USD / JPY Exchange Rate
ドル円の長期チャート(1949年〜の推移)
2026年9月11日時点のドル円相場
ニューヨーク市場・正午買相場153.71円
30年前(1996年9月末)は111.65円でした。いまはそれを42.06円上回っています。月末値でみた過去約77年の最高は360.00円(1949年4月末)、最低は76.34円(2012年1月末)です。
このチャートの数字は米連邦準備制度理事会(FRB)が公表するニューヨーク市場の正午買相場です。東京市場のその日の高値・安値とは一致しません。期間中の最高が360.00円なのは、1949年から1971年まで1ドル=360円の固定相場だったためです。
1ドル=何円かを、1949年から約77年分まとめてチャートにしました。360円の固定相場、1973年の変動相場制への移行、プラザ合意、1ドル=75.72円をつけた2011年10月28日、そして2022年からの円安まで、過去最高・最低、年代別の平均、年末値の一覧を数字で載せています。
データ更新日:2026/09/20(半年ごとに更新しています)
ドル円の50年超チャート(変動相場制になってからの動き)
1971年より前は為替相場が動いていないため、固定相場の1ドル=360円を月次でだけ引いています(実際の市場取引値ではありません)。日々の値は1971年1月4日から入っています。1971年8月16日〜30日はニクソン・ショックで取引が混乱したため、出典元にデータがありません。グラフの数字が上がるほど円安、下がるほど円高です。
グラフの網掛けは景気後退期(日本=内閣府の景気基準日付、米国=NBER)、縦の細い線は主な出来事で、出来事の名前と年月を線に付けた旗で添えています。画面が狭く出来事が多いときは線だけになり、線の近くに触れると名前が出ます。
ドル円の過去最高・最低は何円か
| 項目 | 時点 | ドル円 |
|---|---|---|
| 直近 | 2026年9月11日 | 153.71円 |
| 1年前 | 2025年9月末 | 147.97円 |
| 5年前 | 2021年9月末 | 111.50円 |
| 10年前 | 2016年9月末 | 101.21円 |
| 20年前 | 2006年9月末 | 117.99円 |
| 30年前 | 1996年9月末 | 111.65円 |
| 50年前 | 1976年9月末 | 286.86円 |
| 期間中の最高 | 1949年4月末 | 360.00円 |
| 期間中の最低 | 2012年1月末 | 76.34円 |
最高・最低は月末値(1949年4月〜、930 か月分)から計算しています。日々の値動きの中では、これより高い日・低い日があります。いちばん新しい1か月ぶんは、まだ月が終わっていないため2026年9月11日時点の値です。
直近は1ドル=153.71円(2026年9月11日)です。月末値でいちばん円安なのは1949年4月末の360.00円ですが、これは市場でついた値ではなく固定相場の公定レートです。いちばん円高なのは2012年1月末の76.34円でした。
日々の値でみると、いちばん円高だったのは2011年10月28日の75.72円です。この表に平均と中央値を載せていないのは、22年分の360円がそのまま平均に入ってしまい、水準の目安として使えないからです。代わりに下の「年代別の平均」を見てください。
360円の固定相場から変動相場制になるまで
戦後の日本は、1949年4月23日のGHQ指令にもとづき4月25日から1ドル=360円の単一為替レートになりました。それまで商品ごとにばらばらだった為替レートが1本に統一されています(国立公文書館「日本のあゆみ」)。
1971年8月|ニクソン・ショック
1971年8月15日、ニクソン米大統領が金とドルの交換停止を発表します。日本は当初360円を守り続け、8月28日に相場の変動幅の適用を停止しました。ニューヨーク連銀の月報は、このとき円が即日4.7%上昇したと記録しています(FRBNY Monthly Review, October 1971)。このチャートでも、8月13日の357.35円から、データが再開した8月31日には339.85円に飛んでいます。
1971年12月|スミソニアン合意
