EUR / JPY Exchange Rate

ユーロ円の長期チャート(1999年〜の推移)

2026年9月18日時点のユーロ円相場

欧州中央銀行(ECB)の参照レート180.94

月末値でみた過去約27年(1999年1月〜2026年9月)の最高は185.45円(2026年5月末)、最低は91.88円(2000年10月末)。いまはそこから4.51円下にいます。

ここに出している最高・最低は月末値どうしの比較です。日々の値でいちばん円安だったのは2026年4月17日の187.72円、いちばん円高だったのは2000年10月26日の89.30円でした。数字が上がるほど円安(1ユーロを買うのに多くの円が要る)、下がるほど円高です。

1ユーロ=何円かを、ユーロが生まれた1999年1月から約27年分まとめてチャートにしました。2000年の89.30円、2008年の高値圏、欧州債務危機のさなかにつけた2012年の安値、そして2026年4月17日の187.72円まで、過去最高・最低、年代別の平均、年末値の一覧を数字で載せています。

データ更新日:2026/09/20(半年ごとに更新しています)

ユーロ円の値動きを全期間で見る(1999年〜2026年9月)

期間

数値は欧州中央銀行(ECB)が毎営業日公表しているユーロの参照レートです。ECBは「欧州の中央銀行間で通常は中央ヨーロッパ時間14時10分ごろに行われる日次のコンサーテーション手続きにもとづく」と説明しており、東京市場の高値・安値やFX会社の提示値とは一致しません。グラフの数字が上がるほど円安、下がるほど円高です。ユーロが存在しない1998年以前はさかのぼれないため、線は1999年1月4日から始まります。

グラフの網掛けは景気後退期(日本=内閣府の景気基準日付、米国=NBER)、縦の細い線は主な出来事で、出来事の名前と年月を線に付けた旗で添えています。画面が狭く出来事が多いときは線だけになり、線の近くに触れると名前が出ます。

その他の経済指標のチャート

すべての指標を重ねて比較する(比較チャート) 金利と為替、株価とPERなど、2種類の指標を1枚のグラフに重ねて見られます。

ユーロ円の過去最高・最低は何円か

項目時点ユーロ円
直近2026年9月18日180.94円
1年前2025年9月末173.76円
5年前2021年9月末129.67円
10年前2016年9月末113.09円
20年前2006年9月末149.34円
期間中の最高2026年5月末185.45円
期間中の最低2000年10月末91.88円
平均1999年1月〜2026年9月132.93円
中央値1999年1月〜2026年9月130.84円

最高・最低・平均・中央値は月末値(1999年1月〜、333 か月分)から計算しています。日々の値動きの中では、これより高い日・低い日があります。いちばん新しい1か月ぶんは、まだ月が終わっていないため2026年9月18日時点の値です。

直近は1ユーロ=180.94円(2026年9月18日)です。月末値でいちばん円安なのは2026年5月末の185.45円、いちばん円高なのは2000年10月末の91.88円でした。約27年分の月末値を平均すると132.93円、中央値は130.84円です。

日々の値まで見ると、レンジはもう少し広がります。いちばん円安だったのは2026年4月17日の187.72円、いちばん円高だったのは2000年10月26日の89.30円でした。ドル円と違ってユーロ円には固定相場だった時期がないので、平均や中央値もそのまま水準の目安として使えます。

1998年より前のユーロ円が存在しない理由

ユーロは1999年1月1日に、当時のEU11か国(ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、オランダ、ベルギー、オーストリア、フィンランド、アイルランド、ポルトガル、ルクセンブルク)の通貨として誕生しました。ただし最初の3年間は帳簿と金融市場の上だけの通貨で、紙幣と硬貨が実際に流通し始めたのは2002年1月1日です(欧州中央銀行「Our money」)。ギリシャは2001年1月1日に加わりました。

つまり1998年以前には「1ユーロ=◯円」という値そのものが存在しません。前身のECU(欧州通貨単位)やドイツマルク円をつないで1本の線にしている資料もありますが、通貨も参加国も違うものを接続することになるため、このチャートはECBが参照レートを公表し始めた1999年1月4日からを収録しています。ユーロより長い為替の歴史をたどりたいときは、1949年からさかのぼれるドル円の長期チャートのほうを見てください。

ユーロ円が大きく動いた局面

2000年10月|誕生から2年足らずで最安値

ユーロは船出でつまずきました。1999年1月4日の133.73円から下げ続け、2000年10月26日には89.30円と、いまに至るまでのいちばん円高(ユーロ安)の値をつけています。月末値でも2000年10月末の91.88円が最低です。その1か月前の2000年9月22日には、米国と日本の通貨当局がECBに加わってユーロ買いの協調介入を実施しています。ECBは理由を「最近のユーロ相場の動きが世界経済に与えうる影響についての共通の懸念」と説明しました(ECBのプレスリリース)。介入の翌月に、このチャートの最安値が記録されたことになります。

