円の上がり方は18.07円から22.91円と、それより小さくなっています。この間、元もドルに対して下がっていたためです。

1994年より前を収録していない理由(為替レートの一本化)

中国はかつて、計画貿易に使う公定レートと、企業どうしが余った外貨を売買する外貨調整センターの市場レートが並び立つ二重レートの国でした。日本銀行の調査論文は、この状態を「人民元レートは、計画貿易に適用される『公定レート』と、自主貿易に適用される『市場レート』などが併存した」と説明し、1994年初にこれを一本化して現行の管理変動相場制へ移行したと記しています。一本化後のレートは1ドル=8.7元でした(日本銀行「中国の為替制度について」2002年5月)。

どちらのレートを使うかで「1元=何円」がまるで変わってしまうため、一本化より前の期間は1本の線としてつなげません。このチャートが1994年1月3日から始まっているのはそのためです。その初日の値が12.90円でした。

人民元の制度が変わった2つの日(2005年7月・2015年8月)

2005年7月21日|ドル固定をやめ、2.1%の切り上げ

中国人民銀行は2005年7月21日、人民元を「市場の需給にもとづき、通貨バスケットを参照する管理変動相場制」へ移すと発表しました(中国人民銀行の公表文)。同時に対ドルのレートは1ドル=8.11元へ、2.1%の切り上げとなり、対ドルの日々の変動は発表される基準値の上下0.3%以内とされました(サンフランシスコ連邦準備銀行 Economic Letter 2005年9月)。この0.3%という幅は、このとき新しく設けられたものではありません。公告の原文は「仍」(引き続き)0.3%の幅で変動する、と書いており(公告の全文)、中国人民銀行も「0.3%は1994年の外国為替体制改革後の変動幅を引き継いだもの」と説明しています(同行のQ&A)。切り上げ前のレートは、このページの元データであるFRBの統計H.10で1ドル=8.2765元が2005年7月21日まで続いています(FRB H.10 China)。

発表は現地時間の夜だったため、H.10のドル人民元に反映されたのは翌営業日の7月22日です。ただしこのチャートの元円は「ドル円 ÷ ドル人民元」のクロスレートなので、人民元の切り上げだけが段差として出るわけではありません。実際の元円は7月20日が13.70円、21日が13.35円、22日が13.68円です。同じ3日間にドル円が113.42円→110.47円→110.98円と動いており、円の対ドル相場の動きが重なるためです。制度変更そのものを段差として見たいときは、ドル人民元のレートのほうがはっきり出ます。

2015年8月11日|基準値の決め方が変わり、3日で元安へ

2015年8月11日、中国人民銀行は毎日の基準値(中間値)の決め方を改め、マーケットメーカーが前日の銀行間市場の終値を参考に提示する方式にすると発表しました(中国人民銀行の公表文)。より市場の需給を反映させるための変更と説明されましたが、結果として元は数日で大きく下げます。

元円で見ると、8月10日の20.06円が13日には19.43円。3営業日で3%あまり下がりました。上の2005年の段差とは反対向きで、こちらは元安・円高の方向です。

人民元・円の年代別の平均

10年ごとに月末値を平均したものです。1990年代の欄は1994年からの6年分、2020年代の欄もまだ途中なので、ほかの年代と同じようには比べられません。

年代元円
1990年代13.36円1994年1月〜1999年12月
2000年代14.21円
2010年代15.59円
2020年代19.48円2020年1月〜2026年9月

各年代の月末値の平均です。その年代の全部がそろっていない端の年代は、実際に平均した期間を数字の下に添えています。

年末の人民元・円レート一覧

各年12月の月末値です。いちばん下の年はまだ途中なので、データのある最終日の値を「時点」欄に日付つきで載せています。

時点元円
1994年12月末11.76円
1995年12月末12.39円
1996年12月末13.90円
1997年12月末15.70円
1998年12月末13.66円
1999年12月末12.34円
2000年12月末13.82円
2001年12月末15.83円
2002年12月末14.34円
2003年12月末12.94円
2004年12月末12.41円
2005年12月末14.61円
2006年12月末15.25円
2007年12月末15.31円
2008年12月末13.31円
2009年12月末13.64円
2010年12月末12.37円
2011年12月末12.23円
2012年12月末13.91円
2013年12月末17.39円
2014年12月末19.32円
2015年12月末18.57円
2016年12月末16.82円
2017年12月末17.32円
2018年12月末15.96円
2019年12月末15.61円
2020年12月末15.82円
2021年12月末18.07円
2022年12月末19.11円
2023年12月末19.85円
2024年12月末21.56円
2025年12月末22.42円
2026年9月11日時点22.91円

ドル円や円の実力と重ねて見る

元円はドルを経由して計算した数字なので、この線だけを見ても、動いたのが元なのか円なのかは分かりません。ドル円と並べれば、ドル円の動きでは説明できない部分がそのまま「元の動き」になります。実質実効為替レートは、貿易相手国の通貨全体と物価の差までならして円の対外的な購買力を指数にしたものです。下のリンクを開くと、その組み合わせのチャートがそのまま出ます。

データの出典と更新日

チャートの数値は、米連邦準備制度理事会(FRB)が公表する外国為替レート統計(H.10)のニューヨーク市場・正午買相場から、ドル円をドル人民元で割って計算しています。人民元と円を直接売買した市場の値ではなく、東京市場や中国本土の市場でついた値とも一致しません。本土の人民元(CNY)とオフショア人民元(CNH)も別物です。

この表とチャートの最高・最低・平均・中央値は、断りのない限り月末値ベースです。日々の値動きの中では、これより円高の日・円安の日があります。ドル円とドル人民元のどちらかが公表されていない日は計算できないため、線が飛ぶ日があります。

  • 人民元円相場:FRB Foreign Exchange Rates (H.10) より算出
    ドル円÷ドル人民元で算出したクロスレート。1994年1月の為替レート一本化以前は公定レートと市場実勢が大きく乖離していたため、1994年1月以降のみを表示。
  • データ更新日:2026/09/20(半年に1回、手作業で更新しています)

このページは公表されている統計データを見やすく並べたものです。特定の銘柄や取引を推奨するものではなく、投資助言ではありません。投資の判断はご自身の責任でお願いします。データは出典元の公表値をもとにしていますが、加工の過程で誤りが含まれる可能性があります。正確な数値は各出典元をご確認ください。