12月18日、十か国蔵相会議(G10)が為替レートの再調整で合意し、円の基準レートは1ドル=308円になりました。切り上げ率は16.88%です(内閣府『昭和47年 年次経済報告』)。東京市場は12月20日を休場とし、21日から新しいレートで再開しました。チャートでは12月17日の320.36円が21日に314.98円へ下がっています。
1973年2月|変動相場制へ
1973年2月10日に東京市場が閉鎖され、12日に米国が10%のドル切り下げを発表、14日の取引再開から円は変動相場制に移りました。このチャートはニューヨークの値なので、段差が出るのは2月13日です。2月9日の293.26円が、13日には266.67円になっています。
プラザ合意と、円高・円安が大きく動いた局面
1985年9月|プラザ合意
1985年9月22日、日米英独仏の5か国(G5)の蔵相・中央銀行総裁がニューヨークのプラザホテルで会合し、ドル以外の主要通貨をドルに対して上げていくことが望ましい、という声明を出しました(合意文書の原文)。直前の営業日9月20日は240.10円でしたが、週明け23日は231.90円。1年後の1986年8月末には154.55円まで円高が進んでいます。
1995年4月|東京市場で79円台
1995年4月19日、東京市場で一時1ドル=79円75銭をつけました(内閣府『平成7年 年次世界経済報告』)。これは取引時間中の一時的な値で、同じ日のニューヨーク正午値は81.12円です。このチャートに79円台の点は現れません。
2011年10月|75円台と過去最大級の介入
2011年10月31日、東京市場で1ドル=75円32銭をつけ、当時の戦後最高値を更新しました(内閣府『平成23年度 年次経済財政報告』)。政府・日銀は同じ日に8兆722億円のドル買い・円売り介入を実施しています(財務省「外国為替平衡操作の実施状況」)。ニューヨーク正午値でいちばん円高だったのは、その3日前の2011年10月28日の75.72円です。
2022年以降|円買い介入と円安
2022年9月22日、政府・日銀は2兆8,382億円のドル売り・円買い介入に踏み切りました。円買い方向の介入は1998年6月以来です。続く10月21日にも5兆6,202億円を実施しています(いずれも財務省の公表実績)。
2024年|4月から7月にかけて4回の円買い介入
財務省が公表している日次ベースの実績では、2024年の外国為替平衡操作は4月29日に5兆9,185億円、5月1日に3兆8,700億円、7月11日に3兆1,678億円、7月12日に2兆3,670億円で、いずれも米ドル売り・日本円買いでした(令和6年4月〜6月期、令和6年7月〜9月期)。4月〜6月期の合計は9兆7,885億円、7月〜9月期は5兆5,348億円で、1月〜3月期と10月〜12月期はいずれも0です。2025年は4四半期とも0で、介入は行われていません。
2026年|4月から5月にかけて3回の円買い介入
2026年は4月30日に6兆2,787億円、5月4日に7,802億円、5月6日に4兆6,759億円の米ドル売り・日本円買いで、4月〜6月期の合計は11兆7,349億円です(令和8年4月〜6月期)。1月〜3月期は0でした。このほか月次ベースでは、2026年7月30日〜8月26日の外国為替平衡操作額が15兆3,993億円と公表されています(令和8年8月28日公表)。月次の公表には売買通貨も日ごとの内訳も載らないため、この15兆円あまりの中身は日次ベースの公表を待つことになります。
この間も円安の流れは続き、いちばん円安だったのは2026年7月29日の163.86円でした。同じくらいの水準が最後にあったのは1980年代です。期間ボタンの「全期間」を押すと、そのころと並べて見られます。
ドル円の年代別の平均
10年ごとに月末値を平均したものです。1940年代・1950年代・1960年代がぴったり360円なのは固定相場だったからで、市場で動いた値ではありません。
| 年代 | ドル円 |
|---|---|
| 1940年代 | 360.00円1949年4月〜1949年12月 |
| 1950年代 | 360.00円 |
| 1960年代 | 360.00円 |
| 1970年代 | 286.29円 |
| 1980年代 | 198.62円 |
| 1990年代 | 118.67円 |