2008年7月〜10月|高値圏から3か月で50円以上の円高へ

その後ユーロ円は上昇を続け、2008年7月23日には169.75円まで上がりました。ところが同じ年の9月15日にリーマン・ブラザーズが破綻すると流れが反転し、10月27日には115.75円。3か月で50円以上、率にすれば3割を超える円高です。同じ2日をドル円で見ると107.68円から93.28円で、下げ幅は1割台にとどまりました。金融危機のときに「円が買われる」と言われますが、どの通貨に対して何割動いたかは通貨ごとにまったく違います

2012年7月|欧州債務危機のさなかにつけた安値

ギリシャの財政問題をきっかけに欧州の国債市場が動揺し、ユーロ円は2012年7月24日に94.63円まで下げます。2000年の最安値に次ぐ水準でした。その2日後の7月26日、ECBのドラギ総裁(当時)がロンドンでの講演で「我々の責務の範囲内で、ECBはユーロを守るために必要なことは何でもする用意がある。そして、それで十分だと信じてほしい」と述べています(講演原稿)。チャートの底とこの発言の日付は2日しか離れていません。

2022年以降|ECBのマイナス金利解除と円安

ECBは2014年6月11日から中銀預金金利をマイナス0.10%とし、ユーロ圏でマイナス金利政策を始めました。これを終わらせたのが2022年7月27日適用の利上げで、中銀預金金利は0.00%に戻っています(ECB「Key ECB interest rates」)。日本銀行がマイナス金利を解除したのは2024年3月なので、この間はユーロ圏のほうが先に金利を上げたことになります。ユーロ円はこの局面で上値を切り上げ、2026年4月17日に187.72円と収録期間の最高値をつけました。

ユーロ円の年代別の平均

10年ごとに月末値を平均したものです。1990年代の欄は1999年の12か月分だけ、2020年代の欄もまだ途中なので、ほかの年代と同じようには比べられません。

年代ユーロ円
1990年代119.74円1999年1月〜1999年12月
2000年代132.00円
2010年代123.41円
2020年代150.37円2020年1月〜2026年9月

各年代の月末値の平均です。その年代の全部がそろっていない端の年代は、実際に平均した期間を数字の下に添えています。

年末のユーロ円相場一覧

各年12月の月末値です。いちばん下の年はまだ途中なので、データのある最終日の値を「時点」欄に日付つきで載せています。

時点ユーロ円
1999年12月末102.73円
2000年12月末106.92円
2001年12月末115.33円
2002年12月末124.39円
2003年12月末135.05円
2004年12月末139.65円
2005年12月末138.90円
2006年12月末156.93円
2007年12月末164.93円
2008年12月末126.14円
2009年12月末133.16円
2010年12月末108.65円
2011年12月末100.20円
2012年12月末113.61円
2013年12月末144.72円
2014年12月末145.23円
2015年12月末131.07円
2016年12月末123.40円
2017年12月末135.01円
2018年12月末125.85円
2019年12月末121.94円
2020年12月末126.49円
2021年12月末130.38円
2022年12月末140.66円
2023年12月末156.33円
2024年12月末163.06円
2025年12月末184.09円
2026年9月18日時点180.94円

ドル円や円の実力と重ねて見る

ユーロ円が上がったとき、円が全面的に弱くなったのか、ユーロだけが強くなったのかは、この線1本では分かりません。ドル円や人民元円と並べると、動いたのがどちら側かが見えてきます。実質実効為替レートは、主要な貿易相手国の通貨全体と物価の差までならして円の対外的な購買力を指数にしたものです。下のリンクを開くと、その組み合わせのチャートがそのまま出ます。

データの出典と更新日

チャートの数値は、欧州中央銀行(ECB)が公表するユーロの外国為替参照レート(対円)です。ECBはこのレートについて「情報提供のみを目的として公表しており、取引目的での利用は強く推奨しない」としています。東京市場の始値・終値やその日の高値・安値、FX会社の提示するレートとは一致しません。

参照レートはTARGETの休業日には公表されないため、日次の線は欧州の休日で飛びます。この表とチャートの平均・中央値は、断りのない限り月末値ベースです。日々の値動きの中では、これより円高の日・円安の日があります。

このページは公表されている統計データを見やすく並べたものです。特定の銘柄や取引を推奨するものではなく、投資助言ではありません。投資の判断はご自身の責任でお願いします。データは出典元の公表値をもとにしていますが、加工の過程で誤りが含まれる可能性があります。正確な数値は各出典元をご確認ください。