| 2000年代 | 111.95円 |
| 2010年代 | 101.26円 |
| 2020年代 | 134.85円2020年1月〜2026年9月 |
各年代の月末値の平均です。その年代の全部がそろっていない端の年代は、実際に平均した期間を数字の下に添えています。
年末のドル円相場一覧
各年12月の月末値です。いちばん下の年はまだ途中なので、データのある最終日の値を「時点」欄に日付つきで載せています。
| 年 | 時点 | ドル円 |
|---|---|---|
| 1949年 | 12月末 | 360.00円 |
| 1950年 | 12月末 | 360.00円 |
| 1960年 | 12月末 | 360.00円 |
| 1970年 | 12月末 | 360.00円 |
| 1980年 | 12月末 | 203.10円 |
| 1990年 | 12月末 | 135.75円 |
| 2000年 | 12月末 | 114.35円 |
| 2010年 | 12月末 | 81.67円 |
| 2011年 | 12月末 | 76.98円 |
| 2012年 | 12月末 | 86.64円 |
| 2013年 | 12月末 | 105.25円 |
| 2014年 | 12月末 | 119.85円 |
| 2015年 | 12月末 | 120.27円 |
| 2016年 | 12月末 | 116.78円 |
| 2017年 | 12月末 | 112.69円 |
| 2018年 | 12月末 | 109.70円 |
| 2019年 | 12月末 | 108.67円 |
| 2020年 | 12月末 | 103.19円 |
| 2021年 | 12月末 | 115.17円 |
| 2022年 | 12月末 | 131.81円 |
| 2023年 | 12月末 | 140.92円 |
| 2024年 | 12月末 | 157.37円 |
| 2025年 | 12月末 | 156.80円 |
| 2026年 | 9月11日時点 | 153.71円 |
期間が長いので、2010年以降は毎年、それより前は10年ごとに載せています。すべての年を見たいときは、上のチャートの線に触れてください。
金利や実質実効為替レートと重ねて見る
ドル円だけを見ていても、円が動いたのかドルが動いたのかは分かりません。日米の金利差と並べるのは、金利の高い通貨に資金が向かいやすいと一般に説明されるからです。実質実効為替レートは、ドルだけでなく主要な貿易相手国の通貨全体と物価の差までならして、円の対外的な購買力を指数にしたものです。下のリンクを開くと、その組み合わせのチャートがそのまま出ます。
- ドル円 × 日米の長期金利差10年国債の利回り差と並べる
- ドル円 × 日米の政策金利差中央銀行が決めた金利の差と並べる
- ドル円 × 円の実質実効為替レートドル以外も含めた円の実力と並べる
- ほかの指標と自由に組み合わせる(経済指標チャート)日米の金利・為替・株価・PERを2本の軸で重ねられます
データの出典と更新日
チャートの数値は、米連邦準備制度理事会(FRB)が公表する外国為替レート統計(H.10)のニューヨーク市場・正午買相場です。東京市場の始値・終値や、その日の高値・安値とは一致しません。本文で東京市場の値に触れている箇所は、その都度出典を示しています。
この表とチャートの最高・最低・平均は、断りのない限り月末値ベースです。日々の値動きの中では、これより円高の日・円安の日があります。
- ドル円相場:FRB Foreign Exchange Rates (H.10)
日次は1971年1月4日から(ニューヨーク正午買相場)。1949年4月〜1970年12月は固定相場制の公定レート1ドル=360円を月次にのみ定数で表示(実際の市場取引値ではない)。1971年8月15日のニクソン・ショックで固定相場は終了。 - データ更新日:2026/09/20(半年に1回、手作業で更新しています)
このページは公表されている統計データを見やすく並べたものです。特定の銘柄や取引を推奨するものではなく、投資助言ではありません。投資の判断はご自身の責任でお願いします。データは出典元の公表値をもとにしていますが、加工の過程で誤りが含まれる可能性があります。正確な数値は各出典元をご確認ください。